コース
3回目のクエストの舞台はここだよ!
知ってるかな、新潟県は佐渡島さ。
この部分だけ見せられても位置がつかめない人がいるかもしれない。ざっくり、東京の反対側と覚えてくれたらいいよ。
拡大するね。
地形図で見にくくてゴメン(笑)。
新潟県佐渡市から新潟県佐渡市へと、旅するつもりなんだ――て、同じ市やんけ(笑)。
言いなおすと、北東の両津湾から、南西の真野湾に向かって、国中平野を袈裟切りにするコースだ。
なぜ両津湾がスタート地なのかというと、これはもう、フェリー港である両津港があってですね、抜群にアクセスがいいからとしか。単純にそれだけ。
で――
これが地図。青線が走行予定ルート。
なんだ今回は随分とラクなコースだな、と思われるかもしれない。
実はその通りでして……アハハ、や、せっかくの島なんだからさ~、佐渡島一周してみたいじゃん? 時間を作ってさ、普通に観光してみたかったんだよ、許してね!
ライン、14.6km。全幅、730m。
ほんとう、お手軽な距離だね。
一応注意だけど、ラインが短いと、その分マージンも狭くなる。今回、(ライン基準で)プラスマイナスなんと365mだよ。たった365m。ルート、けっこうギリギリな場所もあると思うから、気をつけよーとしか言いようがないね。
そもそも何でこんな場所、こんなコースを設定したのかというと……。
今まで、太平洋(初回)、瀬戸内海(2回目)と来たから。だったら3回目こそ日本海、て自然になったの。あと……。
僕がいわゆる、“人間族”だったから、かもしれないね。
もう一度地図を見てよ。
予定ルート、ほぼ真っすぐになってるじゃん?
冒険って要素は大きいけどさ。
島国であるとともに山国でもある複雑な地形の日本国土に、既存の路線を適当に選択することによって、真っすぐな線を印すことができる。その驚きが、最大の面白いところじゃないかと思うんだ。
別の言い方をすれば、僕は、日本が好きだって、コトなんだろうな!