確率少女とバインドミューカス
彼女の話をしよう。
遺伝でオオカミの耳と尻尾があり、確率操作の魔眼を有していて、変態ホイホイな。
これは、そんな彼女の物語。
・
休日、リトヴァと共に公園のベンチに座りアイスを食べる。
「ふふ、美味しいですね!」
「ですわね」
ストロベリーアイスを食べながら、リトヴァはご機嫌に尻尾を振っていた。
目隠しに隠されているその目もまた、嬉しそうに細められている。
「はぁ……こうしてのんびり出来る時間は素晴らしいですね。ジョゼ、一緒に来てくれてありがとうございます」
「わたくしも今日は適当にその辺ほっつき歩くつもりだったから構いませんわ。でも単独行動をしたくないって……まだホイホイなんですの?」
「まだホイホイなんですよ」
リトヴァは神妙な顔で頷いた。
「道を歩けば変なヒト、角を曲がれば変なヒト……しかも性欲が備わっているタイプのですよ!?何度おぞましい感情を向けられたコトか!」
「おおよしよし」
アイスを持ったまま顔を覆ってわあっと泣き始めたリトヴァの、柔らかい青色の髪を撫でる。
髪色と同じ、上の方に生えているオオカミの耳をこしょこしょ撫でれば、多少落ち着いたのか泣き止んだ。
「……大体は兵士によってソッコで頭パァンされるので平気ですが、全裸のヒトが登場した時はもうホントに意味がわかりませんでした。何故全裸なのか、何故興奮しているのか、何故見せつけて来るのか……」
「あー、うん、まあ、えっと」
「でもああいうヒト達、ねっとりした気持ち悪さがあるからアウトだってわかっちゃうのが一番無理ですね。気持ちが悪くて悪くて……」
……性欲が無いからこそ、露出狂というモノがわからないんでしょうねえ……。
まあ己だって異世界の自分による解説が無かったら理解不能だっただろうが。
全裸など動物や植物、無機物系にはよくあるコトだ。
……性欲がある存在は性行為をしたがる、というのは知っていますけれど、全裸を見せつけるのがどうして性行為の一環となるのか……。
まったくもってわからないが理解したくもない。
異世界の自分曰く、性癖の一種であり性的興奮がどうのこうのらしいが、わからないコトはわからないままで良いだろう。
……無理に理解しようとしても無理なモンは無理ですものね!ええ!
「でもリトヴァ、ソレってイコールで目の前での頭パァンをよく目撃してるってコトですわよね?」
目隠しを装備しているとはいえ、視力的には問題が無い。
つまり思いっきり目撃してしまうというコト。
「大丈夫なんですの?メンタルとか」
「正直言って性欲があるだけならともかく、性欲を持った上で無理矢理性的な行為をしようとする暴走系は凶悪犯罪者でしかありませんからね。
私は私の身が第一です。なのでその、頭パァンが発生して事切れてくれると安心出来る、と言いますか」
「あー」
頷いた。
己の場合は愚か者はソッコでキル対象なので、その感性はよくわかる。
……この世の脅威が一つ減ってくれたと思うと、ほんの少しだけ世界が平和になった、と安心出来ますものね。
「しかしリトヴァってやたらと変態をホイホイしますわよね。混血で魔眼持ちで変態ホイホイとか属性過多というか……」
「最後のは好きで持ってる属性じゃないですよ」
そう言い、リトヴァは溜め息を吐き目隠しの上から、指でその目をなぞる。
「私の魔眼は確率操作。ほぼ不可能を可能に出来る魔眼」
要するに低確率ガチャを確定ガチャに変えれるというモノだ。
異世界の自分は生前その魔眼があればと悔しがっているようだが、ちょっとよくわからない。
「けれどソレは、限りなく低い死の確率すらも操作してしまいます」
目隠しの向こうで、リトヴァは疎ましそうに目を細めていた。
「モチロン、限りなく高い死の確率を変動させ絶対あり得なくさせるコトも可能ですが、もしこの目隠しを外して生活していたら……」
「うっかり発動した結果、万が一あり得ないハズの死を確定させてしまったら……という懸念ですのね?」
バニラアイスが載っていたコーンをパリパリ食べながらそう言えば、リトヴァは静かに頷いた。
「実際私のこの魔眼はこう、引き金が軽いと言いますか」
「くしゃみの拍子に発動みたいな?」
「んー、シチューのニンジンが少しイヤだからどうにかならないかな、と思うと発動しちゃって私の分のシチューにはニンジンがゼロになったり、みたいな」
「成る程」
狙って避けていても、そういうのは入るモノ。
しかしソレが入らないというコトは、確定ガチャを不可能ガチャに変更させるようなコト。
……便利ですけれど、ソレって下手な発動法だと、よそわれたシチューの中の具が全部ニンジンになる、とかあり得そうですわよねー……。
「ちょっと思っただけで発動するレベルなら、確かにちょっと危険ですわね」
「でしょう?」
ストロベリーアイスを食べ終えたリトヴァは残ったコーンを手に持ちながら、困ったように口を真一文字にしている。
チラチラとゴミ箱を見ている辺り、コーンだけというのが苦手なタイプなのだろう。
「食べましょうか?」
「お願いします」
手を差し出せば渡されたので、パリパリとコーンを食べる。
ワッフルコーンは比較的人気があるが、コレのようなウエハースコーンは人気が低い。
……うーん、わたくしとしてはこっちの方が軽めで良いと思うんですけれどね。
まあ個人的にはコーンよりもサンド系の方が好きだが。
アレは安いモノでも何となく高級感があって素晴らしい。
……幼少期からお金に困ったコト無いのに、高級品じゃなくて高級感のある安い方を思い浮かべる辺り、ホントわたくし貴族に向いてませんわー……。
我ながらもう少し高級品なアイスを思い浮かべれば良いのに。
しかし好みは偽れないのでまあしゃーなししゃーなし。
「……平和ですわね」
「ハイ、こうして油断出来るのは久しぶりです」
「油断って」
「だって私、何故か性欲がある上に自制も出来ないヒトに狙われがちなんですよ?」
「……まあ、実際そうだからナニも言えませんわ」
「正直に言うとちょっと疎ましいこの確率操作の魔眼ですが、そういう状況の時は殆ど助けられています」
目隠しの上から目を抑えて、リトヴァは苦笑気味に溜め息を零した。
「逃げれる確率を操作したりして、逃げ切ったり兵士に助けてもらったり。ですが外に出る度ソレでは……」
「気も滅入りますわよねえ」
「ソレに外出する度にそういうのが出没するというのは、王都としても色々アレなのでは、と……」
「やー、ソレは多分関係ありませんわよー?」
リトヴァがやたら狙われがちなだけであってリトヴァが居るから出没する、というワケでもあるまい。
性欲があっても自制心があるヒトはちゃんと自制出来ているのだから、隠れていたアウトなヤツが目に見えてわかるアウトなヤツになるだけのコト。
……まあその結果の頭パァンですけれど、合意じゃない性行為は完全に害と判断されるモノですし。
自業自得なのでナニも言えない。
あと王都の場合はリトヴァがいようがいまいが、未遂含めた性犯罪者の出没が多い場所である。
……多種多様な種族がわんさか居ますし、そもそも人口が多いですものね。
幸い大体が狂人だしタフなので性犯罪者達による被害はここ十数年程全て未遂である。
尚生存している性犯罪者は居ない。
「ま、とりあえず今日はわたくしがボディガードですわ。多少変なのが出ても仕留めますから」
「頼もしいですね、ジョゼ」
「うふふ」
正直言ってこの優れ過ぎた視界は油断するとすぐ透視してくるので、全裸で登場されようと容赦なく蹴りくらい入れられるのだ。
ソレに愚か者相手ならば手加減する理由も無い。
……ええ、流石に殺したりとかはする気ありませんけれど!
「ただわたくし基本的に物理なので痛覚が無い不死身系には弱いですわよ。聖なる属性を付与したとしてもそういうのだとどうしてもマジな一撃必殺になっちゃいますもの」
「ジョゼ、今凄くイヤなフラグ立てませんでしたか」
我ながら今のはやっちまった感がある。
・
やっちまったな、と思いながらリトヴァをお姫様抱っこしてダッシュする。
「いやもう、直後に痛覚の無い不死身系の変態が湧くとかフラグ回収し過ぎでマジかーって気分になりますわねー。もう笑うしかありませんわー」
「ジョゼ、思いっきり棒読みになっている上に目が死んでいますが大丈夫ですか?」
「大丈夫か聞きたいのはこちらですわよ。アナタ思いっきりあのクソド変態に絡まれてましたけどメンタル的に大丈夫ですの?」
「後であのヒトは頭をパァンされるんだなと思うとワリと」
「うーんタフと思えば良いのか無駄に慣れてしまっていると思えば良いのか」
「無駄に慣れてしまった方、ですかね」
「ですわよねえ」
スキップを踏むように、飛んでいるかのようなジャンプを重ねて愚か者と一定の距離を取りつつ逃げる。
絡まれた直後に本能での反射で攻撃したは良いものの、痛覚の無い不死身系、ソレもゾンビ系の混血だったのだ。
……ああもう!ゾンビなら色々腐敗してるから性欲なんざ死滅してるモンでしょうに普通!
しかしゾンビは元が人間だと思うと、性欲がある時代の人間ならあり得なくもない。
そしてあの愚か者は混血であり、ゾンビ要素が半分含まれているだけであって、死後肉体が腐ってゾンビという魔物化した魔物とは違うのだ。
……ええ、わたくしが生粋の天使では無いように、あっちだって生粋のゾンビではありませんものね……!
問題は攻撃した部分が脆く崩れる部分と、それらを適当に繋ぎ合わせればくっついてしまう点だろうか。
普通に厄介過ぎる。
……ゾンビなら天使特有の聖なる属性がキくでしょうけれど、わたくしが愚か者相手にソレで攻撃するとマジで殺っちゃいかねませんのよねー……。
流石にまだその一線を越える覚悟が無いので、ソッコでリトヴァを抱きかかえて逃亡したワケだ。
途中で兵士に出会えたら良いなという発想から逃げ出したのだが、中々出会えない。
……うーん、振り返らずとも背後を確認出来るのはわたくしの目の利点ですけれど……。
追ってくる愚か者を視認しつつ周囲のヒトの迷惑にならない位置を割り出して最適なルートを走り、とやっていると、流石に王都全体に視界を広げるコトは出来ない。
広げる隙があれば兵士を見つけ出してそっちに走って合流してヘルプを出せるのだが。
……まあしゃーなし、ですわね。
こういう時にぐだぐだ悔いても仕方が無いので、どうにかする方法を考えた方が良いだろう。
視た感じだとあの愚か者、ゾンビ要素が半分であり、生態としてはゾンビよりも生者である人間っぽいので、普通に毒などが通用する。
「……よし、ちょっくら王都の外行きますわよ。多分助けて貰えると思いますので」
「よくわかりませんが、抱きかかえられている身としては肯定も否定も出来ないのでお任せします」
「お任せあれ」
目指すは、王都の外れとも言える位置に存在している、植物系魔物達が多い草原だ。
・
結論から言うと、思った通りにコトが進んだ。
まず草原に逃げ込むと、ソコに居る魔物達にどうしたのかと聞かれた。
……正直にそのまま言えば、狂人率の高い人間よりかは魔物の方が常識的だったりする分、ドン引きして怒ってくれましたわね。
そして追ってきた愚か者は、草原に居た魔物達によって捕縛された。
MVPは見た目ハエトリグサなバインドミューカスだろう。
……噛み付いた相手に粘液を接触させるコトで麻痺させ、動きを止める魔物、ですものね。
思った通りあの愚か者は毒耐性が無かったらしく、思いっきり麻痺っていたのでそのまま捕縛した。
聖なる属性を付与した鞭を縄代わりにしたので、聖なる属性と相性の悪いゾンビ系からすれば弱る一方のシロモノだろう。
……ええ、弱体化するだけだからモーマンタイですわよね!
混血とはいえ半分天使である己が悪を嫌うように、混血とはいえ半分ゾンビな愚か者は聖なる属性を嫌うらしく、聖なる属性を付与された鞭による捕縛でぐったりと倒れ伏している。
まあ倒れ伏している理由はバインドミューカスの唾吐きのせいかもしれないが。
……バインドミューカスの粘液、唾みたく吐いて当てるだけでも麻痺効果ありますものねえ……。
結構な回数やられていた上に聖なる属性での捕縛。
さぞや辛いだろうが、この後処刑されるのだろうコトを思えば、まだ生前に受けた償いカウントになるだろうから甘んじて受けてもらう。
……ソッコで処刑だと挽回チャンスがありませんものね。
こういう罰を受けたというのが生前にあれば、あの世の裁判で「まあ既に罰は受けたみたいだし」というチャンスが与えられる。
チャンスといっても地獄での刑期がほんの少し減る程度だが、無いよりは良いと思う。
「あのさあ」
愚か者をふん縛っている間に、リトヴァは助けてくれたバインドミューカスと色々話していたらしい。
バインドミューカスは葉をわさわさ動かしながら、呆れた声で言う。
「とりあえずナンで追っかけられたのかはわかったよ。キミ達に非は当然ながら一切無いってコトもね。でもさ、確率操作の魔眼があるならソレ使って逃げるくらい出来たんじゃないの?違う?」
「ご、ごもっともです」
「いやごもっともじゃなくて、ナンでしなかったのかって話をしてるんだよ僕は。動揺して使うのを忘れてた、ってコトは無いんでしょ?キミ逃げる時抱き上げられてたお陰で結構余裕あったみたいだし」
「……その、使用する際に焦ると、逆に私達に不利な確率操作をしてしまうコトがあると言いますか……」
「ふぅん、火力下げようとして焦って間違えて逆に火力上げる、みたいなヤツ?」
「そうです」
「でもソレだけじゃないんじゃないの?キミの感じ見るに」
「う…………」
……辛口相談室かナニかですの?
うっかり仕留めそうになるのを必死に抑えながら捕縛している間にナニがあったのだろう。
まあナニがあったというか、普通にバインドミューカスに聞かれるがまま応えた結果駄目出しをされている、という見たままのコトが起きたのだろうが。
「…………その、そういう時に、癖付くといけないので」
「使えるモンは使うべきでしょ。ナンで癖付いちゃ駄目なワケ?」
「確率操作なんて、色々な摂理に反してるじゃないですか。下手に確率を弄りまくって、世界の法則を歪めたくはありません」
「一人が使うだけで崩れるような世界じゃないし、崩れてて常に未知が出現するからこそのアンノウンワールドな気もするけど……ま、自分のピンチだろうとそう考えるストイックさは好感が持てるかな」
「あ、いえ、一人の時は流石に身の危険が凄いので使用してますよ。今回はジョゼという頼もし過ぎる友人が居たので万が一も無いなと思い、使わなくても良いかと思いまして。
逃げている最中にも任せるように言われましたし、ジョゼの判断なら大丈夫だろう、と」
「僕の好感度変動色々台無しー……そういう正直さは美点だと思うけど」
バインドミューカスは溜め息混じりにそう言う。
「というか確率操作でその変態ホイホイな部分の確率下げられないワケ?」
「私の確率操作、一時的なモノであって永続性が無いというか……ソコまでの影響が無いと言いますか……」
「成る程、一時的でしかないってコトね」
焼け石に水だからやっていないという事実に、バインドミューカスは再び深い溜め息を吐いた。
・
コレはその後の話になるが、リトヴァはバインドミューカスに惚れたらしい。
まああの後も時々逃げ込んでは助けて貰ったりしたらしいので、惚れるのもわからんでもない、と思う。
……最近じゃ、お弁当持って草原に出かけてますしね。
バインドミューカスは植物系魔物であり食虫植物系なので食べるのは虫なのだが、リトヴァとしては一緒に居る時間が長い方が良い、という考えらしい。
そんなリトヴァは会う度に告白しているそうだが、今のトコ、芳しい返答は無いとのコト。
「でもアナタも結構リトヴァに好意的ですわよね」
「突然顔見せたと思ったらいきなりナニ?」
「いえ、どうしてリトヴァの告白を断るのでしょう、と」
「外野ってそういうの騒ぐよね。蚊帳の外に居るなら蚊帳の外らしく関わらないでくれないかな。そういうのってルール違反だと思うんだけど」
「そうは言われましても、わたくしって視力が良いから生き物系であれば大体の反応は視えちゃうんですのよね」
無機物系は無理だが、植物系は生きているからこそ、結構視える。
動物やらと違って筋肉によるわかりやすい反応は無いが、植物も結構正直だ。
「……リトヴァってさあ、確率操作の魔眼持ってるじゃん」
「持ってますわね」
観念して話すコトにしたらしいバインドミューカスに相槌を打つ。
「そんなの持ってるなら、僕に告白して受けて貰える確率を操作すれば良いのに」
……まあ、確かにソレは可能だろうが。
「わたくしもソレ、一応聞きましたのよね。可能性がゼロで無いなら操作可能でしょうに、って」
「へえ、友人なのにそういうコト聞いちゃうんだ。結構攻めるね」
「友人だからこそ疑問に思うし、聞きたかったんですのよ」
リトヴァは確率操作の魔眼をあまり使いたがらないが、そんな能力があれば、好きな相手を手に入れるコトなど容易いだろう。
そして恋とは盲目になりがちなモノ。
……衝動的に使う可能性が高いモノ、だと思ってたんですのよねー。
「リトヴァ曰く、「そんな卑怯な真似で惚れた相手の感情を操りたくはないし、操ってまで無理に好かれたいとは思わない」とのコトですわ」
「……あっそ!」
バインドミューカスは顔を背けるように、吐き捨てるようにそう言った。
「…………操れたんならゼロじゃないってコトで無理に好きになってるワケじゃないし、卑怯以前に、そういう強制力でも無けりゃ言えないヤツだって居るってのに……!」
「アナタ、シャイな性格なんですのねえ」
「うっさいな、シャイじゃなくて紳士なんだよ僕は。挨拶みたいな感じで告白されるのに軽く返答出来るワケ無いでしょ」
「オッケー、伝えときますわ」
「……………………ヨロシク」
長い無言の後、バインドミューカスはそう言った。
恐らくバインドミューカスからすると、ある程度のロマンチックさがあれば問題無く言えるが、そうじゃない時はプライドやら葛藤やらで答えられなくなるのだろう。
……そしてソレにもどかしさを覚えてた、ってトコでしょうね。
己の言葉にヨロシクと返したというコトは、告白を受けるのを望んでいるというコト。
後はリトヴァ次第だが、心配は不要だろう。
リトヴァ
何故かやたらと絶滅危惧種なハズの変態に狙われる。
確率操作の魔眼なので確率がゼロだと操作不可能だし、そもそも永続性がある程のレベル高い魔眼でも無いのであまり頼らないようにしている。
バインドミューカス
対応が冷たいし正論をズバズバ言うが、一度認めたら好意は上がりやすいタイプ。
ちゃんとした告白を受け、後日鉢植えに植え替えられてリトヴァに抱き上げられ一緒に学園内を行動している姿が目撃される。




