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最初から最強ぼっちの俺は英雄になります  作者: ヒューガ
コールド帝国
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四十七話 謝罪

私とレンでリンジェをカインド村まで連れて行こうと思ったけど、足が持たなかった………私達はローズ王国で1泊しようした時にルリシアとリノアと再会した……歩き移動は厳しい為、馬車でカインド村まで連れて行ってもらえることになった、そして今移動中である


「夜になってきちゃったね」


「ああ、早いな……まだスレイヴ街に着いてすらないからな」


「これ以上暗闇の中を進む訳にはいかないから、今日は馬車の中でで泊まるよ」


「うん」


「ああ」


今日中で着くのは無理みたい


あの時、疲れずに着いたのはなんでだろう?バフがかかってたとか?キャシーとかやりそう、バフ系


「クレアは寝ないのか?」


「うん、まだ大丈夫かな」


「そうか、私とリノアはもう寝るから」


「おやすみ」


「ああ、おやすみ」


2人は寝た


私は外の夜空を眺めている


(ずっと平和になるとは限らないんだね………旅はやっぱり甘くなかった、カインド村の時から………私とリンジェは弱い………他のみんなが成長して行く中、私達だけブラックナイトを倒せる力を持ってない………でも聞いた感じ、ブラックナイトは良い人そうだった、あのトップ3以外………でもサカキは敗れて、残りはトップ2とトップ3だけになった……私達は王国で戦おうって約束したのに、なんで今出てきちゃったんだろう……)


レンside


「クレア、眠れないのか?」


「わっ!!びっくりした、レン」


「あはは……すまんすまん、隣良いか?」


「うん、どうぞ」


「失礼するよ」


座る


「そういえば、レンにクエストって来た?」


「クエスト?なんのことだ?」


「来てないんだ………あれは私限定のクエストだったんだね」


「私限定?何言ってるんだ?」


てかクエストなんかいつ来たんだ?まぁ、俺が寝てる時だろう、クエストって言ってもどんな内容なんだろうか、気になる所ではあるが………聞いてみるとするか、ていうかなんで俺には来なかったのか?情報くらいくれたっていいのに


「んで、内容は?」


「ルリシアに稽古をつけてもらうって言うクエスト、ボーナスは1日5時間で1Lv上がるの」


「…………なるほどな、別に行っても大丈夫だぞ………これからは俺一人で良いし、俺一人で十分………1人でやらないと、1人で戦わないと、また仲間に迷惑かけないようにしないと………頼りたくない、頼ったら、また失う」


「レン、私は行かないよ」


「え?」


「私はレンの隣にずっと居るって決めたから、行かないよ」


「でも………俺なんかと一緒に来たら、また失うことになる………」


「ううん、失わない………例え、何があってもレンの傍に居たいの、ダメかな………?」


「っ…………」


そんな断ることなんて出来ない、俺も一緒に居たい………支えてくれる仲間が欲しい………頼りたい、隣に居て欲しい………俺が出来ないことをやって………俺にだって出来ないことがある、人間だからさ、一つや二つくらいあるだろ?だから………クレアは隣にいて欲しいかな………ちょっと欲望が強すぎるかもだけど


「死ぬまで隣に居てくれ」


「告白?」


「してねぇよ………」


「リアルだったら、女の子惚れちゃうよ?」


「俺に惚れるやつなんて居てたまるか」


「分からないよ?例えば、私とか」


「・・・・ん?」


今、クレアなんて言った?居てたまるかの答えに………私とか?私とかってなに?ぼっちはそういうの気になって晩眠れなくなるからやめようね、ぼっちは勘違いしやすいから………てかマジでどういう事だ?ふむ………これを鈍感と言うのか?なんかいつも莉乃香に言われてたな……鈍感なのよ!とか、鈍感ってなに?って思ったけど、こういう事だったのか、これって鈍感なの?マジで分からん


「って冗談だよ~、マジになっちゃった?」


「やめろよ………ぼっちには苦しい」


「だってレンには莉乃香が居るもんね」


「まぁ、そうだな………」


これは回想と言えるのだろうか、まあ、回想にしとく!追加回想……うん、それにしよう


回想


あれは俺と莉乃香とが話してる時だったな、俺が元カノって説明したろ?あれも間違いだ、俺の勘違いだったらしい……振ったじゃなく、素直に言えなくて俺が振ったと勘違いしたらしい………恥ずかしくね?マジで、それに関して謝られたのがこちら


「ごめん……わ、私素直じゃないの分かるでしょ」


「い、いや………勘違いした、俺が悪いから」


「………嫌ってない……?」


「あんなに莉乃香好きだったのに、急に嫌いになるか?」


「確かに………じゃあ……まだ私達は付き合ってるのよね?」


「そうなるな、彼女っつっても会える機会が少ないけどな」


「………寂しいからすぐ来てよ……」


「ん?なんて?」


「寂しいからすぐ次の目的地に来なさいよ!来ないと私から向かうわよ!!」


「お、おう………来てくれるの助かるけど、まぁ、急いで行くわ」


「その時はまた喋ってくれるのよね?」


「喋るというか、問い詰めるだろ、莉乃香は」


「あ、あれは………れ、蓮が悪いのよ、他の女の子と居残り勉強するから………私とだけでいいの、蓮は」


「嫉妬心高くて可愛いな、お前は」


「か、可愛くないわよ!/////ばか蓮!ばかばーか!////」


「えぇ………」


これである


回想終了


だからただの勘違いだ、よりは戻った……再び莉乃香は彼女になってくれた……しかも照れるの可愛かったな、ツンが無くなった感じか?まぁ、デレも可愛いけど………ツンもツンで良い所あるから、可愛いと思ってしまう


「羨ましいな………」


「ん?なんか言ったか?」


「んーん、なんでもないよ」


「そっか」


「レン、ちょっと肩借りていい?」


「え?ああ、良いけど………」


「ありがと」


頭を肩に乗せた


「クレア?」


「私も強くなるから、強くなってレンを助けるから」


「ああ、頼りにしてる、相棒」


「うん」


そのまま毛布をかけて2人で寝た


翌日


再び馬車で移動


そしてスレイヴ街に着いてもう1泊して………移動して1泊して移動して1泊するを繰り返した、ごめん、マジで長いんだよ、道が………先に謝る、すまん


「もうすぐでカインド村だよ」


「…………」


「大丈夫か?レン」


「泣かずに謝らなきゃ、謝らないと」


「私が傍に居るから大丈夫」


「ああ、ありがとう」


絶対怒られるのと絶対謝るのを頭に入れてカインド村に入った


「ん?あら、リーダーさん」


「シャラ!」


「シャラだ、久しぶり~」


「そちらの方は?」


「英雄騎士団のユフィ・ルリシアとラザリオ・リノアだ」


「え、英雄騎士団ってあのお二方の………」


「ああ、だがその事ともう一つ話したいことがある、リンジェの母親を呼んでもらえないだろうか」


「わ、分かりましたわ!」


「ごめんね、わざわざ」


「気にしないでくださいまし」


走ってリンジェのお母さんを呼んでくる、あいつは相変わらず優しいやつだ………いや、お嬢様に優しくないやつなんてこの世界に居るだろうか………居るっちゃ居るか、分からないけど


そしてお母さんが来て、全てを説明した


「なるほど………英雄さん」


「は、はい!」


「謝罪の意思は十分に伝わってる、娘が唯一憧れてた、一番やりたかった事の願いを叶えてくれてありがとう」


「違うんです、違う!違う違う!俺は!リンジェを………」


「良いの、英雄さん………私がリンジェに戦い方をもっと教えてあげれば良かったの、英雄さんのせいじゃないよ」


「俺が悪いんだよ!俺が悪い………頼むから………俺が悪いと言ってくれ、俺を否定してくれ……何も出来なかった英雄にそんな言葉をかけるな………頼む………」


「レン………」


「しっ、クレア」


「うん」


なんで誰も否定をしないんだ、俺がこの村を救ったからか?だから否定出来ないのか………なんでだよ、なんでなんだよ、土下座するから否定してくれ………もうダメだ………昨日まで良かったのに、メンタルがボロボロだ………俺はもう英雄なんかじゃない………この村もスレイヴもローズも


「お疲れ様、英雄さん」


抱き締めた


「くっ………っ!ごめん……なさい……ごめん………なさい……っ!」


涙が流れ、まるで子供のように泣きつく


「英雄さんのせいだと思ってないよ、英雄さんはリンジェの理想の通りのヒーローだった………危険な時はいつも駆けつけ、リンジェを救ったって言うのが私は嬉しく思う、リンジェが生きて居たのは英雄さんのお陰………救ってくれてありがとう、英雄さん」


(救えたのはレンの勘が鋭かったから、だからもし鋭くなかったらリンジェはきっとやられてた………危険な状況を救い出したのはレン………だからミヤナさんは娘の命があるだけでも嬉しかった)


「俺は怒られないのか……?」


「怒らないよ、娘を救ってくれてありがとう」


(救っただけでも凄いのか………リンジェをここまで追い込みをさせて………それでも凄いなら、俺がおかしいのかもしれない)


「怒ってる人なんか居ないよ、ね?皆さん」


笑って怒っていないと言ってくれた


(やっぱり俺がおかしいのか………ここら辺の住民は分からないな)


分からない、分からなすぎる………


「…………リンジェを頼みます、リンジェが寂しくならないように、リンジェが起きた時はリンジェの英雄は滅びないって言ってください、そしてまた再会する時が来たら、俺はまた一つ強くなってるって………だから強く生きろって」


「………分かった、しっかりと伝えるね」


「後、ルリシア」


「なんだ?」


「弓扱えるか?」


「そう来たか………全ての武器は扱える」


「そうか………なら起きたら、リンジェの稽古をつけてやってくれないか」


そうお願いしたら、ルリシアはすぐに了承してくれた……優しいやつばかりだな、本当に有難い………強くなって帰ってきてくれ、リンジェ、俺も強くなるから………メンタルが弱い俺はまだ最強以上になれない………だから俺も成長しなくちゃ


「そろそろ戻るよ、コールド帝国でまだやることあるんでしょ?」


「んじゃ、ルリシア………頼んだ」


「ああ、またな、レン」


「おう」


リンジェ 戦意喪失により、ギルドから一時脱退


馬車に乗る


村のみんなも手を振って送り出してくれた


俺はここを出る前に心の中でこう言った


(…………リンジェ、待ってるぞ)


戻って来るまで強くなってやる

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