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最初から最強ぼっちの俺は英雄になります  作者: ヒューガ
機械工場
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百話 お前の正体

このマガル区で再会した、サカキとレン。だがサカキの様子が明らかにおかしかった、喋らないから。だから近付いて話をかけようとしたら突然耳鳴りがして記憶抹消スキルを発動され、レンの記憶は消される。記憶を消された後はサカキがずっとニヤついていて、それを見たエリザベス・ルナはイラついた。


記憶を消されたレンに状況を説明して、説明した後は直ぐに察してくれて安心した。その記憶を失われたレンに魔導書を託してエリザベス・ルナはレンが魔導書を読み終わるまで時間稼ぎをする


「ふっ!」


斬る


だがまたもや幻影だ、しかもまたニチャ二チャしている。それが2人も増えるとなると気味が悪い


「そっちがその気なら、一気に本体を探すわね」


二刀流をしっかり握って目を瞑る


スキル ディレクシオン


本体の位置を探る、位置はしっかりと映る


スキル 時間停止


時が止まる


「さて、一気に方を付けるわ」


スキル アクアファサン


水と火山を合わせた強力魔法


剣を地面に刺した瞬間、地面から流れて足元を固めて幻影はどんどん消えていき、本体だけが現れる


スキル ウィンドショック


剣に風が纏い、剣をサカキに当て切り裂き、衝撃を与えて時間は再び動き出す


「ッッッッッ!!!」


サカキは痛み始めた


「どうかしら?少しは喋れるようになった?あぁ、喋らなくてもいいわ。今すぐにでもそのニヤついた顔を切り裂いてやりたいわ、後レン君の記憶を返してもらう為にも」


このお姉さんは意外とSっ気だ。素晴らしいだろう。サカキが未だにニヤついているのが意味分からないエリザベス・ルナ、攻撃を食らってもニヤついているのだ。それを切り裂いてやりたいとエリザベス女王様は言っている


攻撃されて喜んでいるのだろうか、それとも記憶を失っているレンを笑っているのだろうか。サカキの思考はやはり読みずらい、こんなの誰が予想出来るのだろうか。前と今の性格が違っていることを、前の人を見下す態度は何処にやったのやらと


エリザベス・ルナはサカキに近付く


「もっと人を見下す人間という情報を貰ったのだけれど、貴方、一体何があったのかしら?」


とその時、いきなり背中から出てきた黒い手でエリザベス・ルナを掴んできた。しかも2本


「なに………これっ!貴方っ、何者よ……!」


「ルナさん!」


(マズイ、ルナさんがサカキって奴に捕まった。ていうかなんだあれ、本当にゲームの世界でいいんだよな)


かなり力を入れられている為、苦しいエリザベス・ルナ。サカキが未だに何者か分からない。あの時からずっと何者か、ゲームを作った奴という情報はある。だがまだ隠しているサカキ


そしてまだ魔導書を読み終わっていないレン


「読み終わらねぇ!どうしたら!」


「時間稼ぎなら私に任せてください!!」


携帯を取り出す


「二台目持っといて良かったです!時間を稼ぎますからレンさんは魔導書を読んでてください!」


「お、おう!」


1番と2番を押してNo.100とNo.200を繰り出す


No.100 アスワド


No.200 スカイ


空からロボットが降ってくる


『どうなされましたか?お嬢様』


『どうしました?』


「ブラックナイトという強敵に私の仲間が掴まってる!助けてください!アスワドさん!スカイさん!」


『『承知しました』』


No.100のアスワドはサカキに殴り掛かり、その内にNo.200のスカイが捕まっているエリザベス・ルナをお姫様抱っこして救出する。かなり強く掴まれていたエリザベス・ルナは吐血した、ロボット達は頼もしい、だがカノンにはこれしか出来ない


流石に油断しすぎたエリザベス・ルナは心配したカノンに軽く謝った。そして再び双剣を構える、まだ戦っているサカキの援護に向かうエリザベス・ルナ


『中々強い方です、ルナ様』


「ええ、分かっているわ」


本体だと思って攻撃をするが、それは本体じゃなく、エリザベス・ルナが攻撃したのはサカキの幻影であった。アスワドが攻撃してる時に幻影を再生させたのだろう。だがこれには問題無し、カノンは対策を取っていたらしい。


「アスワドさん!本体に攻撃してください!」


『かしこまりました』


ロボットにある本体スキャンでサカキの幻影を躱してサカキの本体を見つけ出すことが出来た。有能すぎる機能はカノンがつけた、幻影魔法は元から知っていたから付けたのだろう。


重い一撃をサカキに当てた


「かハッ!」


溝に入ったのか効いて膝をつく


「有能すぎるわね、ナイスよ、カノン」


「徹夜で一から百まで作り上げましたから!!」


「馬鹿……な………」


「あら、やっと喋ったわね。効いたかしら?カノンが徹夜で作った、超有能ロボットは」


ニヤつき顔は無くなって悔しがり始めた、やっと本性を現したのか。でも見下すのではなく、悔しがっていた。エリザベス・ルナは最強を超える最強の女王様である、油断をしなければ、例え、100対1でも勝てるだろう。


サカキに剣を向ける


「終わりね、ブラックナイトのサカキ!」


剣を振り下ろした瞬間


下から煙幕が出てきて周りが見えなくなる、何が起きたのかも良く分からない。今のはサカキがやったのかも分からない、下から煙幕が出てくるのは魔法を使わないと無理、魔法を使ったかも分からないエリザベス・ルナとカノン。


煙幕が晴れた、煙幕が晴れたのはいいが目の前にサカキが居なくなっていた。何処かに行ったのかと探す、エリザベス・ルナとカノン。周りを見渡していると、後ろに居た。手には剣を持っていて鞘に仕舞おうとしていた。剣を鞘に納める


「くっ!」


「ッ!」


2人とも傷を負う


なんというずる賢い魔法、煙幕で相手の視界を塞いで、塞いだ瞬間に剣でエリザベス・ルナとカノンを切って煙幕が晴れた時にはもう後ろに居た。


「ズルすぎませんかっ………!」


「それがサカキの戦い方ね」


『大丈夫ですか、お嬢様御二方』


『傷を負ってます!このブラックナイト!!』


「無闇に殴りかかっちゃダメよ!スカイ!」


サカキに殴り掛かるが剣で抑えられる


だが段々と押し返している、ロボットの方が力があるようだ。押し返した瞬間、連続でパンチを入れる


「す、凄いです………あんなに強かったなんて」


「親なのにそんなに驚くのかしら?」


「そこまで強くした覚えはありませんが…………」


「ならご主人様の為に強くなるロボットね」


連続パンチ入れているが相手に全く効いていなかった、何故なら煙から出てきたのは無傷のサカキであったから。多分とっくに対策されていたのだろう、ブラックナイトであるサカキはこの程度じゃ、やられないのはもちろん承知の上である。


サカキはロボットの上に乗って、ジャンプしてエリザベス・ルナとカノンの後ろに回った。剣も置いた


「まぁまぁ、一回話し合おうぜ、なあ?騎士団さん」


「何が言いのかしら?話し合いなんてしたくないわ」


「とりあえず、お前、英雄さんも魔導書を読むのやめて話し合いしようぜ?」


「ん?俺?」


「レンさんしか居ません、レンさん!どうしますか?話し合いしますか?」


「そうだな、するか、断った所で意味無いだろうし」


「分かってんねぇ、英雄さん」


アスワド、スカイ、エリザベス女王、メイリーお嬢様、カノン、レン、サカキは地べたに座って話し合いを始めた。敵との会話なんてあまりしたくないって人も居るが、一回だけ聞いてやろうって事で仕方なく聞くことにした人が複数。話し合いって言っても何を話すのか分からない皆


「俺の正体って知ってる?君達」


「そんな事を言われても知らないわよ」


「知らないですね!」


『ブラックナイトという情報しかご存知ありません』


『私もブラックナイトという情報しか…………』


「ん~誰かに似てるんだよなぁ、誰だろ」


レンは記憶を失っていても誰かと似ていると気付いているようだ、だがまだそれだけだ。それならまだ安心する所もある、誰かに似ているだけでも分かればいい、分かればいいのだが


サカキの口から衝撃な事を言われた







「俺の正体はお前だよ、英雄さん」






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