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最初から最強ぼっちの俺は英雄になります  作者: ヒューガ
第一章 ぼっちの旅立ち
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二話 ぼっちの本気

「もう2人しか居ねぇよ……いや、こういう時こそ冷静になるんだ」


やっと冷静になる俺、だが草原に残っているのは金髪の女の子と俺、対する相手は3体のボス、ふざけているにも程がある


「いや……いやぁぁぁぁぁ!」


「馬鹿か俺は、最初から最強じゃねぇか」


今頃気付く


ステータス


属性 火


レベル999Lv


「は、はは……めちゃ強い」


HP 48390


攻撃力 33000


防御力 52910


武器 ブレイブソードEX


「さてと、ぼっち出撃だ」


武器を出す


これはレアでもあり、このゲームで一番強いと言われている


ドラゴンが攻撃を仕掛けようとする


「嫌だよ……こんな所で死ぬなんてっ……」


放つ


俺はそのブレスを斬ったと同時にドラゴンも切り裂く、あ……やりすぎた……


「え……?」


「大丈夫か?」


「う、うん……」


「大丈夫だ、すぐ終わる」


この子のプレイヤー名が浮かんでいる、クレアか


ステータスに関しては……まぁまぁだ


「さてと、片付けますかね」


飛ぶ


メデューサを脳天からぶった斬る


なんとワンパンだ。流石にレベルを上げすぎた、でもレベルが低かったら、多分コイツらには勝てないだろう。俺の攻撃に怖気付いたのか、ゴブリン達は去って行く


「やりすぎたかな、やっぱり」


「あ、あの!」


「ん?」


「た、助けてくれてありがとう……」


「気にするなよ、でも残ったのはたった2人……」


再び、街へ戻される


「誰だよ、このゲームを作ったやつは」


「ね、もし良かったら、このゲームの製作者倒しに行かない?」


「いや、居場所分からないだろ………」


何言ってるんだろうか、この子は何処に居るかも分からないやつを倒すと言っている


「一緒に旅しない?」


「………俺は1人で旅をするんだ」


「足引っ張らないから!せめて隣に居たいなって……ダメだったかな……」


「はぁ……勝手にしろ」


「やった…!」


喜ぶ少女は俺如きに着いてきてなんの意味があるのだろうか、まぁいい、悪くは無いからな


「あは、あっはははは!」


「なんだ?」


「だ、誰?貴方は」


「まさか僕が作った作品にそんな熱心にやってくれるとはね」


「は?」


「このふざけた作品を作ったのは貴方だったのね」


「ふざけた?さいっこうの作品じゃないか!過去最高傑作、神ゲー厶のRPG!それの何処に不満があると言うんだい?」


「てめぇ!」


胸ぐらを掴んだ


「あれ~?僕に手を出しちゃっていいのかな~?僕のレベル見てみな」


プレイヤーネームはサカキ。レベルは99999レベルとだけ、嘘だろ?そんな人1人も見なかったぞ、製作者だからか?ふざけるなよ、本当にコイツ!


「ダメ!それ以上手を出したら、多分敵わない……お願い……やめて……」


「くっ、クソが……!」


「僕が君に決闘を申し込もうではないか、だがこの決闘は終着地点に着いてからの決闘だ」


「終着地点?確かそれは……」


終着地点、このRPGゲームはストーリーもある、そのストーリーの終着地点の王国はかなり後にある


「王国で決闘しろと」


「乗るか?乗らないか?」


「乗ってやるよ、やろうぜ、王国で」


「くはははは!いいね、君」


「本当にいいの?ここから道のり長いよ?」


別に長くていい、どっからでも出てきてこいよ、絶対倒してやる


レベル99999はこのゲームに無かった、多分コイツは改造したのだろう、だから誓った


「絶対に勝つ、お前にな」


「あっははは!待っているよ、終着地点でね」


テレポートを使ったのか、この場から去る。にしても変な奴だった、威圧も凄かった


「本当に良かったの?」


「ああ、だから見届けてくれ、俺がアイツを倒すまで」


「うん、いいよ、一緒に頑張ろ?」


「ああ」


俺は必ず勝つ、アイツに、その為にはまずストーリーを進めなきゃならない


最初の任務は「この街に馴染め」

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