4-4.ナナバの魔法が大炸裂!!VSマダムサイクロン!!
あん組 戦績
ロッカVSユメミ&マリン(敗北)
ヨコミVSいばら(引き分け)
ごら子VSワンギリカ(勝利)
そして、エコロ
エコロ「いってててて……ってあ!ナナバちゃん!大丈夫!?」
エコロはナナバと共に、ギガ=ウマの馬車の大ホールへと吹き飛ばされていた。
ナナバ「ありがとう、わっちは大丈夫よ」
ナナバはエコロの手を取り立ち上がった。
エコロ「まったくぅ、ゲーム開始直後にいきなり竜巻に飛ばされるなんてねぇ!折角立てた作戦が台無しだよ……困ったもんだ……」
ちょっと不満そうな顔でナナバが話す。
エコロ「あんなに色々話したのにね。誰があんな竜巻を……」
???「オーホッホッホッホぉぉぉぉぉ!!あの竜巻はワタクシのよおおおおおおおおん!!オーホッホッホぉぉ!!」
エコロ「な!なに!?」
エコロが声のする方向、斜め上の宙を見上げると、そこには太ましい身体に高級そうなドレスとアクセサリーを纏った老婆が、筋斗雲の如く竜巻を足場にして浮いていた。
ナナバ「なんだあのBBAは!?」
エコロ「BBAって……ナナバちゃん意外と口悪いね」
エコロとナナバが宙に浮く老婆を見ながら話す。
マダム「BBAとは失礼な娘たちだこと!ワタクシはマダムサイクロン!!ルナクレープ魔法学校、トロワ組の最年長にして最強の魔女よおおおおおおん!!オーホッホッホぉぉぉ!!オーホッホッホぉぉぉ!!オーホッホオゥ!!グッ!ゲボッ!ゴホッ!!」
魔法界の魔法学校は年齢不問。魔法使いを目指すものであれば、老若男女問わず誰でも入ることが出来る。マダムサイクロンの他にも、年老いた魔女は何人か在籍している。
ナナバ「お……思い出した……!ルナクレープ魔法学校の成績トップは年老いたお婆さんだって聞いた事があったわ。2位のごら子ちゃんと大きな差をつけてその座に君臨してるって!」
ナナバがエコロに対して説明する。
エコロ「そんな……私たち、今から校内1位の生徒と戦うってこと!?」
困惑と躊躇を含んだ表情で、エコロは話す。
マダム「オーホッ!恐れおののいたかしら?戦うというより、ワタクシ一方的に倒すと言った方が正しいかもしれないけどねぇ!!?ドリャア!」
エコロ「ひゃあ!」
マダムサイクロンは大きな竜巻をエコロ達の方へと飛ばす。二人は間一髪のところで避けきるが、体制を崩してしまう。
ナナバ「グッ!あの竜巻、尋常でないほどの魔力を感じる!一発でも当たったら、即ダウンしちゃうよ」
ナナバ「大丈夫よ。わっちに良い考えがある。耳をかして、コショコショコショコショ」
エコロ「な、なるほど?まあ、他に考えも思いつかないしいいか」
ナナバはエコロへと何かを伝える。エコロはそれを聞き取ると、マダムサイクロンの目の前へと突っ走って行った。
マダム「なんだい?いちいち倒されに来たのかい?だったら遠慮なくぶっ飛ばさせて貰うよぉ!!」
エコロ「待って、その前に聞きたい事があるの」
マダム「ああん?なんだい?」
マダムサイクロンが攻撃の手を止め、エコロの言葉に耳を傾ける。
エコロ「どうして貴方はそれほどの強さがありながら、学校に史上最大の苦痛がやってきた時には助けに来てくれなかったの?」
質問を投げかけるエコロ。マダムは少し首を傾げた後に応答する。
マダム「あぁ、あの日のことかい。あの時ワタクシは学校にいなくてよ!!源流界のザギンでシースーしてたわぁ!!」
エコロ「なんだ、いなかったの……ってザギンでシースー!?それってサボりじゃん!放課後に行きなよ!」
マダム「サボりだなんて言い方の悪い!しっかり学校にも嘘つかずに連絡をしたわ!ザギン行ってくるって!」
エコロ「えぇ……」
マダム「なんか文句でもあるのかい!?」
マダムサイクロンが再びエコロに攻撃しようと構える。
エコロ「待って!」
マダム「まだ何かあるのかい?」
エコロの声で再びマダムの攻撃がキャンセルされる。
エコロ「貴方はお寿司のネタだと何が好き?」
マダム「な、何よその質問は!今関係ないでしょ!因みに好きなのはしめ鯖よ!」
エコロ「へぇー私はかっぱ巻き」
マダム「貴方はさっきまでなんなの?どうでもいい質問をさっきからぁ!!戦う気あるのかしら!?はっ!!」
エコロの質問責めに対し、マダムは気がつく。
マダム「もしかして貴方、もう一人のこの為に時間稼ぎを!」
エコロ「その通りだよ、お婆さん。上を見てごらん!」
マダム「何!?うわあああああああ!!」
マダムが空を見上げると、そこには巨大なりんご、バナナ、ぶどう、オレンジ……様々なフルーツが宙に浮いていた。エコロのはるか後ろのにいるナナバへと、マダムは視線を向ける。ニヤつきながら、ナナバは勝ち誇った表情で語り始める。
ナナバ「わっちもエコロちゃんも十分な程優秀な魔女よ。だけど正面から立ち向かっても、あなたほどの人には勝てない……だから、こうさせて貰った!卑怯だなんて言わないでね!」
ナナバにはマダムサイクロンを倒すための手段がたった一つのだけあった。それは、ありったけの魔力をこめた超特大果物爆弾を直撃させる事。しかし、この魔法を使うには、暫く力を貯める必要があった。その為の時間稼ぎを、エコロに任せたというわけだ。
ナナバ「超特大果物爆弾ゥゥゥゥゥゥ!!」
マダム「ぎにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
作戦通り!!大量の爆弾の爆発吹き飛ばされ、マダムは戦闘不能に!近くにいたエコロは爆弾が来る事が分かっていたので、しっかりと回避していた。
マダム「ワタクシが……こんな子供騙しの作戦に……やられるなんて……」
マダムサイクロン、気絶!
エコロ「やった!やったねナナバちゃん!」
ナナバ「ああ、エコロも時間稼ぎ、ありがとう!」
二人は笑顔でハイタッチ!
ナナバ「まさかナナバちゃんがあんな魔法を使えるなんて!手から水を出す事しか出来ないと思ってたよ」
ナナバ「あはーん。舐められたものだね、わっちの得意魔法は水じゃなくてね『南国島の豊穣魔法』なのさ」
エコロ「あーなるほど!南の島に関する魔法の一環として、綺麗な水の放出だったりも出来るってことだったのね!」
ナナバ「その通り!優秀!」
エコロ達は楽しく話しながら、マダムのしっぽを取った。
エコロ「実は私もね、大技……持ってるんだよ?」
ナナバ「えー?そんだったんねぇ!いつか見たいねぇ」
すっかり意気投合した二人。
エコロ「さて、次の相手を探しに行こう!」
ナナバ「そうだわねー」
そう話す二人の前に、彼女たちは現れた……
マリン「ユメミぃー!今度一緒にさぁ、サーフィンしよっ!」
ユメミ「えぇ!?サーフィン!?私やった事ないけど、出来るかな?」
マリン「出来る出来る!今度マリンがみっちり教えてあげるねっ!」
ロッカを倒した(?)ユメミとマリンバだ。
エコロ「さあ、第2ラウンドだね」
エコロが腕を鳴らす。
ナナバ「ああ、今度は正面から、戦おうかね」
ナナバがメガネをクイッとする。
《超特大果物爆弾
パワーS
スピードC
レンジS
ガードB
コストD
レアリティB
総合評価B
《マダムのサイクロン》
パワーS
スピードA
レンジS
ガードA
コストC
レアリティB
総合評価A
次回、しっぽ取りゲーム完結!




