三十話 ブラックドラゴン、再び
リンジェside
安全の為、街の人々は王国へ避難させた
させたのはいいけど、モンスターが出てこない……召喚して来ないとかかな……それともとんでもないモンスターが出てくるとか……
その予想は的中した、出てきたのはブラックドラゴン(ジェイル)がこの街と王国に現れた
「ジェイル……」
「あれがジェイルの姿……アレクの時と同じ……」
「アレクさんもモンスターに……」
「怯んでる暇ないよ~、今は戦わないと」
「そうみたいですね、みんな、戦闘準備!」
それぞれの武器を構える
スキル ブラックブレス
(ジェイル、貴方はアレクと同じになったんだね……なら貴方も倒さないといけない)
スキル ウォータープリズン
「グォォォォッ!」
スキル ウォータースピア
スキル ウォーターニードル
合体スキル
10連発
放つ
「グォォォォッ!!!」
「す、凄い……」
「流石クレインね」
「騎士団としてこれくらいは当たり前ですよ」
クレインさんって合体技なんて持ってたんだ……流石騎士団……私達より格上だね、これより上のリノアさんて何者なんだろう……騎士団のみんなが凄すぎて頭が混乱してきた、多分何十年経っても適わなそう……
「話してる場合じゃないよ~次来る~!」
スキル ブラックメテオ
複数の隕石を降らしてくる
「やばい、これ壊しきれるの?」
「それなら私に任せて」
スキル ロックプリズン
岩の牢獄が私達を囲んだ
何発も隕石が当たるが一度も壊れない
「え?」
「この程度じゃ、私の技は破れませんわ」
解除
「やりますね、お嬢様」
「貴方に負けていられないもの」
「私も負けてられないね~」
スキル 紫電
紫色の電光
「はぁっ!」
ブラックドラゴンを3連撃で切り裂く
「グォォォォッ!!」
「あの子ってあんなに強かったっけ……」
「精霊はバフだけじゃないからね、技も使えるが、その技は騎士団より格上」
「騎士団より格上って……あんな技隠し持ってたのね、全く、なんで言わないのかしら」
「精霊は秘密を守らないといけない法則があるんだよ~だからそんなにいっぱい話せないね~」
やっぱりまだ、キャシーの謎が多いね……秘密も知りたいし、そもそもなんでカインド街に現れたんだろう……って聞きたいけど、多分話してくれないから今はきかないでおこう、気になるけどね……探ったら怖そうだからやめとく
「次の攻撃来ますよ」
「ええ」
スキル ブラックホール
街の家と人を吸い込む、かなり厄介な技
「あれはブラックホール!あの中に吸い込まれるから物に掴まって!」
「分かったわ!」
「了解~」
物に掴まった
だが吸引力が凄い
「なんなのよ!めっちゃ吸引力強いじゃないの!このままじゃ、吸い込まれるわよ!」
「耐えて!」
スキル ブラックスピア
大量の棘がこちらに襲いかかってくる
「避けたらマズイ、けど避けないと食らう!」
「掴まってるもの壊されるよ~」
降ってきたのは私達じゃなく、掴まってる建物を壊そうとしてきた……やばい、街が壊される!なんとか防がないと、守らなきゃ……守らなきゃ!
スキル フレイムスピア
片手と口で引っ張り、放つ
目に命中
視界を悪くした
「ごめんねジェイルさん、これは街と王国の為だから」
スキル フレイムニードル
更に火力アップ
次は真ん中
だが防御が硬い
(お願い!貫いて!)
すると回転が掛かり始める
「リンジェさんの威力が上がってる……」
「あれ、貫けるわ!」
「100%貫けるね~しかもあの武器は要望に応えてくれる、弓矢……だから貫けるね~」
ブラックドラゴンの真ん中を貫いた
「やった!」
「グォォォォッ!!」
「貫いてもまだ元気なのやばいですね」
「オマエ、排除すル」
「ッ!リンジェ!」
「え、きゃっ!」
退けた
スキル ブラックフレイムボム
スキル カウンター
「くっ!なんでこんなにも早く魔力が限界に……」
「エレナさん!」
「後は……後は任せたわよ、みんな」
パリンッと割れて食らう
「あぁぁぁぁっ!」
「僕はお嬢様を回復させます、貴方達は時間稼ぎを」
「ぁ……ぁ……」
またカインド村の事を思い出してしまった……あの時私のせいでみんなはやられた……でも……また……私のせいで同じことに……
「もうリンジェ~しっかりして~」
「ダメダメ……!ちゃんと挫けずにやりきらないと……!勝たないといけない、挫けちゃダメ私……同じことの繰り返し、今度こそは折れないでブラックドラゴンに勝つ、行くよ、キャシー」
「うん、それでこそリンジェだよ」
いつもはフワフワしてるのにたまに真面目な顔で言ってくるのずるいと思う、でもそこがキャシーの良い所なのかもしれないね、私とキャシーでなんとかしないと
「キャシー、バフお願い」
「任せて~」
スキル 武器強化 弓
「ブラックドラゴンの視界消してあげるから、ブラックドラゴン……覚悟してね……今の私は強いから!」
スキル フレイムマルチショット
複数の炎の矢を放つ
眼球と両足と腕に2本ずつ刺さる
「グォォォォッ!」
かなりダメージが行ったみたい
「これでも倒れないってどれだけ強いの~」
「ドラゴンには色がある、赤、青、黒、銀、金、ダイヤがあって、赤は中級、青は上級、黒は特級、銀は王級、金は帝級、ダイヤは神級って分かれてる」
「あれは特級並の強さってこと~?」
「うん、だから早く仕留めるべきってね!」
スキル フレイムスピア
スキル 紫炎
紫色の炎、私達が使ってる炎より格上
ブラックドラゴンに当てる
「グォォォォッ」
弱まってきた……倒せる!私達、徐々に進化してる!これなら勝てる!これで終わりにしよう、ジェイルさん、もう楽になろう……多分辛いだろうから、だからこれで
「終わりだよ!ブラックドラゴン……いや、ジェイル!」
「待って~様子がおかしい」
「え?な、なんで……?」
立ち上がった
嘘でしょ……まだ元気なの?さっきまで瀕死だったのに……遅すぎた……?いや早いはず……なのになんで、明らかにおかしい
「グォォォォッ!!!」
叫び始めた
「なにこれ……!耳が痛い!」
「ドラゴンの雄叫びだね……!」
すると……予想もしない展開になる
なんとブラックドラゴンから銀色に変化を始めた
これは……この銀色のドラゴンは……王級のモンスター
「嘘だよ……なんで……変われるモンスターなんて聞いたことがないよ……有り得ない……変わり始めるなんて絶対に有り得ないよ!」
「ちょっと予想外すぎるね~」
スキル シルバーメテオ
銀色の隕石、さっきのブラックメテオより倍の威力……これを受けたり、地面に直撃したりしたら、王国と街が吹き飛ぶ、強力なスキル
「これ……受けるとやばいよ……街が……いや王国ごと吹き飛んじゃう……こればかりは抑えられない……!」
「王国ごと……だいぶまずくなってきたね~」
「この隕石を抑えないといけない……いけないんだけど、それを抑える実力がない」
抑えられる人が居ない……抑えるには完全無効魔法が必要……でも使える人なんて見た事ない……もうダメだ……近くまで来てる……ここで終わり……ごめんね、王国と村を守りきれなかった
スキル パーフェクトインヴァリッド
どんな強力な技でも無効にする
「ぇ?」
「割と早かったみたいね、回復されるの」
「エレナ……さん?」
「騎士団を舐めてもらっては困りますよ、お嬢様」
「ええ、そうね」
「隕石が消えたね~」
もう……頼もしすぎるよ、レンさんの仲間……これじゃ、私も負けてられないね!銀色のドラゴンがなんだって?強い?格上?関係ないよ、今の私なら絶対勝てる、絶対勝つ、銀色のドラゴンに怯んでる暇はない!
「例え相手が強かろうと、私達は負けない!行くよ!」
「はい」
「ええ」
「うん」
再び4人で銀色のドラゴンに挑む




