十四話 街に現る、影と主
私達はレンの代わりに街の人から情報を得る為、再び街へ戻ることにした。だけど……まだ睨まれてる、まだ嫉妬してるの?でもこの睨みはまた違う
「あの~」
「な、なんだ?」
「なんでびっくりしてるの?」
「い、いやなんでもない」
「もしかして気づいてないのか?お前達」
「私達が?なにを?」
急に男の人が話しかけてきたと思いきや、この質問……え?なに?幽霊でも居るの?だとしたら怖い、私嫌いだよ、幽霊とか……し、信じてないんだからね!
「確かになんか違和感がある……この街に入った時から」
「え?私は何もないけど……」
「俺は見えるんだ、てか今でも見える、お前達がモンスターを引き連れてるのを」
「嘘だよ、そんなこと……」
急に心苦しくなった
「くっ………コホッコホッ……なによっ……これ!」
「急に体がっ……」
ステータスを見るとスキルポイントが減り始めている……なんで?一体私の体に何が起きてるの……!やばい、このままじゃっ!
スキルポイントを消費して体からモンスターが産まれ出す、そのモンスターは私の影とリンジェの影だった
クエストが発生しました
クエスト「影2人と主を倒せ」
影2人と主……?
「うわぁ!も、モンスターだ!」
「逃げろーーー!」
「きゃぁぁぁ!」
街の人は逃げて行く
「嘘よ、なんで私の体内からモンスターが!」
「これは召喚魔法を体内に埋め込まれたとしか……!」
「戦うよ!街を守らないと!」
「了解!」
「私の影ね、上等だよ!」
「例え、影は影でも私達には適わない!」
槍、弓を取り出す
「やぁぁっ!」
「え、嘘っ」
なんと片手で止められた
「だったら!」
スキル フレイムエクスプロード
爆発
「どう!?」
「き、効いてない……効いてないよ、クレアさん」
「嘘よ……なんで効かないの」
「次は私!やってみる!」
スキル ロックスピア
SPを全部使った強力なスキル
放つ
刺さった!と思いきや、そのまますり抜けた
膝を着く
「はぁ、はぁ、無理だよ……こんなの!」
「もしかしたら、召喚魔法を埋め込んだ張本人に会ってそれを倒せば、あるかもしれない」
「でもこんな広い街で一体何処に……」
「私が探してくる!だからそいつを倒したら、リンジェはこの影を倒して」
「え!無茶だよ!クレアさん!」
「無茶だけどやるしかないの!私を信じてリンジェ、私なら大丈夫、だからリンジェはこの影を倒して」
「………分かった、くれぐれも気をつけてクレアさん」
「うん、分かった」
一旦解散
リンジェside
「わ、私、行けるかな……私じゃ歯が立たない……」
確かに私はレンさんやクレアさんみたいに人を守れる力や街を守れる力がない……でも諦めることだけは出来ない!ここから通す訳には行かない!絶対に!前みたいにビビっちゃダメ、前を向け!私!
弓を再び持つ
「私はどんな状況でも諦めない、覚悟して私とクレアさんの影!」
クレアside
召喚魔法を持つ人はきっと街の中には居ない、外か森に隠れてるはず、だから探しに行かなくちゃ!リンジェが倒れる前に!
「クレアさん?」
「クレアお嬢、どうした?」
「ノルド!エレナ!」
なんと頼もしい2人が居た、そうだ……まだ馬車に居たんだったね、こういう時は仲間に頼らないと!あ、そういえば
「レンは大丈夫?」
「ええ、お兄様は大丈夫よ……まだ目は覚めてないけれど」
「良かった」
「それで何があったんだ?」
「あ!事情を説明するね!」
2人に話をした
「なら俺らも協力するぜ、クレアお嬢の仲間に助けられた身だからな!」
「恩返ししますわ、馬車に乗ってください!」
「ありがとう!」
この助っ人は熱い!2人も居れば、きっとアイツは倒せるはず……でも犯人が分からない、来た時にやられた?それとも来る前に……城に着いた後……いや……違う!門番の時!あの人、急に門から居なくなった!
「ね、門番してた人馬車から見えた?」
「門番してたやつか?あぁ、なんかずっとニヤついてたな、不気味すぎるが」
「少しゾワッとしましたわ」
「きっとその人が犯人だよ」
「マジかよ、なんか怪しいと思ったんだ」
「それならすぐ追いかけるわよ!」
「そうだね」
馬車でアイツを探し回った
もう逃げ切られたの?見つからなきゃ、リンジェに負担がかかる!お願い……リンジェ……頑張って!耐えるだけでもいいから、私が来るまで頑張って……!倒したら、絶対助けに行くからね!
2人の運命とレンはどうなるのか!




