九十七話 高難易度勝負
パーセンテージ無し、10%、20%と上がってきているロン・ジルファン、今は20%。20%でクートはロン・ジルファンのウィンドスラッシュにより、再び吹き飛ばされた。そして一人だけ残ったミラエルはロン・ジルファンとの対決
「覚悟しろよ、英雄ギルド!!」
斬りかかってくる
スキル 生成
氷剣を作り出して、ぶつかり合う
「武器を作り出すとはな、流石に驚いたぜ」
「それだけじゃありませんよ、この氷剣は」
スキル リオートウィップ
地面から出てきた鞭がロン・ジルファンを捕まえる
「へぇ、鞭で捕まえてどうする気だ?当てられない攻撃をするか?それとも当てられる攻撃をするか?」
「もちろん、貴方に確実に魔法を当てていきます」
スキル ランダムマルチプル・オルムストラール
氷ビームのランダム撃ち
鞭を外して離れる
「なんだ?」
前後からビーム
前後からのビームは避けられる
「っぶね、どっから湧いてきやがった?」
上下からビーム
上下からのビームも避けられる
「ランダムって訳か………!」
「スピードを上げてあげますからちゃんと避けてくださいね」
速度10倍
左右からビーム
シールドを張って左右からのビームをガード
「中々ズル賢いですね」
「こんなの抑えられればいいからな」
「でもシールドを張るより油断大敵ですよ」
「ッ!」
上下からビーム
上下からのビームをギリギリ避ける
「次は逃しません」
スキル 無限マルチプル・オルムストラール
全方向からビーム
「おい、マジかよ」
シールドを張るが割られる、ギリギリ避けるが少し掠れる
「くっ………なんだこいつ………」
凄まじい威力と量の攻撃に驚くロン・ジルファン
ここまで自由に扱えてここまで追い込めたのは急成長している証拠だ。ロン・ジルファンのパーセンテージが上がっている中、ミラエルは急成長してここまで追い込んでいる。これを急成長というよりかは才能と言った方がいい
この強さは今の20%より格上であることを知ったロン・ジルファンはすぐに次の段階へと移る
コマンドスキル パーセンテージ30%
30%に上がる
髪色が緑に変わる
「危険を察知して、すぐに30%に変えましたね。私の魔法は良く効きますから」
「ああ、さっきのは効いたぜ、だがここまでだ。お前の攻撃ターンは、次は俺のターン」
スキル ウッドバインド
下から木が生えてきてミラエルを縛り付ける
「また卑怯な戦法ですね、手足固定されて動けません」
「これで終わりだな、英雄ギルド」
「さて、それはどうですかね」
と言った瞬間、クートが斬り掛かる
「ッ!お前、まだ生きてたのか。しぶとい奴だ」
後ろへ下がる
「何縛り付けられてんだよ、ミラエル」
「最初は油断しちゃいます、それくらい許してください」
「はぁ………ったく」
縛り付けられていた鞭を斬る
ファルコ・クートは中々しぶとい、あんな攻撃を食らっていたのにまだ立ち上がる、この精神。諦めないというのは本当にあるみたいだ。だがだいぶ食らっているのか少々戦うのは無理がありそう、今のパーセンテージ30%を切り抜けるにはファルコ・クートは必須である。
再びクートは剣を構える、どうやらやる気のようだ。回復魔法を持っていたのか傷も少しだけ、回復魔法は1日に5回しか使えないシステムだ。回復魔法を6回以上使ってしまうと次の日は全身筋肉痛を負い、それが1週間続くという。経験した人が多々いる
「まだこの苦痛に立ち向かうか、ファルコ・クート」
「お前ももう分かってんだろ?俺がしぶとい人間だって事をよ」
「完全に潰したと思ったんだがな、仕留め損ねたか」
「あんな攻撃じゃ、俺は死なねぇよ」
ニヤつきながらそう言った
あんな魔法じゃ、ファルコ・クートは死なないと。まだまだ甘いと言っているが、これはまだ30%
さっきはなんとか勝ちましたが、次の30%はそうは行かないみたいですね。次の30%はなんとかじゃ勝てないかもしれません
スキル ドルヒ・ウィンドバレット
弾丸の変わりに短剣を詰めた銃が複数、中心には巨大な銃の中に巨大な短剣。もはや大剣
「お、おい、こんなん避けられるか?」
「私がなんとか抑えます」
スキル リオートシールド
氷の盾を張る
「抑えられるか?」
「貴方に勝つ為には耐えるしかありません」
「ふっ、見事」
一気に放つ
力いっぱいシールドで抑える、一つ分かっていることがある。多分女子では抑えられない、それを任せているクートはおかしいのである。この複数攻撃は終わらない
次は巨大な短剣銃
「肩とか掴んだら、耐久力上がるとかないか!あれは流石にミラエルじゃ、抑えられないぞ!」
「あります、クートさんが肩に掴んで魔力を譲渡してくれれば耐久力が上がります」
「わ、分かった!」
肩を掴むと魔力が吸われて耐久力が上がる
ロン・ジルファンは一言も喋らず、巨大な短剣銃を放つ。その巨大な短剣銃はシールドにぶつかる、かなりの威力、2人でなんとか抑え続けるがちょっとヒビが入る。さっきの小さい短剣銃より威力が数百倍、本来は抑えられ無いはずだがなんとか耐えている。
数分との耐久戦は巨大な短剣銃の威力が落ちてきてその巨大な短剣銃は威力が収まり、地面に落ちてミラエルが張ったシールドの勝ち
「まさか抑えられてしまうとはな、中々しぶとい奴らだ」
「それは貴方も同じですよ、それにあんな短剣銃を撃ち続けた挙句に巨大な短剣銃を撃つなんて化け物すぎます」
「はは、英雄ギルドが褒めてくれて光栄だな」
会話をしてしまっているが、まだ攻撃を与えられていない。与えないと次のパーセンテージにはいけないのである
ファルコ・クートは再び剣を構える
「当ててみろ、タダじゃおかないからな」
「元からタダじゃないだろ!」
攻撃を仕掛けるが、やはりシールドがある
シールドにぶつかった瞬間、クートはシールドから流れた静電気を受け、感電する。だがギリギリ避けたからなんとか心臓に届かずに住んだ、避け無かったら感電が心臓まで行って死んでいた。
しかし、ロン・ジルファンに電気属性を扱えるとは予想外である
「っぶね、やっぱり無闇に斬り掛かるもんじゃねぇな」
「もうちょっと警戒してください、クートさん」
「はは………すまん」
ミラエルは見ていた、斬り掛かる瞬間、シールドに静電気を譲渡していた。あの一瞬で静電気を流した、シールドはずっとビリビリしている。
電気属性の説明をしよう
電気属性はレアな属性だ、一人しか持ってないし、一つしか魔法はないという。それをロン・ジルファンは持っていた
「私の魔法ならどうですか!」
スキル マルチプル・オルムグラディウス
複数の氷剣
放つ
「無駄だな」
複数の氷剣は静電気とくっ付いて刃はこちらへ向く
「全部跳ね返してやるよ!来いッ!」
「馬鹿なヤツだな、素直に死ね!」
静電気がくっ付いた氷剣を放つ
スキル 雷龍
スキル ジガンテ・グラースバル
巨大な氷の球
「ふっ!」
氷剣を跳ね返す
静電気は受けるが、我慢して跳ね返し続ける。だが後一つの所で限界が来て膝を着いてしまう
「頼む!ミラエル!」
「任せてください」
巨大な氷の球を撃ち、残り一つの氷剣とぶつかる。その氷剣は押し返されたというよりは押し潰された、氷剣は巨大な氷の球によって破壊された。2人の上手いスイッチにより、跳ね返ってきた複数の氷剣を制覇した。
だがまだ静電気付きのシールドを破壊して相手に攻撃を出来ていない、これまた高難易度である。無闇に攻撃をすれば、感電し、ミラエルみたいに魔法で攻撃すれば、静電気付きで跳ね返ってくる。完全詰み状態である
20%は乗り越えられた、だから30%も攻略の鍵があるはず
「攻略の鍵を見つけて、必ずここを突破しましょう」
「ああ、もちろんそのつもりだ」
ミラエルとクートは30%の攻略の鍵を見つけ出して、この30%の壁を乗り越えられるのか




