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最初から最強ぼっちの俺は英雄になります  作者: ヒューガ
コールド帝国
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四十六話 ローズ王国、再び


(寝れなかった……寝れる訳がない……)


カインド村に戻ろう


クエストより仲間が大事だ……リンジェのお母さんにも村の人にも謝らないとな、土下座が1番かな……お母さんには特に謝らないと……俺のせいだから


皆は宿の外へ集合する


「クレアだけ、俺に着いてきてくれ」


「分かった」


「他の皆は待っててくれ、帰ってくる日は分からない」


「………気をつけて、お兄様」


「ああ」


コールド帝国の外


リンジェをおんぶしながら、カインド村へ戻って行く


「クレア………俺さ、ちゃんとリーダーやっていけるかな」


「不安に感じちゃうのは誰だってそうだよ、私もレンの隣でやっていけるかなって不安だから………リンジェも多分そう思ってたんだと思うよ………だから………リンジェは………」


「ちゃんと気付いてあげればな………」


「私も後悔してる………仲間として気付いてあげれば良かった、私達はクエストに集中しすぎたんだよ」


「そうだな………」


「ぁ………ぁぅ………ゃぁ………」


「お、リンジェ、おはよう」


「おはよう、リンジェ」


ずっと首を横に振り続けている


「リンジェ………でも………」


「ぁぅ………ぁ………!」


俺の背中から落ちた


いや無理矢理落ちた


「リンジェ………」


「リンジェ、旅はもう難しい」


首を横に全力で振った


戻りたくないと………そう言っているのが分かる、俺だって………俺だって戻したくない………でもこれ以上危険な目に合わせるわけにはいかないから………だから………


「リンジェ………頼む………お前の為なんだ………!」


「ぁ………ぁ………ぁぅ…………」


また涙を流す


「………ぅ………ぁ…………」


「リンジェ………!」


「リンジェ」


2人で抱き着いた


「ごめん………ごめん………リンジェ………俺のせいだから………俺の………せいで………っ」


「ごめんね、気付いてあげられなくて」


「………そのままじゃ………無理だ………リンジェ………だから頼む………自分の身の安全の為に……!」


「リンジェ、ごめん」


首チョンパする、クレア


「クレア!!」


「もうこうするしかないの、これ以上、リンジェの泣いた顔みたいの?」


「それは………」


「リンジェのお母さんに一緒に謝ろ?」


「……………」


なんでこんな辛いことが連続して起きるのだろうか………本当にリアルみたいに………親を失うのと一緒だ………リンジェも大切な家族だから………より失いたくないと同時に隣に居て欲しかった………でももうあの状態だと、今後のリンジェの旅や戦いにどう影響を及ぼすか………危険な時は必ず助けに行けるとも言えない………だからカインド村に寝かせとくしかないんだ


「分かった、行こう」


「うん」


再びリンジェをおんぶしてカインド村へ


だが1日じゃ着かない、やっとローズ王国に着いた所だ


「ローズ王国で1泊しよう」


「うん」


王国前にある、街を歩いていると


「ん?レンではないか」


「ルリシア…………久しぶりだな」


「ああ………じゃなくてだな、なんでレン達はここに居るんだ?」


「実はね………」


事情を説明した


「…………そうか、なら王国に泊まるといい………明日馬車でカインド村に連れて行こう」


「やっぱりお前は頼りになるな………ありがとう」


「ああ、レンとクレア………気に病むでない、冒険をしていれば、色々とある」


「うん………でも………辛い………」


「久しぶりに女子会?するか、クレア」


「え?」


「冒険話を聞かせてくれ」


「うん!」


そして俺達は王国へ入った


なんか前より王国の雰囲気が変わった、内装がだいぶ変わっているからなのか癒される………音楽も雰囲気も………気がだいぶ楽になった、冒険は色々ある………か………ルリシアの言う通りだな………これから冒険して行くってのに何も起きるはずがないもんな


「レン、久しぶり」


「お!リノア!」


「どうしたの?顔がやつれてるよ?」


「あぁ………まぁ、色々あってな」


「…………部屋に来て」


腕を掴まれて連れて行かれる


「え?あ、おいっ」


リノアの部屋


「部屋って分けられたんだな」


「うん、私の願望」


「なるほどな」


「…………話して、何があったのか」


「っ…………ああ」


事情を説明した


「リーダーだからってそんなに背負い込む必要無いと思うよ?背負い込みすぎてレンは自分で傷を深くさせてるだけだよ」


「俺………なんもできなかった………任務に夢中で仲間のこと気にかけてやれなかったんだ………なにも………出来ない………俺には………ギルドの隊長なんて無理だったんだ………」


「…………」


無言で抱き着いた


「1人で背負い込みすぎ、たまにはクレアを頼りなよ………仲間に頼る事も大切だよ」


「そういうもんなのか………?」


「そういうものだよ」


「そうか…………俺、戻ってきて良かったかもしれないな……こうやってお前に励まされた……」


「うん……助けられたから、そのお礼」


「ありがとうな、リノア」


「うん」


「んじゃ、俺は寝るから、おやすみ」


「おやすみ、レン」


翌日


「おはよう、クレア、ルリシア」


「ああ、おはよう」


「ん?なんか顔色良くなった?」


「まぁな、冒険には色々あるから」


こういうの初の経験だから………初めてじゃなくても多分慣れないな………仲間を失うってことは、悔しいよ、弱い自分が………でも前を向き続けなきゃならない、たとえ何があっても………前を向かなきゃ………向かなきゃなんだけど………心の中はまだ………前を剥けてないよ、向けるわけないだろ、リーダーなんかクソ豆腐メンタルなんだよ?向けるはずがない


そしてルリシア、クレア、リンジェ、レンで馬車に乗り、リノアは馬車を運転してくれ、再びカインド村へと向かう


「そういや、最近クレインは元気なのか?」


「ああ、ずっと修行しているからな」


「なんか前より王国、明るくなったよね」


「アーサー王が街の人とコミュニケーションを取ることで街も賑やかになってるぞ」


「そうか、救った回があったな」


「そうだ、レンは第3王国を救った者だ、もっと胸を張れ」


「………ああ」


「一緒に頑張って行こ、レン」


「そうだな、挫けてちゃ何も始まらないもんな……」


旅には色々ある………その辛さも全部越えてかなきゃ行けない、だから仲間を信じよう、辛かったら仲間に頼ろう、リンジェが帰ってくるまで俺はもっと強くなって………強くなって………ギルドみんなを守りたい………でも辛いものは辛い………いくらなんでも、メンタルが鋼じゃないから、そうなんでも越えられない


「ッ…………」


(多分一番辛いのは私とレンだと思う………カインド村の時から一緒に戦ってきた仲間だから………)


「後どれくらいで着くんだ?」


「城が結構遠いいから………まだかかる」


「そうか、ありがとう」


「ううん」


着くにはまだ時間がかかるらしい、その間になにするか………寝るか、頭の中をリセットさせたいな………寝つつもどう説明するか、どう謝るかを考える


目を瞑る


クレアside


「ん?寝ちゃったかな」


「寝かせておいた方がいい、冒険は体力の消耗が激しいからな……特にレンは」


「うん、リンジェはどう?」


「今はまだ寝てる、でも辛そうだ」


「…………ね、ルリシア」


「ん?なんだ?」


「私達………これからの冒険でどうなっちゃうのかな」


「ふむ………私も未来人では無いから、あまり君達のこれからの冒険は分からない………だがこれからどんどん強くなる敵にレン以外勝てないと思った方がいい」


「…………私も強くならなきゃ」


「ああ」


やっぱり、レン以外は負けちゃうんだね………私………強くなれるかな、誰かに修行してもらうとか?でもゲームだから、自動的に強くなるかな………


クエストが解放される


クエスト4-2「修行を重ねよ」


クエスト?しかも4-2………私だけに?やっぱり修行なんだ………修行しないと勝てない………でもどうやって?レベルを上げるとか?


クエスト4-2


ミッション1 ルリシアに稽古をつけてもらう


ボーナス 1日に5時間の稽古で1Lv上がります


(でも私は……レンの隣に居てあげないと………これ以上な事があったら、きっと彼は壊れちゃう)


「どうかしたか?」


「んーん、なんでもないよ」


「そうか?なにか相談事があったら、言ってくれ」


「うん」


クエストは一旦保留にした


(私はいつでも隣に居るから大丈夫だよ、レン)


頭を撫でながら、そう言った

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