表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最初から最強ぼっちの俺は英雄になります  作者: ヒューガ
ローズ王国
35/470

三十五話 お別れ

仲間の元へ


「あ!クレアさん!レンさん!」


「お兄様!」「ダーリン!」


またもや抱き着かれた


「「ただいま」」


「おかえり~」「「おかえりなさい!」」


「微笑ましいな、レン達を見ると」


「そうだね……本当に仲間って感じで良いね」


「リノア、今日は久しぶりご飯を作ってやろう」


「え、いいの?」


「ああ、好きな物いっぱい作るぞ」


「ヤッタ……!」


小さくガッツポーズ


後ろを向いた俺


あっちもあっちで上手くいってるみたいだな……やっぱり良い家族じゃんか、素晴らしいと思うわ……俺には家族が居ないから、でも代わりに仲間が居るから大丈夫なんだけどね


次は街の人に事情を説明しますかね


街の人に事情を説明する為に王国前にみんなを集めてもらった


話を聞いてくれるといいな……ちゃんと伝えなよ、アーサーさん、ラザリオ、素直に話して……街の人に聞いてもらえるような内容……まぁ、王なら出来るか


ザワザワとし始める市民


「………すぅーー、聞いてくれ……私と彼は街や王国を壊そうと思い、協力してこの街と王国を襲った」


「王とその人が王国と街を襲った?」


「マジかよ……」


「てことは裏切り者?」


「私達を裏切ったって事?守るって約束したのに?」


「そうだ、裏切った」


「王が何やってんだよーー!」


「そうだそうだーー!」


街の市民からそう言われるのも無理は無いだろう……なにしろ、あの王が裏切ったのだから、一歩間違えれば……街から死者が出ていた……それをやったのは王である、ヴァン・アーサーだ


「すまない……許される事では無いことは重々承知している……だが、私と彼は脅されていたんだ、ギルドブラックナイトに」


「ぶ、ブラックナイト!?」


「そのギルドって……」


「多数の犯罪を犯した、危険なギルド……ブラックナイトだって」


みんなはブラックナイトのことを良く知っているようだ


それにちょっとついて聞きたいな


「ブラックナイトについて、もうちょっと情報が欲しいんだが話してもらってもいいか?」


「レンさん?」


「あ、ああ……ブラックナイトは復讐する為に作られたけど……噂に聞くと、復讐ともう1つの理由があるらしいんだ」


「もう1つの理由?」


(そんなのがあったのか?復讐だけじゃなかったのか?)


「それ、私も聞いた」


と女性が話し始めた


「ブラックナイトは復讐とレンという人物を潰す為に作られたって聞いたよ」


「「「「!!?」」」」


(は?嘘だろ?俺?)


(お兄様が狙われてるの?)


(レンは現実に居た人物なのに、なんでゲーム内のブラックナイトというギルドに狙われてるのか不思議………)


「今から約300年前の話で……300年前に行われた、全面戦争でレンという人物に家族を殺されたとの事……再び現れたレンという人物に復讐する為……ブラックナイトというギルドが作られたと」


嘘だろ……俺が300年前に居たって事か?300年前なんか産まれてすらないぞ……どういう事だ?俺と同じ人物が存在するとかか?だとしたら、やばい、狙われる……ブラックナイトというギルドに、名前なんか出したら、多分すぐ広まる……だから気をつけた方がいいな


(もしレンの居場所がバレたら……ただじゃすまないよ、この問題……ブラックナイトに命を狙われる)


(レンが300年前に存在したと……こんなに若々しいのにか?いや有り得ない……レンに限ってそんな事するなんてな)


「ブラックナイトに脅されてたんですか?アーサー王」


「ああ、私も街など壊したくなかった……けど、ブラックナイトが怖すぎて腰を抜かして……言う事を聞くしか無かった」


「私もだ、ブラックナイトは強敵だ……言う事を聞かないとすぐさま殺される可能性がある、街のみんなはあまり外へ出ない方がいい……きっとレンという人物の情報を聞かれ、何も情報を持っていなかったら……殺される」


「ひっ」


「い、家に居よう」


「や、やめとくか……」


「旅はもうやめとこう………」


アイツらの標的は俺だ、仲間はどうする……捨てたらダメだ……頼らないと……けど怖い……死んだらどうする……?責任が重い……守りきれなかったら俺のせいだ……一体どうすれば、そんな危険なギルドに仲間は頼れない……死なせたくない……死なせたくない……俺だけでもいい、アイツらを倒したい


「ダーリン?どうしたの?」


「ん?あぁ、いや、なんでもない」


せっかく出来た仲間を無くしたら嫌だ……家族みたいな仲間を無くしたら嫌だ……頼りたくない……大事な仲間に……戦わせたくない……


そんなこんなで罪人であった、王とラザリオは街の人と仲直りして無事終わった


そして今日はみんなでお泊まりだ


俺は今は皆と話したくないし、寝たくない……そして頼るのが怖いんだ


ベランダ


「………俺一人でも勝てるはず……きっと……」


「何が勝てるはずだって?」


「っ!びっくりした、クレアか」


「で、どうしたの?1人でベランダに居るし、外寒いよ?」


「………なぁ、この先……俺らって勝てるか?ブラックナイトに」


「このままじゃ、レンだけだね……勝てるのは」


「だよな………やっぱり俺一人で」


「戦うって事だよね?」


「え?」


「だから俺1人で戦うんでしょ?」


「あ、ああ………」


「じゃあ、私で2人だね」


「な、何言ってんだよ!俺一人でいい!仲間を死なせたくないないんだ……」


これ以上仲間に頼ったりしたら……多分失う……ブラックナイトはきっと強い……俺らより何百倍も、だからこれから戦うのは俺一人でいいんだ、俺一人にしてくれ………頼む………


「ふ~ん、私達の事信用してないんだ?一人で背負っちゃうんだ、ふ~ん………じゃあ、無視してレンに着いていく」


「は?だ、だから!」


「私も失いたくないって思ってるよ、でも一緒に戦いとも思ってる……ずっと一緒に、家族みたいだからレンもみんなも……だから家族みたいに扱って……いつでも頼って、いつも一緒に戦って……みんなで勝って……みんなで勝利を味わお?それじゃダメ?」


「クレア………」


「私も戦力がないって自覚してる……でもレンの力になりたいって思ってる、私もブラックナイト一人分を倒せるくらいのプレイヤーになるよ!だから一緒に戦お、レン」


「っ…………」


流石に信用しなさすぎた……確かに今の俺らじゃ勝てないって重々承知だ、けど戦う意思はみんな一緒……一人で勝てないならみんなで戦って勝てばいい……頼ればいい……みんなは仲間だから、頼らないと意味が無い


「一緒に戦ってくれ、どんな強敵であろうと勝つぞ」


「うん!そう来なくっちゃ!」


「俺はまだここに居るよ、クレアは先に寝てて」


「じゃあ、私もここに居る……いつでも一緒に居るから」


「はは……ここじゃなくていいのに」


「私がレンの隣に居たいの……ダメだった……?」


「いや、ダメじゃないよ、一緒に夜空眺めるか」


「うん」


椅子に座って夜空を眺めた


「………綺麗だな、夜空」


「だね~、またレンと一緒に眺める日が来たらいいな」


「ああ……また……こん………」


寝落ちした


「………おやすみ、レン」


翌日


門前


いよいよ皆とお別れだ、王とラザリオはあれから忙しいらしい……来れなくて悔しがってた……ま、まぁ、仕方ないよな


「また何処かで会おう、みんな」


「ああ、元気でな、ルリシア、リノア、クレイン」


「クレアもリンジェもキャシーもお嬢様もまたな」


「ええ、お元気で」


「またね~」


「またね!ルリシアさん!リノアさん!クレインさん!」


「うん、あ、レン」


「ん?」


こちらに近づいてきて頬に何かが当たる……そう何か、唇だ


「ほう、なるほどな」


「中々大胆ですね、リノアは」


「あ……あ……レン~!」


「お兄様許しませんわよ~!」


「ダーリンにした事ないのにー!」


「怒られるの俺かよ!ま、またな!2人とも!」


走り出した


「「待て~!」」「お待ちください~お兄様~」


「良い人達だったな、彼らは」


「うん、また会えるといいね」


「はい、そうですね、リーダー達にはまた会いたいものです」


クエスト「ローズ王国」がクリアされました


クエスト「コールド帝国」が解放されました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ