五十七話 終わらない朝
昨日の夕方
クレアside
レン達とお別れしてから数時間が経った、馬車とか無いから歩きで行くしかなかった………私はルリシアと修行する為に再び第三王国へと戻る事になった
「レンに怒鳴っちゃったなぁ………帰ったら、レンに謝らないと」
待っててね、レン、強くなってまた戻ってくるから
レンside
朝
昨日はあの戦いが終わってから、お腹いっぱいになるくらい満足した。莉乃香と飯食ったしな………後は祭りで日本にあるものとか、例えば、わたあめとかキュウリとかたこ焼きとか焼きそばとかだな。これは全部店長さんが提案してみんなで作ってくれたらしい、街の人からのお礼みたいだ、沢山の人からありがとうと言われた
「おはよ、蓮」
「おう、おはよう」
「今日は何が起きるか分からないから、しっかり準備しておくのよ」
「だな………あの終わらない夜みたいにまた経験するのなんか嫌だしな」
「あれで分かった事は重傷者………または対象外の人物は時間を戻す事は出来ないってことね」
「そうなのか?良く分かったな」
「蓮の話を聞けば分かるわよ」
「流石だな」
時間戻り条件
重傷者じゃない、死んでいない、対象外の人間じゃない場合に発動する時間戻り
後正しくないことをした場合
時間が戻らない条件
重傷者である、そのクエストで死んでいる、対象外の人間である場合は時間戻りが発動しない
とその時だった
『なんだー!?』
『お、おい!隕石だぞ!』
『いや流星群みてぇな、降り方だ!』
『複数の隕石がこちらに!』
帝国の外から聞こえてくる声
窓の外を見た
「やばい、あれ、帝国に当たる」
「なんなのよ、あれ!」
スキル アイスシールド
帝国全体に張る
複数の隕石が当たって抑えきれない、だがこの数は絶対に抑えきれない。まずい、このままじゃ破られる!
「くっ!」
「もうヒビが入ってるわよ!」
「分かってる!」
(止めらんねぇ!)
シールドが割れて帝国へと落ちる
するとゲーム内アナウンスが流れる
全滅した為、時間が戻されます
はは、まじかよ………
時間が戻される
記憶は無い状態だ
「ふぁ………ぁっ………おはよう」
「おはよ、良く眠れた?」
「まぁな」
「お兄ちゃん、私にもおはようしてよ!」
「おはよう、紫織」
「おはよう、ブラザー」
「あれ!?お兄ちゃんは!?」
「ブラザー」
「ぎゃぁぁ!やめろぉぉ!」
横に何故2人が寝ていたのかはまぁ、置いておいてと………なんか悪い夢見たんだよな、なんか覚えてないけど。やばい予感がする
その時
外から声が聞こえてくる
『なんだー!?』
『お、おい!隕石だぞ!』
『いや流星群みてぇな、降り方だ!』
『複数の隕石がこちらに!』
複数の隕石が落ちてくる
「な、なんだあれ!」
ガチャッ
「朝ご飯買っていたら、やばい事になってますよ!」
「ああ」
「隕石………でもこの国で起こるのは10年後なはずですわ!」
そう噂に聞くと、このまぁ、流星群と呼ぼう………この流星群は後10年後経ったら起こるもの、でも流星群を降らすスキルも実はあるらしいんだ。だからそれのせいかもしれないな
これをどうやって止めるかだな、時間戻りするか?全滅したら、情報共有すら出来ないからな
スキル アイスシールド
「とりあえず時間稼ぎするから作戦を考えるぞ」
「………前の炎の皇帝クエストの時、主が居たわよね?」
「また主が居る可能性ありますわね」
シールドなんか一定時間しか持たん、まだこの武器に慣れてないからな。慣れたら天才だな………しかし、また主が居るとかまじかよ………やだなぁ、動きたくないなぁ
「そうか、んじゃ、もう持たないから誰か時間を戻し、数分前の俺に情報をくれ」
「私がやるわ、私が情報を渡す…………だから勝つのよ、このクエストは」
「ああ」
「命軽すぎません?」
「命重い方が嫌だろ、疲れるし、軽かった方がなにかとギャンブルに掛けやすいしな」
「お兄様は変な人ですわね………」
「やめてね、普通にお兄ちゃん傷付いちゃう」
「じゃ、行ってくるわね」
「ああ、またな」
スキル テレポート
彼女はテレポートで範囲外に行った
隕石で莉乃香以外全滅
ゲーム内アナウンスが流れる
時間が戻されます
莉乃香side
朝
(私が先に起きて、まず外を見よう)
外を見たが、まだ居なかった
「ふぁ………ぁっ………おはよう、莉乃香」
「おはよ、蓮、早速で悪いけれど聞いてくれる?」
「ん?何を?」
「いいから聞いて」
「お、おう」
私は急いで蓮に情報を共有した
蓮なら察してくれるはず………察して蓮……頼れるのは蓮しか居ないの、お願い
「なるほどね、要するにその隕石が落ちて来る前にそいつらを倒せばいいんだよな?」
「蓮なら分かってくれるって信じてたわ」
「お前の彼氏を舐めんなよ~?」
「ええ、そうね」
急いで皆にも情報を共有した
皆はすぐ理解してくれて本当に助かった、本当に時間が無い………探すのは多分無理、探知スキルを持っている人も居ない
クエストミッションが解放されました
ミッション1「1人も死なずに撃破」
ミッション2「1個も隕石を落とすな」
ミッション3「主を撃破」
「蓮、紫織、来たわね?」
「うん、だけど………」
「無理があるな、これは」
外から声が聞こえてくる
『なんだー!?』
『お、おい!隕石だぞ!』
『いや流星群みてぇな、降り方だ!』
『複数の隕石がこちらに!』
始まってしまった
「蓮!シールドを最大で抑えて!」
「最大っつってもな………まだ使い慣れてる武器じゃねぇしな」
「お願い!」
「仕方ない」
スキル アイスシールド
帝国の周辺に張る
だけれど、耐えれるのは数分………その間に情報を入手する、それか当たる前に倒すしかないわね。でも情報を得ないとこれをクリア出来ないわ……
「俺が死ぬまで時間を稼ぐ、だからその間に奴らに勝ってくれ!行け!みんな!」
「分かった!」
「絶対耐えるのよ!」
「ああ!」
汗をかいている、時間がない
私達は外に出て主と炎の帝王を探す
暫く探していると外に普通に立っていた
「あぁ、見つかったか」
これも神級モンスターね
「行ける?みんな」
「はい、準備は万端です!」
「俺と勝負か、いいだろう」
Lv200
プレイヤー!?って気にしてる場合じゃないわね
威圧が凄い………蓮は良くも戦えたわね、私だったら、怯えてるかもしれないのに………今手が震えてる
独り言を喋って居ると
斬撃が来た
「っ!避けて!」
食らう
「あ゛ぁ゛ぁ゛ぅぅッ!!」
「エレナさん!」
「主力からやって行くって訳ね、上等よ!」
この前まではサブ武器使っていたけれど、こっちは本気の時に使う武器………杖よ。私より強いけれど、でも傷くらいは付けられる
杖を構えて
スキル ソーンマグマ
ここで取得した、新たなスキル。触ったらやけどしそうな棘の50本が主と炎の帝王へ
「温いな、やれ、ゲボルグ」
「ゲボルグ………ゲボルグ………って………500年前に絶滅したはずですわよ………復活させられたとして……ケホッケホッ………もSS級の杖魔法が必要なはずですわ………!」
「もし私がSS級の杖魔法が使えたとしたら?」
「SS級杖魔法は3人しか居ないんですよ、もしかして貴方がその3人の中の一人だったり………」
「その通りだ」
杖魔法には階級がある
F級
E級
D級
C級
B級
A級
S級(3人)
SS級(2人)
SSS級(1人)
私はA級、対してこの人はSS級………離れているし、めちゃくちゃ強い。だから勝てない
「雑談はいいか?てかもう終わりだな」
「え?」
(もう蓮が持たない!)
「行って、莉乃香お姉ちゃん!早く!」
「分かったわ、約束する、次は絶対勝つって」
「うん、約束だよ、お姉ちゃん」
スキル テレポート
エレナside
「お前はこいつらをやれ、俺は逃げた奴をやる」
「行かせません」
「仕方ない、範囲を広げろ、こいつらは始末だ」
一瞬で範囲を広げた
もう終わりですわね、後は託しましたわよ、莉乃香さん
全滅
ゲーム内アナウンスが流れる
時間が戻されます




