百十三話 信頼し合えるタッグ
フェアリside
中々暴走リノアと決着がつかない、リノアと暴走リノアの前に扉を蹴り飛ばして入ってきた武翠が来てくれた。武翠はリノアの代わりに暴走リノアとの勝負をする、だが中々決着は着かず、戦っていると前から叫び声が聞こえてくる
叫び声と共にフェアリ、シィアン、キャット、ラビットの4人組がこちらへ突っ込んできた、巻き込まれた武翠、紫織、暴走リノア、リノアは壁を突き抜けて次の場所の壁にぶつかった、そこには陛下と戦意喪失しているレンが居た
英雄ギルド&アイドルvs陛下と暴走リノアの対決の前になぜフェアリ、アイドル3人組がブレーキも無しにどうやって突っ込んできたのかを説明しよう
「私は飛べるけど~!でも早くはないよ~!待って!」
飛ばされたリノアを追いかける
追いかける途中に出くわすが話してる場合じゃないフェアリは一気にスピードアップさせる為、勢いをつけ始める。それに察したアイドル3人組は避けようとするが遅かった、フェアリは勢いつけた瞬間に飛ぶ
「わぁぁ!止まって!」
「ちょっ、嘘よね!?」
「シーちゃん!キーちゃん!巻き込まれるよ!」
フェアリの勢いづいた加速はシィアン、キャット、ラビットを巻き込んでレーヌ城へ向かい始めた。それはとてつもなく早い移動らしく、例えるならばジェットコースターより100倍怖い速さである。その凄まじい速さは扉を壊すほどである、扉をぶっ壊してぶっ壊した先に居たのは
武翠、紫織、リノア、暴走リノアと鉢合わせ、その更に4人組も巻き込まれて更に奥へ進み、扉をぶっ壊して壁にぶつかって今の状況である
エレナside
「お兄様?お兄様!大丈夫なんですの!?」
戦意喪失しているレンを気にかけるエレナ、向かってきたのはいいが、一足遅かったようだ。レンはハイライトを無くし、完全に戦闘が出来ない状態である
だが喋れはする
「すべて………ぜんぶ………おれのせいなんだ………」
「お前!レンに何をした!!?」
「何をしたって言われても圧をかけただけよ、けれど私の圧は普通じゃないわね。私の圧にかかった人は精神が壊れるわ、だから今の彼は精神状態が安定してない、ただの木くずよ」
「あれは完全にレン君のこと馬鹿にしてるね~」
武翠は陛下に斬りかかった、だがもう一人、敵が居ることを忘れていた武翠は油断していた。その脇から暴走リノアが斬りかかってきた、たまたま反射神経が良かった武翠はそれをギリギリで受け止める。暴走リノアとの決着はまだついておらず、武翠はまずこの暴走リノアと決着をつけなくてはならない
するとミラエルから
「武翠さんはその人と戦ってください、私達はこの人と戦いますから、だから武翠さんはそちらを優先してください」
「………わかった、気をつけろよ、みんな」
「はい!武翠さんも気をつけてくださいね!」
「ああ」
「武翠さん」
「ん?」
「絶対通してはなりませんわよ、その暴走リノアを」
「ああ、もちろんだ」
リノアも武翠について行く。武翠&リノアは場所を移して暴走リノアとの決着をつけに行った
武翠side
暴走リノアと決着をつける為に場所を移動させた武翠とリノア、戦うにはいいが、絶対にここを通してはいけないと約束した
『再び戦えるなんて光栄だよ、さあ!殺し合いをしようよ!再び殺し合いを始めようよ!開幕させよう、最高の夜明けにさせよう!そして君達の仲間はBADENDのショータイムを!!』
「カノンは殺させない!お前が望んでいる未来にはならない!夜明けまでに倒す……!」
「私も協力するよ、必ず倒すよ、武翠」
「ああ」
油断をしてはならない、この戦い。攻防が激しく続く、斬りかかったり、守ったり、斬りかかったり、守ったり、金縛りにされたり、それがずっと続いていた。流石に強い相手だが、強い相手なんか何度も戦ってきたリノア、恐怖を、罪を乗り越えてきた武翠
それになんだかこの2人はやけに
「「息が合うね(合うな)」」
『私が押されてる感じだね、でも戦況の風は変わるよ。いや変わっちゃうよ!』
「無いな、戦況が変わっても戦況は取り返す」
「本当に無いね」
仲間が居ると心強い
仲間が居ると遠慮なく戦える
全ての息があっている武翠とリノアは暴走リノアに勝つ
エレナside
そしてミラエル、エレナ、フェアリ、シィアン、キャットラビットはレーヌ城の陛下と戦う、戦おうとするが確かに精神が潰れる程の凄まじい圧を感じられる、女王である、キャミット・マラとシュシュ・ヤエランとは格が違う圧である。
「さて、戦う前に自己紹介してあげるわね。シィアン、キャット、ラビットは知ってるわよね?」
「「「っ…………」」」
シィアン、キャット、ラビットは陛下の圧に怯える、もちろんその圧の凄まじさはフェアリ達も感じている、これは過去一やばいのだと、ブラックナイト戦の時よりもやばいと皆勘づいている、ブラックナイト戦よりやばいのはかなりの戦力が必要だってことである
レーヌ城、陛下は名を名乗る
「陛下のティア・エルローナよ、さあ!かかって来なさい!勝てるなら勝ってみなさい」
「シィアン、キャット、ラビットは何使えるの~?」
「私はというか私達は回復しかまだ得てない………」
学園は行ってるがまだ回復魔法しか得られていないシィアン、キャット、ラビットは役割を与える
シィアンはレン ミラエル エレナを回復させる
キャットは紫織 フェアリを回復させる
ラビットは武翠 リノアを回復させる
この役割を任された
戦闘役はレン、ミラエル、エレナ、紫織、フェアリのこの6人で陛下である、ティア・エルローナに立ち向かう、だがレンと紫織は戦闘不可能だ、2人が復活するまで4人で戦うしかない
「私、サポートだけどなんとか頑張るよ~」
火力組はミラエル、エレナ
サポート組はフェアリ
なので実質ティア・エルローナと対等に戦えるのはミラエルとエレナしか居ないということだ、ミラエルとエレナは頑張って斬り掛かろうとするがティア・エルローナに指一本で止められてしまう
そして嫌な予感がした為、一度下がる、ミラエルとエレナ
「下がったのは良い判断ね、大正解だったわ。でも貴方達の攻撃はもう見飽きる程だったわ。ここの戦況は一気に私が変えるわ!」
「気をつけてください、ティア・エルローナからさっきより凄まじい圧を感じます」
「圧だけでやられそうですわ……!」
「なんなの……!この圧……!」
最大火力枠である、ミラエル、エレナは更に圧を上げたティア・エルローナに押されそうになる。凄まじい圧で周りも膝を着くくらいやばい圧である、だが戦意喪失しているレンだけずっとずっと膝を着いているが一ミリも動かず、一ミリも凄まじい圧に動じず、ただ膝を着いて戦意喪失しているだけ、レンだけ謎の状態
そしてティア・エルローナは姿が変わり始める、やはりティア・エルローナは普通では無かった、普通ではないことはみんな気付いていたがそれを超えてくる化け物
闇に覆われてアイドルもかけらもない姿
「アイドルもかけらもないですわ………」
「アイドルの鏡も無いね………」
「エレナさん!キーちゃん!そんな事言ってる場合じゃないよ!」
「そうよ、油断してると貴方達殺すわよ!」
伸びてきた闇の手にビビっていた、シィアン、キャット、ラビットだが怖がって居ない人も居た、相手は確かにブラックナイトより遥かに強いのだが、ミラエルとエレナは違う。数々の強敵と戦ってきたのか、まだまだ余裕の表情、いや余裕のありすぎる表情を浮かべている、頼りのある2人
今の最大火力枠はこの2人だけ
今ミラエルとエレナだけの頼り
死の覚悟は承知の上
ミラエル、エレナは伸びてきた闇の手を切り裂く
「へぇ、ただの木くずじゃなさそうね」
「あら、煽り口だけ上手いですわね。でも」
「ここからは絶対に通しませんよ、絶対に」
「「負けません!!」」
ミラエルとエレナの快進撃が始まる




