百二話 興味津々
機械工場では散々な事が起きた、いきなりロボットに襲われたり、ロボットに紫織が襲われたり、ブラックナイトが突如現れて各区に飛ばされたり、莉乃香が戦死したり、サカキが庇って俺らを逃がしたりがあった。そしてレンとリノアは紫織達と別々の道を進み、アイドル地下国に向かう。
さっき辛い事があったのに、辛い事があった次にアイドル地下国なんて温度差が激しすぎる。ていうかこのゲームにもアイドルが存在するんだな。
「温度差凄くないか………?」
「アイドルで癒されるといいね。アイドルを見たら、ちょっとは気分が晴れるんじゃない?」
「まぁ、そうだな………こちらの世界でもアイドルはあったからな、アイドルオタクでもあった」
「ロボットオタクとか聞いたけど、アイドルオタクでもあるの?」
「そうだな、可愛いのは好きだぞ」
ロボットオタクであり、アイドルオタクであるレン。可愛いのは好きみたいだ。リノアはふ~んと言って流していた、確かにレンの言った通り、温度差が激しすぎるが………これはレンにとって癒しとなる生活となるだろう。ここでメンタルを復活させて英雄への第一歩になることを願おう
アイドル地下国は名前の通り、地下にあるらしい。地下ということはこの先の所に門があり、門の先に地下があり、その地下に行くとアイドル地下国がある。
「リノアはアイドル好きか?」
「私より可愛いのは好きじゃない」
「リノアの方が可愛いと思うけどな、アイドルがどうとかは置いておいて」
「っ/////あ、ありがとう………」
機嫌は治ったみたいだ。機嫌が治った所で再びアイドル地下国へ向かうレン達。アイドル地下国については情報すら取れていないレンだが、それと同時に今回の場所では心の底からワクワクが抑えらないレンであった
脳内会話、開始
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案内してあげようか~?
んだ、誰かと思ったら、フェアリか
レン君の嫁のフェアリだよ~
・・・・よし、アイドル地下国行くか
待って待って!嘘だから!
んで、アイドル地下国に案内してくれるのか?
うん、してあげる~今出るから待ってね~
ん?
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脳内会話が切れ、いきなりレンから光り始める
「眩しい……!何が起きてるの……?レン」
「分からない!なんか光り始めた!!」
光は消え、光り始めた所から謎の精霊が出てきた。何処の誰だと思っているレンだが、その光り始めた所から出てきた精霊の正体はフェアリ。だがレンはフェアリの事に気付いていない、気付かないのも無理は無い。会話していたのは脳内、会うのは初めまして
精霊少女は名を名乗る
「フェアリだよ、レン君」
「え!?まじで?」
「マジだよ~」
「レンの知り合い?」
「知り合いっつうかなんと言うか、まぁ、知り合い近い関係だな」
まさか本当に出てくるなんて思わなかっただろう、旅の案内役として入ったフェアリ。道もレン達の未来も案内すると頼もしい事を言ってきた。これからの旅の大事なキーとなる精霊、精霊フェアリは仲間に加わり、次の場所、アイドル地下国に案内する
アイドル地下国 門前
「門の先何もなくない?」
「ただの平地だね、地下国は?」
「ここを潜り抜けたら、地下国だよ~」
何を言っているのか分からないレン達だが、このアイドル地下国は特殊だ。門から見たらただの平地、門に入ったら、そこにはアイドル地下国があるという。ワープ式の門である、今までの村、区、街、王国、帝国、工場など色々回ってきたが、ワープ式の門は初めて見るレン
レン、リノア、フェアリはワープ式の門を潜り抜ける。その先はしっかりとした地下国だ、人も居る、アイドルも居る、他に宿屋、食事屋。レンが一番驚いていたのは学園があったことだ、アイドル地下国にはアイドルを学ぶ場所、アイドル学園というものがあるらしい。人も居ると言ったが、女性だけだ。
「え?大丈夫か?男がこんな場所に来て」
「そんな規則は無いから大丈夫だと思うよ~」
「学園?ってなに?」
「学園はまぁ、色々あるんだけど………教育を受ける場所、アイドルを学ぶ場所とかも良くあるね」
「受けたり出来ないかな、やってみたい」
「「え!?」」
と驚く二名、レンとフェアリ。リノアがアイドルに興味を持ち始めるのは驚きであった。丁度アイドルがライブをしていたからそれに憧れたのだろう、だがアイドルはアイドルと言ってもリアルとは違うとフェアリから聞く。このアイドル地下国にある、アイドル学園は歌いながら踊りはするが、戦ったりもする
その話をフェアリから聞いたリノアは目を輝かせてやりたいと言い始めた、だがまだ入学できるかどうかなんて分からない。すると、アイドルの3人組がこちらへ近付いてくる
「あの~どうしたの?そんな所で立ち止まってこっちを見てたけど、もしかしてアイドルやりたい?」
「あ~リノアがアイドルに興味あるみたいなんだ」
「リノア?この子?」
リノアに視線を向ける
「うん、やってみたい」
「戦闘経験はある?」
「待って、メーちゃん!良く見たら、英雄ギルドさんと第三王国の騎士団さんだよ!」
どうやらこちらの正体に気付かれたみたいだ、3人組のアイドルが自己紹介を始めた。
オレンジ色髪の女の子 シィアン
水色髪の女の子 キャット
ベージュ色髪の女の子 ラビット
と名乗った、この3人組はアイドル学園の生徒であり、アイドル地下国のアイドルだ。グループ名はワニャマ、動物という意味。そのままの意味である、シィアンには犬の耳があり、キャットには猫の耳があり、ラビットには兎の耳がある。
他は普通の人間らしいのだが、この3人組だけ、元は違う故郷らしい。動物の国があってそこが故郷である。この3人組だけ動物で他の生徒は人間のとても特殊な学園
「俺らの事知ってたみたいだから、自己紹介は大丈夫だよな」
「うん!えっと、リノアさんだっけ。体験入学なら出来るけどやってみる?」
目を輝かせて頷く
「ウチの学園の理事長、許可してくれる?」
「体験入学だけなら大丈夫だよ~!」
「俺達はぶらぶらしてるから、行ってきな」
頷いた
リノアはずっと目を輝かせている。シィアン、キャット、ラビットはリノアを連れてアイドル学園に向かった。アイドル地下国に早速馴染めててレン側としては嬉しいのである、流石に男は入れない為、レンは地下国探索する事にした。
そしてレンとフェアリはアイドル地下国を探索する、アイドル地下国は割と広い、アイドル地下国にも宿屋があるのは冒険者としてとても助かる。探索をする前にレン達は宿屋にチェックインをしてアイドル地下国を探索する。
「なあ、フェアリ」
「ん~?」
「こっから、アイドル学園見えるじゃん?」
「見えるね~」
「その奥にある城みたいなのはなんなんだ?」
アイドル学園にはなんと城があった、アイドル学園よりデカイ城。門から見えるくらいデカイのである。アイドル地下国には3つの区があるらしい、紫織達はそちらに居る。アイドル地下国の3つの区
一つ目 サナム区 ファーストステージ
二つ目 ペセル区 セカンドステージ
三つ目 イール区 ファイナルステージ
ファーストステージとセカンドステージとファイナルステージがあるのだが、ファーストステージのアイドル学園は義務教育しか受けれない場所、セカンドステージはアイドルを学べる場所、ファイナルステージはアイドルと戦闘が学べる場所である
その奥に城があり、選ばれし者にしか彼処にはいけない。
レーヌ城、女王が三人居る城
「城ってどんな感じなんだろうな」
「行ってみる~?」
「ちょこっとだけ見に行ってくるか、気になるしな」
「うん~!いいよ~!」
レンとフェアリはレーヌ城へ向かってちょこっとだけ見に行くことにした。レーヌ城へ再び歩き始める




