二十一話 再会!英雄騎士団
俺達は今ローズ王国へ向かっている……だが1個面倒な事がある……朝っぱらから歩くのめんどい……疲れる、いつになったら着くんだ……水浴びながら歩きたい、引きこもりたい……
「なんか暑くないか……?」
「だよね、やっぱり暑いよね」
「急に暑くなったわね……」
「私が涼しくしようか~?」
「そんな事出来るの?」
「精霊に出来ないことなんて無いからね~」
そして後ろを向いて何かを作り始める、お楽しみの為……見ないでおこう
そして数分後・・・
「出来たよ~見てみてほら~!」
なんと現実世界にある、手持ち扇風機を作り出したのだ、まじかよ……泣けるぜ、これ見たら……手持ち扇風機とか懐かしいわ
((手持ち扇風機……!))
手持ち扇風機にクレアとレンは感動する、でもどうやって作り出したのかは分からない
「なんですの?これ」
「回らないよ……?」
「これはな、ここにある電源ボタンを押すと回り始めるんだ」
電源ボタンを押した
すると手持ち扇風機が回り始める
「回りました!回りましたわよ!お兄様!凄い!」
(はしゃいでるエレナ可愛いな……ハッ……ダメだダメだ、またシスコンって言われちまう)
「涼しい~これを作り出したキャシーさんは天才だね」
「ふふん~でしょ~?」
皆で涼しみながら歩く
「あ、そうだ、レン」
「ん?」
「まだレンの過去の事教えてもらってない、約束だったでしょ?」
「レンさんの過去?私も知りたい」
「お兄様、もしかして喧嘩した理由ってお兄様の過去が原因ですの?」
「あぁ……まぁ、そんな感じだ」
「ダーリン、辛いことがあったら話して~これからも一緒に冒険する仲間が暗い顔してたら嫌だからね~」
「そうだな……長くなるから歩きながら話すわ」
歩きながら過去の事を話した……この過去について話すのも怖かった、また頼れないやつだって思われたら嫌だ……だから……だから……
「それはもう過去の事じゃない、だって今のレンは頼れる仲間だもんね」
「そうだよ、私の事2回も救っておいて頼れないっ!なんて事言わないよ」
「私もお兄様に救われてるわ、だから頼れなくないわ、お兄様自信持って」
「私もダーリンに救われてここに居るわけだから、頼れないなんて事無いよ~?」
「みんな……そうだな、自信持たないとな……よし、行こう」
「うん、それでこそレンだよ」
「お兄様は真っ直ぐな気持ちでいいんですわよ」
「ああ、これからもずっとそうだ」
一方その頃……
近くに居た、ある騎士団……それは
アレクside
「しっかし、久しぶりに帰るな」
「そうですね、そういえば……第三王国にリーダーが来るという情報が入っていますよ」
「リーダー?ああ、レンの事か……あいつも来るなら会いたいもんだな」
レンとはカインド村から会ってないしな、少し寂しい感があったが……まさかもう第三王国まで来てるとはな、流石リーダーだ
「はい、けど途中で会ったりすると思いますよ」
「ありそうだな」
「ってんあ?あれって」
「リーダーではありませんか、声掛けてみましょう」
「おう」
レンside
「おーい、レン!」
「ん?なんか声しない?」
「後ろに誰か居るよ~?」
しかも聞き覚えのある声………まさか……まさかだよな?第三王国にこの人達も来るのか?元英雄騎士団のアレクとクレイン
「久しぶりだな~!アレク、クレイン!」
「おう、久しぶりだな!レン、クレア、リンジェ」
「お久しぶりです、リーダー」
「あはは、久しぶりに聞いたな、リーダーっての」
「あの……お兄様、こちらの方は?」
「あぁ、この2人は元英雄騎士団のガル・アレクとヴェーデル・クレインだ」
「よろしくな!」
「よろしくお願いします」
「も、元英雄騎士団!?英雄騎士団って第一王国と第二王国と第三王国にある、あの騎士団の事ね」
「おお、良く知ってるな」
そんなに有名だったのか……ちょっと知らなすぎたな、確かに英雄騎士団って凄そうだけど……そこまで有名だとは知らなかった……失礼だな……
「私はアイシャ・エレナよ、スレイヴ街のお嬢様……以後お見知りおきを」
「お嬢様か!」
「スレイヴ街……アイシャ・エルリアさんの娘さんでしたか」
「え?知ってるの?」
「それは会話した事あるからな」
「私の自己紹介していい?暑すぎて耐えらんない」
「おう」
「私はキャシー、精霊だよ~」
「精霊?何故貴方がここに?」
「それはダーリンのお嫁さんだから~」
「あっははは!ちょっとばかし見てないと思ったら、妻まで出来てたのか!やるなレン!」
「違うわ!!」
「リーダー、尊敬します」
「しなくていいわ!!」
全く、こいつらは変わっちゃいねぇな……でも元気で良かったわ、ツッコミは疲れるけどな!出来るだけやめて欲しいかな!うん!やめてね?疲れるから、てか暑いからより疲れる
「暑いんでしたら、転移魔法で王国に飛べますよ」
「おぉ!マジか!助かる……マジでここ暑いわ」
「良かった……やっと王国行けるね」
「もう少しで座り込む所だったよ」
「それでは行きますよ」
「ええ」
「いいよ~」
転移スキル テレポート(第三王国)
その瞬間、円が俺らを囲んで転移させて第三王国まで飛ばした
街がある……その後ろにあるのが王国らしい……まぁ、いきなり王国がバーーンッてある訳がないよな
そして街へ入る
「着いた、やっと」
「もう寝たいかも」
「早いよ、まだ街見回ってもないのに」
「え~………疲れたぁ……」
「俺達はとりあえず、王国に戻っから、また後で会おうぜ」
「ああ、またな」
とその瞬間
「っ!」
キンッと剣と剣がぶつかり合う
「ちょ、え?何事?」
「貴方、誰~?」
「何者だ!」
押し返す
「ったくよ、その挨拶の仕方やめろって言ってるだろ?」
「すみません、ウチの騎士団が」
「騎士団?こいつもか?」
「ああ、英雄騎士団No.1のデビット・ジェイル」
まじかよ……だけどあんま力が感じられなかったのはなんだ……?俺が強すぎだだけなのか、こいつが本気を出してないだけかの二択だ
「そいつ、中々やるな」
「そりゃどうも」
「あれ本気じゃないんだね、わざと手加減した」
「それはわざと手加減しないと街の人々がビビっちゃうだろ?」
「そりゃそう、本気で戦ったら多分、建物壊れる」
「へぇ?あれが本気じゃなかったと……中々面白いやつだな、お前」
「気に入られるのはキャシーだけでいい、荷が重い」
「ダーリンは私だけだもんね~」
すると後ろから誰かが来て、ジェイルの頭を叩いた……1人で突っ走って1人が置いてかれるという、漫画ではよくある展開だ
「いってぇ……何すんだよ」
「何すんだよ……じゃない、強者を見つけたからって直ぐに喧嘩を売らない、まずは謝れ」
「あはは……いいんだ、そいつの性格はアレクから聞いたから」
「ウチの騎士が済まないことをした、自己紹介が遅れたな、私は英雄騎士団No.4、ユフィ・ルシリアだ」
「嘘だろ……こんな美人さんも居るのかよ……」
「おーい、レン、口に出てるよ」
「え?あ………すみませんでした……」
「い、いやいいんだ……美人なんて言われた事なかったからな////」
「ははは、やっぱり面白いやつだ、レンは」
「今ので!?」
「私には可愛いとか言ってくれないのに……」
「お兄様……私には……」
「ダーリンのヘタレ」
「えぇ!?」
「そうだ、君達、寝床を探しているのか?」
「見つけないと、また寝ずに戦闘とか起こるから……」
「流石に今回は寝床確保したいよね……」
「寝床が無いなら、王国で寝泊まりしたらどうだ?」
ん?今なんと?なんかすげぇこと言ったな、さらっと一般人に……王国に寝泊まり……?寝泊まり!?王国に?遂にそこまで来ちゃった?
「いいのかしら……なにか私達贅沢しているわね……」
「夜……話相手の女性が居ないから寂しいんだ……だから……頼む」
「ご飯ももちろん用意致しますよ」
「ルリシアはこう見えて結構寂しがり屋なんだぜ、だからリンジェ、キャシー、クレア、エレナでこいつを構ってやってくれ」
「それなら全然いいよ!私達もルリシアさんと喋りたかった!」
「ルリシアは美人だから、色々聞きたいことあるかも」
「美人なのかは分からないが……でも質問には何でも答えるよ」
「なあ、アレクよ」
「分かるぜ、アイツは自覚無しの美人だ」
「だよな……」
そして王国へ向かう、最初から王国に向かうとか緊張感MAXなんだが……まぁ、慣れるか、城にも行ったことあるしな
クエストが発生しました
クエスト「騎士団No.0にわざと負ける」
「ん?ちょっと待って、クレアちょっと来てくれ」
「え?あ、うん」
「話して待ってるね~」
「おう」
話が聞かれない場所へ
「どうしたの?」
「クエストが発生した」
「え?本当に?私には来てないけど……」
「という事は俺限定クエストか」
「見せて」
「ああ」
発生したクエストの内容を見せた
本当にこのクエストはなんなんだろうか……てかNo.0なんて居たのかよ、全然知らなかった
「わざと……負ける……なんでわざと負けなきゃならないんだろう……」
「分からない、逆にバレるんじゃないかって思ってる」
「私も、騎士団だし、わざと負けたらバレるよね」
「とりあえず、やるしかない……失敗は許されない訳だし」
「うん、でも無理はしないでね?」
「ああ」
そしてみんなの所へ戻り、騎士団と共に第三王国・ローズ王国へと向かい始める




