表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最初から最強ぼっちの俺は英雄になります  作者: ヒューガ
コールド帝国
48/471

四十八話 消された記憶


エレナside


「ん………ふぁ………ぁっ………」


今日も早起きだった、みんなはまだ起きてない、ちなみにアテナさんはもう目を覚ましている、ゼウスさんは大号泣だった


「顔洗って来ようかしら」


いつも通りにベッドから降りて、いつも通りに顔を洗いに行こうとしたら………ベッドに1人居ない………ミラエルがそのベッドに居なかった


「え?ミラエル?」


なんとミラエルがそこに居なかった、ベッドの上には手紙一通だけ


「手紙?」


手紙を開く


英雄ギルドの皆さんへ


私がブラックナイトを呼び寄せた、あれはただの偶然なんかじゃありません。だからすみません


私はお母さんの元へ帰ります


英雄ギルドも抜けます


「嘘よね?あれを仕組んだのがミラエル?」


てことはこの数日で裏切ったってことなの?確かに過ごした時間は少ないけれど………裏切るって感じがしなかったじゃない、しかもブラックナイトを呼び寄せたって?ちょっとふざけたこと言わないでちょうだい


私は英雄ギルドのみんなに説明した


「嘘だろ………」


「あの時の氷姿の少女ってミラエルさんだったんですね」


「あの時のってな~に~?」


「事件が起こる数日前の事、私はミラエルさんに凍らされたんです」


「なんだと!?」


「その後、ブラックナイトに氷地下ダンジョンに向かえって指示したのはミラエルなのね?」


「はい、また確証は無いですが」


見つけたら説教よ、ミラエル


レンside


俺達は村の人々に謝罪をし、そしてリンジェのお母さんにも謝罪をし………怒らずに、怒りをあらわにせず………俺は悪くないとだから謝らなくて大丈夫だと言ってくれ………俺はその優しさに涙を流した………いっぱい泣いた後、俺は決意をした………リンジェが帰って来るまで強くなると………だからお互い強くなって再会がしたい、またリンジェと一緒に旅がしたい………仲間が1人居なくなるだけでもこんなに寂しいんだな、また会えるといいな


「ね、レン」


「ん?」


「ルリシアの第2武器が弓だったのは知ってる?」


「いや初めて聞いたな」


「第2武器なんかあるんだ、騎士団の中では普通なの?」


「普通では無いと思う、ハートブレイカーは寿命を削る武器……もし扱うなら、覚悟して扱うしかないね」


ハートブレイカー


心臓から取り出す武器、ちなみに血がぶしゃって出る訳では無く、心臓に手を当ててある言葉を放つ


ハートブレイカーと


だが声には出さなくていい………声に出したら、多分恥ずかしい………だがこれを使うには寿命を削るらしい


「なるほどな、それって第一王国と第二王国もそうなのか?」


「うん、王国の騎士団はみんな使えるよ」


「使ったことはあるの?」


「ううん、まだ使ったことない………大事な時に使う」


「大事な時って?」


「レン達を守る時」


「俺達を?」


「うん、恩返し出来てないから………」


「そこまで大したことしてないから、別に気にしなくていいのにな」


「私が気にする、返しきれないほど助けられたから」


これじゃ、断ることが出来ないな………仕方ない、リノアがそう言うんだったら、従うしかないな。第三王国で暴れ回っちまったしな、そりゃ返しきれないか………こうやって感謝されるのなんだか嬉しい気持ちになるな


「リノアが気にするんだったら、お言葉に甘えるわ」


「頼み事あるんだけど、いい?」


「クレアが?いいよ」


「もし、私達が危険な状況………または勝てない、やられそうな状況だったら、私達を助けに来て欲しい」


「その時は騎士団みんなで駆けつけに行くから大丈夫、レンやクレア達は絶対に死なせない」


(心強いな………もし騎士団を敵に回してたら、絶対負けてた気がする)


リノアと話をしながら、馬車を進めた………どうやら、コールド帝国まで送ってくれるらしい。そこまでやらなくてもいいぞとか言ったら、これも私からのお礼って言われて断れなかった。まぁ、歩きだと時間がかかるからな有難いかもしれない。


そしてまた1泊して進み、1泊して進みの繰り返しでやっとコールド帝国に到着した


「着いたよ」


「おう、ありがとうな、リノア」


「ありがとう!リノア!」


「ううん、気にしないで………あの、レン」


「ん?どうした?」


「また会いたい」


「今は冒険中だから、いつ会えるか分からないが………帰れる日が来たら、そっちへ向かうよ」


「うん、待ってる」


俺も転移スキル持ってりゃ、いつでも会いに行けるんだけどな………クレインから教われば良かったわ。転移スキルって入手がめんどいから取らなかったんだよな、今になって後悔してる


そして俺達は再び仲間の元へ


「お兄様!クレア!」


「ダーリン!クレア~!大変だよ~!」


「どうしたの?」


「今朝、ミラエルが宿から居なくなってたらしいんだ」


「なんだって!?」


「私達が居ない内にそんな大変な事が起きてたの………」


居なくなった原因も、ミラエルが裏でブラックナイトと手を組んでいたことを説明してくれた


「馬鹿な………」


「あれをやったのは全部ミラエルってこと………でもなんで、そのお母さんに命令されてやったとかないの?」


「有り得ますね、でも100%とは限りません」


俺らより出会う前からやってるんだもんな、相談もクソも無いか………アイツを分かってあげられなかった、俺らが悪い。けどよ、直接お別れを言いに来なかった、ミラエルはちょっとお説教だな


「ったく、帰ってきたら説明だ」


「ダーリン、何処行くの~?」


「ミラエルを探してデコピンの刑だ、そうしないと気が晴れない」


「もう少しで日が落ちますわよ~?」


「知らん」


(あれは誰にも止められないね、私も着いてくしかないよね)


クレアもレンと一緒に向かった


「ちょ、クレアまで」


「あれが未来のゼウスですね」


「ああ、昔と変わらねぇ」


「ふふ、私達も行きましょうか」


「おう」


結局みんなで行った


と、その前に情報を、今ミラエルは何処にいるのか………ミラエルのお母さんに命令されてるんだとしたら、ミラエルのお母さんは何の目的で従わせてるのかを知りたい、だから世話になった武器屋のおっちゃんに聞こう


「ミラエル?すまん、誰なんだ?」


「いやいや、俺と一緒に居た子だよ!ほら、秘密にしてたやつ!」


「すまんな、兄ちゃん………本当に誰だか分からないんだ」


「本当に1回会ったことあるの?」


「ああ、けど………覚えてないみたいだ、すまん、おっちゃん」


「いやこちらこそ、力になれなくてすまんな」


どういう事だ?なんで覚えてないのかが分からない………記憶が消されたのか?まぁ、いい、ギルド登録した場所に行くか、名前なら覚えてるかもしれないからな


ギルドへ向かった


ミラエルがギルドに入ってるかについて聞いたが


「ギルド?英雄ギルドにそんな人は登録されてませんでしたよ?」


「ミラエルだぞ?一緒に登録した、ミラエルって名前」


「登録した英雄ギルドのメンバーをご確認してください」


英雄ギルドのメンバーを確認した


メンバー


隊長 レン


副隊長 クレア


リンジェ


エレナ


キャシー


ゼウス


アテナ


「本当に居ないみたいだな」


「街の人の記憶から消されたんでしょうか………」


(これもまた、ミラエルのお母さんの仕業なのね………だとしたら、相当悪意があるわ)


「ね~ダーリン~今日はもう休も~?」


「そうだぞ、今日帰ってきたばかりなんだろ?寝た方がいい」


「日が暮れちまったし、寝るか」


宿に戻る


「なあ、ゼウス」


「ん?なんだ?」


「おっちゃんとギルドの人から記憶が無くなったのはやっぱり、ミラエルのお母さんのせいなのか?」


「ああ、ミラエルと話した………名前が無いとなれば、考えられるのは一つ、記憶抹消スキルだ」


「ま、マジかよ………」


「しかもそのスキルは300年前にあったはずなんだが、これは危険なスキルと見なされ、消されたはずだ」


300年前だと?しかも消されたスキルなのに、あの氷の女王は持っていたという事は………300年前に居た人か、300年前のスキルを何処かで入手した。でもどうやって、どんどん考えごとが増えて疲れてきた………マジで寝た方がいいな、これ………明日もまた情報収集に頑張ろ、今日はもうおやすみをしよう


「今日は寝るわ、考えすぎて疲れた」


「おう、おやすみ、レン」


「おやすみ」


電気を消して眠った

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ