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最初から最強ぼっちの俺は英雄になります  作者: ヒューガ
機械工場
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八十八話 姉妹みたいな2人

スネッル区


エレナside


飛ばされ事件から2日目に突入した、一日目から特に何も起こらなかった。変わることもない、ただ平和な生活を送ったエレナ。ルリシアが来たことで安心が生まれるのは嬉しいこと、騎士団ルリシアと共に2日目に突入して朝を迎えた


「おはよう、エレナお嬢様」


「おはようですわ、ルリシア」


「朝ご飯食べるか?食材は無いから、店に行くか?」


「ええ、エスコートよろしくですわ、ルリシア」


「お任せ下さい、エレナお嬢様」


手を繋いで店までエスコートする


歩いている途中、屋根上から人の気配がして振り向く


「どうかしたか?エレナお嬢様」


「屋根上から気配がしたのですわ、けれど見たら居ませんの………幽霊ですわね、きっと」


「ひっ、え、エレナお嬢様!私が居る前で幽霊とか言わないで!」


「あら、嫌いでしたの?ルリシアは」


「き、嫌い!幽霊の話題を出されると夜寝れなくなるんだ………」


意外と可愛い一面もあるルリシア


ルリシアにこんな一面がありましたのね、これはいじりがいがありますわね。ちょっといじて見ようかしら


ニヤッと悪い顔をして何かを企むエレナ


「昨日の夜、足音がしたのだけれど………あれってルリシア?」


「エレナお嬢様の隣で寝てたでは無いか、それに足音立ててな、ないぞ!」


「昨日のは幽霊だったかもしれないですわね、昨日の足音は」


「いやぁぁぁぁっ!何も聞いてないからなぁぁぁっ!」


顔を青ざめながら耳を塞いでどっかに行ってしまった


「ちょっとやりすぎてしまいましたわね」


どっかに行ったルリシアを探し始める


「何処に走ってしまいましたの~?もう怖い話はしませんから出てきてくださる~?」


探すが見つからない


「こういう時にマップね」


超便利マップを開いた


「あ、居たわね、これは………路地裏ね」


マップ通りに辿ってルリシアを探す


路地裏


「ふんっ、エレナお嬢様なんて知らない」


完全に拗ねている


「ごめんね、ルリシア」


「もう怖い話しないか………?」


涙目で言う


私服だから可愛いのか、女の子らしい一面を見せる


(涙目になってるルリシア可愛いですわね、でももう可哀想だから怖い話は無しね)


「ええ、もうしませんわ」


「本当だぞ!」


抱き着いてきた


「はいはい、本当ですわよ」


「うぅ………」


私の胸で呻いているルリシア


こう見ると懐かしい、あの時は逆でしたわね


回想


あの時のエレナとルリシアは完全に逆の立場


私が1番苦手な物はピーマン、ピーマンが本当に本当に嫌いで頑張って食べた時のお話


「こら、ピーマンくらい食べなさい!」


「嫌ですわ!ピーマンだけは嫌いってちゃんとお母様に言いましたわ!」


「ほら、エレナお嬢様、お母様もこう言ってるからピーマン食べた方がいいぞ」


「嫌ですわ!ピーマンなんか大っ嫌いですわ!」


この言葉を口にした時、何万人の農家の人を傷付けたか、まだ私は知らなかった。まだ小さいから


私はお母様に激怒された、泣きながら食べることに


「お母様のばか、食べてやりますわ!こんな野菜!」


一気に食べた


「食べれて偉いな、エレナお嬢様」


頭を撫でた


「偉いのですから、もっと褒めて」


ギュッとしていっぱい撫でた


「よしよし、偉いな、エレナお嬢様」


「優しくしてくれるのはルリシアだけですわ………お母様はいつもいつも私だけに厳しくて………」


「それも愛だ、エレナお嬢様。私の親も厳しかったからな、育てられるとそれも愛なんだなって分かってくるさ」


「本当ですの……?」


「本当だ」


愛は大人になってから分かるとルリシアから言われた


好き嫌いはルリシアにもあった、ルリシアが隣に居るお陰でピーマンが好きになった。嫌いな食べ物は克服した


回想終了


ルリシアside


「どうしたんだ?エレナお嬢様」


「懐かしいですわねと思いまして、ピーマンの好き嫌いが」


「あの時は逆だったな、エレナお嬢様も大人になってきたものだ。ちゃんと引き継がれているのだな、これは」


「ピーマン食べるごとに頭を撫でてくれたのは忘れていませんの、あれのお陰で私は好き嫌いが無くなったと言っても過言ではありませんわ」


私が毎日隣に居たせいか、私の事をお母様と呼んでしまった事は内緒にしておこう。


私はエレナお嬢様にとってお母様みたいな存在だったのだろうか、お母様と呼ばれた時は少し嬉しかった。エレナお嬢様も成長してしまったな、可愛いのは相変わらずだが、それに母性が加わったからお母さん身を感じてしまう


「お母さんみたいだな」


「なんですの?急に」


「いやなんでもない、エレナお嬢様を見るとお母さんを思い出すからな」


「そういえばそうね、ルリシアのお母さんの話聞いたことありませんわね」


「私のお母さんは病気で亡くなったんだ、私のお母さんも騎士団だったんだがな」


「そうなんですの?私が産まれる前かしら、お母様から聞いたことありませんわね」


私のお母さんの話は少しやめておこう、エレナお嬢様は気を使ってこの話を辞めた。


多分この話をこれ以上続けたら、私のメンタルが持たない。お母さんは私の憧れであり、大好きな家族だった


「私、家族の話をするなんて無礼ですわね、ごめんなさい」


「気にするな、過去を話すと気が楽になるな」


「ルリシア………」


エレナside


少し無理している様子のルリシア、親の事を話してからずっと


私はルリシアの手を取り


「え?エレナお嬢様?」


近くにある、ゲームセンターへ連れて行く


ゲームセンター


「な、なんだ?ここは」


「お兄様が良く語っていたんですの、ゲームセンターって言う場所。たまたまそのゲームセンターがあったから行きますわよ、今はここで楽しみますわ!」


「え?えぇっ!エレナお嬢様ーー!」


手を引っ張ってゲームセンターの中に入る


「爆音だな………鼓膜が破れる、エレナお嬢様」


「慣れますのよ、これも特訓ですわ!」


「えぇっ!?」


ゲームセンターに入って2時間後


「はぁ、はぁ、エレナお嬢様………元気すぎないか………?」


「若い子は元気じゃないといけませんわ!ルリシアも若い分類なのですから、いっぱい遊びますわよ」


(まずは今を楽しんだ方がいいな、私もまだ若い訳だし、存分に遊ばないといけない。エレナお嬢様と遊ぶとするかな)


再びゲームセンターで遊びまくった………遊びに夢中になり、気付けば夕方。少し夢中になりすぎた、エレナとルリシア


遊んでいると時間は早く進む為、止まって欲しいなと思いましたわ。


最後はUFOキャッチャー


「やっぱりロボットですわね、UFOキャッチャーの中身は」


「とりあえずやってみるか、銅貨1枚を入れると………」


銅貨1枚を入れた


「エレナお嬢様、先にやるか?」


「良いんですの!?やります!やりますわ!」


「ああ」


動かしてアームで掴もうとした瞬間


そのロボット人形が物凄いスピードで横に動いた


「今………動きましたわね………」


「動いたな………掴まえるぞ!エレナお嬢様!」


「もちろんですわ!」


銅貨1枚を入れ、何度も挑戦するが掴めない


「んもう!なんなんですの!?大人しく掴まりなさい!」


銅貨1枚を入れる


だがまた掴めない


「くぅーーっ!!ムカッと来ましたわ!」


「ふっ」


「笑ってないでルリシアも手伝ってくださいましーーっ!!」


「ああ」


ルリシアside


2時間の勝負でやっと取れたのはいいが………力尽きてエレナお嬢様が眠ってしまって、私が今おんぶしている


「今日は楽しかったな、掴まらないロボット人形にずっと笑っていたな」


夜空を見上げる


「エレナお嬢様は妹みたいで可愛くて愛おしくて、こんな義妹である妹を大切にしたいって思った」


綺麗な夜空を見ながらそう言った


義理でも姉妹のような日常の物語でした

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