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番外話:後書のようなもの

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本話はふざけた後書です。


本編とは全く関係がありません。


*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*

凛:さて、半年に渡って執筆された『従妹~』も、いよいよ次回で最終回。

そこで、今回は私と蓮で反省会を取り行いたいと思いまーす。


蓮:唐突だな。一体、どうした?


凛:作者が最終話で終了がいい。最終話の後に後書を置くのは嫌だって駄々こねたの。


蓮:なら、後書なんか無ければいいだろ。


凛:でも書きたいんだって。


蓮:あの、バカ作者が……。

ところで、反省は結構なことだと思うが、具体的に何について反省するんだ?


凛:んー、じゃあ、まずは設定について!


蓮:いや、設定って、『従妹~』は、ほとんどの設定が前作からの流用だろ。

今更、反省も何もないんじゃないか?


凛:ううん、反省点はあるよ。実は前作と今作では矛盾があるんだよね。


蓮:ん、何だ?


凛:前作では、結城家の人間で在学中なのが蓮と慎、そして翌年私が入学って設定だった。

けど、今作では、剣兄が今年から大学進学って言ってるんだよね。

まあ、一応、他の高校に通ってた、とも言えるけど、ちょっと不自然だよね。


蓮:凛、そんな細かいとこ、言わなきゃ誰も気づかないと思うぞ。

大体、前作の時点では剣兄の設定なんて無かったんだ。仕方がないだろう?


凛:まあ、そうなんだけどね。


蓮:案外、作者が気付かない矛盾点が隠れてるかもしれないだろ。

指摘が殺到しても知らないぞ。


凛:大丈夫だって。こんなの、そこまで読みこんでる人なんかいないって。


蓮:こんなのって言うなよ……。


凛:あはははは。じゃあ、次。何で私たちの関係、従妹なの?時代は義妹でしょ。


蓮:いや、義妹って無理があるだろ。


凛:え?何で?蓮の両親が死んで私の家に引き取られたってことにすれば……。


蓮:家の両親を勝手に殺すな!確かに、勝と晶乃という名前すら登場していないけども!


凛:ぶー。タイトルは『ご主人様は義妹』。インパクトあると思うけどなぁ。


蓮:何だか出オチみたいで嫌なんだが……。


凛:そうかなぁ……。じゃあ、次は人物について。


蓮:慎が全然生きなかった。律さまと幸菜さまが空気と化していた。


凛:お父さん、お母さん、ごめんなさーい。


蓮:後は俺の友人たち。遠野真輝と奥平慶昌。一度きりしか出てこなかった。


凛:基本的に会話が私たちだけで成り立っちゃうから、脇役の活躍どころが無いんだよね。

結果、本筋に関係ない部分は割愛されちゃった、と。


蓮:結局、まともに出てきたのは、俺、凛、水月、松下の四人ぐらいか?


凛:そうだね。四人に続くのが、有紀、夏月さん、木崎さん、って感じかな。


蓮:楓、奏、郁、駆、のような他の結城家の面々も名前だけの登場になったしな。


凛:まあ、私たちも前作では名前だけの登場だったんだけどね。


蓮:登場人物については、もう少し絞ってもいいのかもな。


凛:そうだね。じゃあ、次、ストーリーについて。


蓮:水月と松下は早く出し過ぎたか?


凛:うーん、それもあるだろうけど、出番を増やすって方が正解なんじゃない?

私は二人が20話以前に、ほとんど出番なかった方が問題だと思うんだよね。


蓮:うーん、長編の場合のラストは決まっていたから、早めに出したみたいなんだが、中盤以前には出番が用意されていなかったんだよな。


凛:重要人物については、今後は大筋以外の部分でも登場させないとね。


蓮:水月と松下が仕掛けた作戦についてはどうだ?


凛:うーん、50点ってところじゃないかな?ちょっと伏線がイマイチかな。

違和感は感じても、桜ちゃんが黒幕だって気付く要素は皆無だもん。


蓮:そうだよなぁ。唯一のヒントが人物紹介の記述だからな。


凛:うん。本編以外をヒントにするのは完全にルール違反だよね。


蓮:そうだな。


凛:他には?


蓮:んー、学校行事がほぼ皆無なのは、どうなんだ?期末試験とか、かけらも無かったぞ。


凛:そうだねえ。でも、しょうがないよ。


蓮:まあ、現役高校生でなきゃ、日程に自信が持てないもんな。


凛:いや、そうじゃなくて。実際、学校行事は私たちには無用だからだよ。

学校行事なんかされちゃうと、私は生徒会長として忙しくなっちゃうでしょ?

今回、生徒会に蓮たちは居ないのに、そんな話しても、意味が無いでしょ?


蓮:まあ、確かにな。


凛:じゃあ、ストーリーを総括するとどう?


蓮:作者の自己評価では、悪くないみたいだな。

計画通り40話で終了したし、前作に比べて大きな破綻は無かったと思うしな。


凛:まあ、前作に比べたらマシになったかもね。

けど、全体として見ると、けっこう強引だったと思うよ。

なんか明らかに40話にするための帳尻合わせがあったでしょ?

そもそも最初は会話で進む半分コメディな話の予定じゃなかったっけ?


蓮:そう言うな。コメディのエンドって結構難しいんだぞ。

特に目的が無いから、だらだらと続くことになりかねないからな。


凛:……ネタが切れなだけじゃなくて?


蓮:それも、あるな。


凛:自慢げに言わないでほしいんだけど……。

そうそう、話は変わるけど、蓮は次作について何か知ってる?


蓮:ああ、『剣豪』の続きと、エセファンタジーかで迷っていたが、

結局、エセファンタジーで行くことに決めたみたいだな。


凛:えー、『剣豪』の続きはいつやるのー?


蓮:『剣豪』は過激だから、勇気がいるんだよ。こんな台詞が、ごろごろ出るんだぞ?


凛:えー、なになに……


台詞1(いじめで自殺した生徒を指して)

「死して尚、周囲に迷惑を掛け続ける……救いようのない人ですね」


台詞2(人を殺したことに罪悪感はないのかと問われて)

「罪悪感?もちろん、ありますよ。

そうですね、ほとんど車の通らない道で赤信号を無視した位には感じてますよ」


台詞3(剣を突き付けながら)

「私が付きっきりで看病してあげます。だから、安心して入院して下さいね」


蓮:な?これ出すのは勇気いるだろ?


凛:ちょっと、何これ!こんなの清和学園じゃないよ。


蓮:特に台詞1な。他にも同趣旨の発言をする奴が結構出てくるんだよな。

もちろん、それの打破が主人公の目的な訳だが、それにしてもな……。


凛:えー、でも台詞2って主人公の上杉影龍さんだよね。

主人公からして問題あると思うんだけど。


蓮:まあ、確かに問題あるな。けど、そこがこの作品の醍醐味なんだ。

歪んだ正義感の持主がなぜか正しいことをしてしまうって面白さがウリで……。


凛:……ねぇ、それって面白いの?


蓮:……作者も自信が持てないらしい。


凛:終了までに何度か投石されちゃうかもね。


蓮:そこまではされなくても、批判は強そうなんだよな。

後は、清和以外書けないのか!って話にもなりそうだから、だって。


凛:……意気地なし。


蓮:まったくだ。

ちなみに、次作の投稿は最低でも半年、長ければ一年以上後になるみたいだぞ。


凛:篠宮俊樹、引退?


蓮:ファンタジーだから世界観に時間をかけたいんだと。

後、次作は少し長めの作品になる分、プロットも作りこみたいんだって。


凛:へぼの癖にそういう所ばっかこだわるんだね。


蓮:それでも、その手順飛ばしたら上手くなれない気がするんだってさ。


凛:ふーん。計画倒れで、このままフィードアウトしなけりゃいいけどね。


蓮:……辛口だな。


凛:と、いう訳で、覚えてたら、次作もよろしくお願いしまーす。


蓮:本作の評価・感想も宜しくお願い致します。


凛:じゃあ、また。最終話で。ばいばーい。

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ふざけた内容、大変失礼いたしました。


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