4-1.クラス対抗!!しっぽ取りバトル・開☆幕!!
久しぶりだぁ!(n回目)あん「ぐみ」って感じの話が始まります!
【ルナクレープ魔法学校】
そして、遂にやってきた合宿の日
ロッカ「にょ!にょ!にょ!にょ!合宿にょー!!な、何だこのでかいウマはぁぁぁぁぁぁぁ!!」
3階建ての一軒家と同じくらいの大きさの白く美しい馬が2頭、巨大な馬車を引っ張りやってくる。
エコロ「これは、ギガ=ウマだよ。私たち魔女の手助けをしてくれる魔獣のうちの一体。相変わらず大きいねぇー」
エコロがギガ=ウマを見上げながらロッカに教える。
ロッカ「にゃえー!ペインみたいな悪い奴らばっかりじゃないのねぇ!じゃあもしかして、エコロちゃんが召喚してた蛇とか、あのカニとかも魔獣なにょお?」
エコロ「お、鋭いねロッカ、ちょっと賢くなった?悪い事してる奴らが凶魔獣、それ以外が魔獣って覚えておくといいよ」
ロッカ「バインボインバインバインボイーン!」
エコロ「ごめん訂正、アンタなんも変わってないわ」
エコロが呆れ返る。
ラルコット「よーし、そろそろ乗るわよー!」
担任のラルコット先生がクラスの生徒たちを馬車へと導く。
【ギガ=ウマの馬車内】
馬車の中は豪華客船のような風貌をしていた。正に地上版フェリーと言っても差し支えはないだろう。
ロッカ「おおおん!デカすぎるっぴぃぃぃ!」
ロッカが馬車の中を駆け回る。
ヨコミ「あぁ……これは感動だぁ……豪華すぎる、豪華すぎるぅぅぅ!!豪華すぎて黄金の草が生えるぅ!」
その隣でヨコミが目を輝かせながら、辺りを見渡していた。
ネルラ「そうか、ヨコミちゃんちは貧乏だからこういうのは珍しいんだね……ニシシッ!今のうちに楽しんでおくといいよ」
如何にも魔女って感じの帽子を被り、紫色の髪で片目を隠した少女、ネルラがヨコミを横見←ここ大事 しながらニヤける。
ナナバ「ほらまた、そんな事言ってー失礼だよネルラぁ!それに、わっちの家もあんまりお金なかったんや。わっちにも失礼だよネルラァ!」
金髪ポニテ丸メガネのナナバが、いつものように失礼な事を言うネルラを注意する。また、ヨコミに対するネルラの言葉が自分にも刺さってしまって、怒っているようだ。
ごら子「ヨコミ、楽しそうね。私の家に初めて来た時を思い出すわ」
ごら子が馬車にある装飾を背景に自撮りをしたり、荒ぶるヨコミやロッカを動画にして保存したりしながら話す。
ロッカ「にょー!!こんな豪華な馬車なら、出てくるご飯も美味しいんだろうにゃうああああ!おランチが楽しみだにょ!」
エコロ「なんか、ギガ=ウマの馬車直属のシェフが料理してくれるんだって!私も楽しみだよー」
ワクワクしながら馬車内を歩き回るロッカとエコロ。二人が一通り馬車の中がどつなっているか把握した頃、各エリアのスピーカーから、マッソン先生の声が流れる。
マッソン「今から15分後、全員ロビーに集合よぉ!」
勢いよく、マッソン先生の大きな声が響く。少し音割れしていた。
ロッカ「招集をかけられたにょ!エコロちゃん!行くにょ!」
馬車内で最も広いスペースであるロビー。おそらく集会をするのであろうと、皆が向かっていく。
【ロビー】
マッソン「えー、皆さん集まったかしら?」
マッソン先生が咳払いをする。これから何を話すのだろうか。殆どの生徒は今後の予定を話すのだろうと気軽な姿勢でいた。
マッソン「集まったようね、それでは集会を始めます」
場が静まり、生徒たちの視線はマッソン先生へと集まった。
マッソン「単刀直入にいいます。今から貴方達には」
マッソン「デ ス ゲ ー ム を し て 貰 い ま す」
生徒達に電流が走る。全体が「何を言ってるんだコイツは」という雰囲気が漂った。
マッソン「というのは冗談で、訓練を兼ねたレクレーションとして『クラス対抗しっぽ取りゲーム』をします!」
しっぽ取りゲーム……各参加者はズボンの後ろ側にしっぽをもしたタオルを挟んだらゲームスタート。自分のタオルを取られないように、相手のタオルを奪ったら勝ちというゲームである。デスゲームと聞いて緊迫していた雰囲気が徐々に和んでいく。
マッソン「勿論魔法は使って攻防するのよ!!!範囲はこのギガ=ウマの馬車内全域よ!」
マッソン「そして、優勝したクラスには今晩の食事が豪華になるという賞品付き!さらに特別活躍した生徒にはメダルが授与されます!」
マッソン先生が高らかに宣言する。
ヨコミ「メダル貰えるとか結構本格的で草ァ!!」
ヨコミ、草を生やす。
マッソン「ゲーム開始は今から20分後!各クラス、指定されたエリアに集合よ!!」
ルナクレープ魔法学校には「アン」「ドゥー」「トロワ」の三つのクラスがあり、生徒の数はひとクラスに20人ほどである。ロッカ達が所属してるのは、パー・アン、通称あん組。今回のクラス対抗しっぽ取りゲームでは、ドゥー組、トロワ組と三つ巴の形で戦う事となった。
ロッカ「にょー!!しっぽん取りゲーム!絶対勝ってやるにょ!」
ロッカがゲームように配られたタオルを振り回しながら叫ぶ。
ナナバ「さぁ早速作戦会議でもしましょか」
ナナバがその場を取り仕切る。彼女はあん組の学級委員長的立ち位置にいる。
ナナバ「わっち的には、みんなでかたまりながら行動して、少人数で徒党を組んでる奴らを数の暴力で圧倒するのが良いと思うんだけど……」
ナナバの意見にクラスメイトが皆、賛同する。
ポール「だけど、もしも残りふたつの組も同じような作戦だったり、こちらの動きを警戒していたらどうするんだい?」
クラスの中で6人と数少ない男子生徒の1人であるポールが、ナナバに疑問を投げかける。
ラバーン「もしそうなったらアタイの爆裂魔法で奴らを撹乱するさ!そんで相手が油断しているうちにみんなで仕掛ければいい」
みんなからはアネキと呼ばれて慕われている赤髪の女子、ラバーンがそう話すと、周りは皆納得する。
ヨコミ「掻き乱すのはワタシも得意だ!ラバーン!一緒に暴れようじゃないか!」
ラバーン「ああ!」
ヨコミとラバーンが二人で目を合わせながら腕を組む。
ガバ「だったら俺達も!」
ゴボ「その係、承ろうかな!」
双子の男兄弟、ガバとゴボも、ラバーン達と共に撹乱係をする事となった。この後も、クラス内で大まかな役割を決めていった。
ロッカ「敵に近づいたら、ワタチが魔法を使って縛るにょ!それでみんなで突撃ーっ!して一気にみんなしっぽんをひっこ抜くにょ!」
ナナバ「おっけーロッカ!よし!そんな感じで行きますか!それじゃあそろそろ時間だね。みんな、行こうか!」
全員「いえーい!!」
ナナバの号令で、あん組のみんなが配置につく。他のクラスのスタート地点はここから離れた、歩いて2分ほどでつくエリアにある。
マッソン「さあー!みんな準備は良い!?合図に合わせて、ゲームスタートよ!」
マッソン先生が、館内放送にて確認する。
エコロ「頑張ろうね、ロッカ」
ロッカ「うん、エコロちゃんも!」
クラスの呼吸がひとつになる。
マッソン「位置について、よーい!どん!」
あん組の皆が同時に相手の陣地へと走っていく。が、その時何かが起こった。
皆が走っている正面から、大きな竜巻が突っ込んで来た!
ナナバ「竜巻でみんなを吹き飛ばして離れ離れにさせるつもりか!クソ!先手を取られた!マフィン!間に合いそう!?」
マフィン「ごめんねーこれを凌ぐほどのは無理かもー」
マフィンは、相手の攻撃から身を守る、バリアを使う事が出来る。時間さえあれば仲間全員を守れるほどの巨大なバリアを作る事が出来るのだが、今回の場合は間に合わなそうだ。
ヨコミ「仕方がない!作戦とは真逆だが、みんな個々に考えて戦うことにしよううおわあわあわあわあやあああああ!!」
ヨコミがそう話し、竜巻に飲まれ吹き飛ばされる。周りの仲間も皆吹き飛ばされ、遠くのエリアへと吹き飛ばされる。
何者かの竜巻の魔法で、あん組の作戦は台無しになってしまった……みな、バラバラの場所に吹き飛ばされてしまった。
ロッカ「ぼふ……トイレに流された気分だにょ……」
ロッカが頭をフラフラさせながら、立ち上がると、そこには一人の少女がいた。
???「貴方もここに吹き飛ばされたのね!」
ロッカ「あーん?アンタ誰?何組のもんよぉ!?」
ロッカが問いかけると、少女は得意げに答える!
ユメミ「私の名前は新宮司ユメミ!誰もが認める、最高の魔女になるのが夢なの!」
ロッカ「ワタチよりめっちゃ主人公っぽいやつキターッ!」
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