七十八話 主人公という名の最強
翌日
外に出ると
「レンさーーん!」
「おう」
ロボットを操縦して現れた
「早速乗りますか?」
「乗る、慣れないとな」
「ですね!頑張りましょう!」
ロボットに乗る
モニターにカノンが移る
『操縦の仕方を説明しますね!まずは右レバーを前に倒すと前進します!』
右レバーを倒す
前進を始めた
「おぉ~、すげぇー!」
『感動しますよね!凄いですよね!!』
「めっちゃ凄いぞ、これ!ゲームで乗れるなんて最高だ!」
『私も褒めてください!頑張りました!』
「凄いぞ!カノン!」
『えへへ、こほんっ………次は左レバーを倒すと後ろへと下がります!』
左レバーを倒す
後ろに下がった
「おぉーー!!後ろに下がるだけで感動する!」
『ですよね!』
これがロボットオタクである
『両足のレバーは攻撃ですね!』
「攻撃か、こう!」
右足で右拳攻撃
左足で左拳攻撃
「うぉーーー!ロボットだぁぁぁ!」
『攻撃してる姿かっこいいですよ!!』
「マジ!おりゃーーー!!」
子供みたいにはしゃぐ
ロボットに乗れて嬉しいのだろう
「この赤いボタンはなんだ?」
『赤いボタンはですね、必殺技です!ですが1回しか使えませんので大事な時に使ってください!』
「必殺技!しっかりと大事な時に使わせてもらう!」
『はい!』
ロボットから降りた
「ふ~押す時結構力が必要だから手が疲れるな」
「すみません!」
「いや、大丈夫だ、めっちゃ良いロボットだから」
「本当ですか!ありがとうございます!」
次にやること
犯人を引き摺り出すこと
正味犯人は分からない、居場所も分からないし、犯人………
「そういえば、施設を掃除してるあいつは元気にやってるか?」
「最近見てませんね、見ていきます?」
「ああ、頼む」
嫌な予感はする
嫌な予感はまたもや当たる、それは施設で掃除していたはずのあいつが居なくなっていた。逃げられたのかもしれない、一緒にやっていた従業員が倒れていた
「逃げやがったな、あいつ」
「ちゃんと見張れば良かった……!すみません!私の不注意で!」
「いや、カノンのせいじゃないから大丈夫だ、それより早く探し出すぞ。逃したらまずい」
「はい!英雄ギルドの皆さんを呼んで街の人に情報を聞くよう言ってきますね!」
「頼む」
最初からおかしいとは思っていた、なにか企んでそうな顔だった。早めに気付けば良かったと後悔しているレン
あの時点で拘束しとけば良かったかもな、ちょっと作戦ミスだ、機械施設なら更生してくれると思ったから施設に入れたんだけど、間違いだったのかもしれない
宿の人に情報を聞き出す、施設から出て行くのを見たって人が複数居る。何かに怯えて走っているのを見たって人も居る
「嫌な予感しかしないわね」
「同感だ、俺も嫌な予感しかしない」
ロボットを乗った誰かが現れた
数体連れて
「オールスターかよ」
「やっと姿現したわね、しかも数体連れてというずる賢い」
タイミングバッチリでカノンが
「ロボット持ってきましたーーー!!」
「グッドタイミングだ、カノン」
「もう来てたんですね、早速乗りますか!」
「ああ」
ロボットに乗る
『ロボット出来たのね』
『中々似合うじゃないか、レン』
「だろ?」
このロボットを見て、このロボットを操縦して思ったことがある
このシュチュエーション、この物語、このロボットバトル
「はっ、アニメみたいで最高じゃん」
主人公にならなくても主人公になってもどうでもいい
今は紫織の仇を取るだけに集中する、シスコンは怒り始めたら地球が割れるくらい危ないってことを証明させるんだ
右拳攻撃
ぶつかり合う、拳と拳
「マジで苦しいとかじゃなく、マジで感動」
『そやつは任せたぞ!私達は他のロボットを倒す!』
「ああ」
両手を掴み合う
主人公なんてならなくていいからこいつにぶっ飛ばす力を今
”家族”の為にこいつをぶっ飛ばす
なんか脳内会話が始まる
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レン君は主人公だから大丈夫だよ
主人公なんて要らないよ、みんな集中だし
レン君が主人公だからこの物語が続いてるんだよ?
続いてるから仲間を失ったんだよ、お前はあれか?俺の精神を殺す人か?
違うよ、応援してるんだよ、頑張ってレン君………いや、王井蓮君
は?なんで知っ
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切れた
(あいつがなんで俺の名前を?ってダメだダメだ、今は戦いに集中しなくてはならない)
「これで決めるか、主人公なんだろ、ならこの一撃で終わらせる!」
必殺技 ライトニングブレイク
雷光を腕に纏い、ロボットに一撃を与える
バコンッと鈍い音がする、ロボットは凹み、膝を着く
戦闘不能なのか、ロボットから出てきた
「ふぅ、終わったか、とりあえず出よう」
ロボットから出た
「さて、どうする?」
「第0帝王国に報告するしかありませんね!」
「もうそれしかないわね、ロボットも無断で使い、従業員も倒しているのよ」
土下座して謝罪してくるがこれに関してはどうにもならない
彼は救いようがないことをしてしまったからだ、1回は見逃してやったのに2回目となると救えない
「だ、第0帝王国だけは……!」
「救いようがないことをしてしまったんだ、君は」
「もう第0王国に送るな、莉乃香頼んだ」
「ええ」
スキル テレポート
証拠と共に第0帝王国に飛ばした
クエスト7-2「操縦ロボットをロボットで対抗して撃破せよ」
がクリアされました
「意外と力使うから肩凝る、ロボット」
「なら肩揉みしてあげるわよ?」
「頼むわ」
肩揉みをしてくれる
「良い力加減、マジで助かった」
「良かったわ」
「ロボットのレバー修正しますか?」
「ん~出来ればして欲しいかもな」
「やります!今すぐやってきますね!」
物凄いスピードで機械施設に戻った
「早すぎだろ、まぁ、元気なのはいいが」
「あの子は最初から元気だね、お兄ちゃん」
背後から聞こえる、妹の声
振り向くと
「「うわぁぁぁっ!」」
驚く、莉乃香とレン
「びっくりした………って紫織じゃないか!」
「紫織!」
すぐさま抱き締める、兄のレン
「お兄ちゃん、苦しいっ」
「良かった………本当に………!」
「命に別条無くて良かった、お姉ちゃんの回復魔法でなんとかなったから」
「ありがとう、莉乃香」
「べ、別にっ、大したことはしてないわよ………ふんっ……////」
内心は喜びまくっているだろうか、少し照れている
家族がこんな元気に生きているだけでこんなにも嬉しいのだろうか、やはり家族は大事にするもんだとレンは思った
「ロボットで対決してたの?壊れたロボットがあるけど」
「紫織の仇を取ろうとロボット対決を頑張ったんだ」
「ありがとう!お兄ちゃん!嬉しい!」
「本当か!頑張った甲斐があった~」
「シスコンね」「シスコンだ」
「シスコンですわね」「シスコンですね」
とシスコン呼ばわりされた
これは新手のいじめなのだろうか、妹愛は無限だろ!
「妹好きは良いことだ!」
「私より好きなのかしら?」
「いや、それは莉乃香の方が好きに決まってるだろ!」
「っ/////そ、そう/////」
またラブラブ会話が始まった
もう結婚しろ!コイツら!とみんな内心で思っている
「今日はみんなで飯をたらふく食おう!」
「そうね、今日はいっぱい食べるわよ、だからまずは食材を買ってこなくちゃならないわね」
「私が着いていくぞ、莉乃香」
「ええ、他は家で待ってて」
「「は~い」」「分かりました」「ええ」
食材を早速買ってきて、今度はみんなで料理してカレーを大盛り作り出し、カノンも呼んでみんなで食べた
腹が減っては戦ができぬって言うからな、いっぱい食べた。
ちなみに第0帝王国から手紙が届いた、ロボットを奪い、従業員を怪我させた罪で死刑にさせたと流石にやりすぎでは無いかと思ったが、それが第0帝王国のやり方だと忘れていた。
機械工場での物語はまだ続く




