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ヒトと魔物のキューピッド  作者:
六年生
181/300

狼少年とチェーンカラー



 彼の話をしよう。

 遺伝で狼がヒト型になったような見た目で、優しく、しかし空腹時や戦闘時に狂暴化しがちな。

 これは、そんな彼の物語。





 本日最後の授業だった体術の授業が終了した放課後、談話室でダヴィドの濃い金色の毛並みをブラシで整え落ち着かせる。



「よーしどうどうどうどう。荒ぶらなくて良いんですのよー。バトルもう終わりましたのよー」


「グルルルル……」


「どうどうどうどう」



 まだ少し唸っているダヴィドだが、首を押さえて伏せの体勢にさせるだけで大人しくなってくれるのはありがたい。

 後はこうしてブラッシングするなりして落ち着かせればどうにかなるのだ。


 ……今日は近くに居たわたくしがこの役目になりましたわねー。


 空腹時、または戦闘時などに狂暴化するダヴィドだが、六年生にもなれば同級生達も対応に慣れる。

 なので基本的には近くに居る生徒が体術の復習を兼ねて首を腕とかでホールドしつつ押さえつけて伏せさせて一旦大人しくさせ、そのままどうにか落ち着かせるのがいつものパターンだ。


 ……放っといても戻るっちゃ戻りますけれど、一年の頃に森の木を食い千切ってるの発見されてからはこうして同級生の誰かが落ち着かせるコトになったんですのよねー……。



「…………」



 唸り声が無くなり、耳がピルピルと動き始めた。

 大分落ち着いたようなので、もうそろそろ会話が可能のハズだ。



「ダヴィド、意識は?」


「…………ある」


「どのくらい正気に戻りましたの?」


「七割、八割…………うおっ!?ジョゼフィーヌ!?」



 話しながら意識が覚醒したらしく、ダヴィドは驚いたように目を見開いて飛び起きた。

 談話室のソファの上で小さく纏まりながら警戒するように周囲を見渡し、驚愕でか折角整えた毛並みがぶわりと膨らんでいる。



「エッ、俺ナンでジョゼフィーヌの膝の上で毛並み整えられてんだ!?」


「あら完全に正気に戻りましたわね。グッモーニン」


「お、おう、グッモーニン……いや朝じゃねえけど」


「まあ意識の覚醒って要するに睡眠からの目覚めと言っても過言じゃありませんから、間違っちゃいませんわよ、多分」


「俺としてもおはような気分だから間違っちゃねえと思うけどよ、そりゃ……」



 そう言いながら、ソファの上で小さく纏まりながら警戒していたダヴィドはいつも通りのコトだと気付いたのか、安堵したように毛を落ち着かせた。



「……俺、また狂暴化したのか」


「ええ、まあ。体術のクオリティ高いので、アレで正気失ってなければもっと良い成績になれそうなんですけれどね」


「そりゃ無理だろ。ジョゼフィーヌが悪に対して暴走するようなモンなんだからよ」


「うーんぐうの音も出ない正論」


「でも毎回迷惑掛けっぱなしだからな……いっそ体術取るの止めた方が良いんじゃねえか?俺」


「わたくし達もう慣れましたし、授業終了後のお決まりみたいになっててワリと楽しんでるので問題無いと思いますわよ」


「俺の暴走で楽しまないでくれ」


「楽しんでるのはアナタの暴走を落ち着かせてよーしよし撫でて毛並み堪能するとかの辺りですわね」


「ソレも微妙にイヤだな……」



 ダヴィドは耳を伏せてイヤそうな顔をしながらそう言った。

 まあ実際ごもっともな意見だが。



「というか俺の毛並み堪能したって良いコトねえだろ」


「極東の子とか楽しんでますわよ。金の毛並みは金運上がるって」


「上がんねえよ。動物に詳しくないヤツに時々狐と間違われる色なんだぞ。狼だっつの俺は」


「いや人間でしょう」


「そうだった」



 見た目は確かに人外と言っても差し支えないビジュアルだが、目の色が茶色である以上は人間だ。

 実際見た目にちょっと魔物要素が多く出ただけの混血だし。


 ……キノコ生えてようが体が切り離せようが機械で構築されてようが人間なんですから、見た目が獣人程度は余裕で人間枠ですわよねえ。


 アンノウンワールドの人間枠の広大さに異世界の自分が頭を抱えている気がするが、まあコレがこちらの常識なので無理矢理にでも納得してもらおう。

 というか異世界である以上、常識が乖離しているのは当然だろうに。



「つか極東なら神の使いっつって白い毛並みの方が好きなんじゃねえの?」


「なんか神々しさが先に来るから白い毛並み相手に好き勝手触ったりはちょっと心の準備が居るって言ってましたわよ」


「ソレはソレで腹立つなオイ」


「ところでアナタ、いい加減足下ろしませんの?」


「……通りでナンか違和感があると」



 警戒していた時の体勢のままだった為、ダヴィドはずっとソファの上でしゃがむような体勢だった。

 今まで無自覚だったらしく、ダヴィドは素直に座る体勢へと変えた。



「はーぁ、にしてもこう……暴走しないで済むようにならねえかな」


「同じく暴走しがちなわたくしとして助言させてもらうと、もう本能なので無理ですわ」


「ソッコで俺の希望を打ち砕くんじゃねえよ」


「事実ですもの」



 コレでも人間が混ざっている混血な分、父よりも融通が利いていたりする。

 が、ソレでも過剰な迎撃をしてしまうのだ。


 ……まあお父様の場合、マジで手加減無しで仕留めに掛かるコトを考えると、身動き取れないレベルにしつつも息の根は止めないわたくしのバーサクモードはまだ優しいですわ!ええ!



「でもよ、ソレはジョゼフィーヌの事情だろ?んでもって戦闘系天使としての本能」


「まあ、そうですわね」


「んでもって俺の場合のコレは、多分確実に親の性格が遺伝した結果なんだよ」


「具体的には?」


「俺の父親はオオカミ系魔物で優しくまとも、母親は生粋の人間だが野生的な猛獣チック」


「オウ……ソレ聞くと本能というより、単純に生まれる時の遺伝子的なアレコレっぽいですわね」


「だろ?多分空腹時とか戦闘時とか、そういう荒っぽくなるタイミングで一気に母親の方の性格が出るんだと思う」


「アナタのお母様、戦闘時にグルルル唸るんですの?」


「腹減ってる時に待てされた時とか唸ってるぜ」


「ワーオ」



 どっちが獣でどっちが理性的なのやら。

 異世界の自分が頭を抱えている気がするが、まあアンノウンワールドではよくあるコトだ。


 ……というか、友人達にも同じタイプ結構居そうですし、ねー……。





 王都を歩いていたら、偶然見回り中の兄と出会った。



「あら、お兄様」


「おや、ジョゼ。買い物ですか?」


「いえ、ただの散歩ですわ。お兄様はステルスコートと……同僚ですの?」



 兄は、見慣れない魔物を連れていた。



「まあ、そうですね。広義的には俺の同僚のようなもので……チェーンカラー、と言えばジョゼならわかりますか?」


「ああ、成る程。だから一緒に」



 チェーンカラーとは、要するに鎖のついた首輪の魔物だ。

 見た目はしっかりとした革製の首輪であり、前部分に長めの鎖が付けられている。


 ……で、めちゃくちゃ頑丈なんですのよね。


 自立移動が可能な上に伸縮自在、そして鎖部分を意のままに動かせる為、害魔を生け捕りにする際などに役立つとされている魔物だ。

 ソレはモチロン、頭パァンする程でもないがちょっと取り押さえるのが大変な犯罪者相手の時も有用となる。


 ……だから、兵士が時々協力を要請する魔物、でもあるんですのよね。



「あら、でもチェーンカラーがお仕事というコトは、犯罪者が出たってコトですの?」


「ああいえ、そうじゃないのよ。単純に彼女が協力してくれている理由的に、見回りに同行してもらってるってだけ」


「理由?」


「そうなのです」



 ステルスコートの言葉に首を傾げると、宙に浮いているチェーンカラーが頷くように縦に揺れた。



「私はこう、見ての通りに首輪なのです」


「ですわね」


「つまり首輪としての本能があるのです」


「……誰かの首に収まりたい、みたいな?」


「いえ、自分好みの相手の首を締めあげて調教したいというか」


「オウ」



 そういう系統の本能なのか、首輪の本能って。

 まあ確かに鎖付きの首輪というのは勝手にどこかへ行かないようにだったり、暴走しないようにだったりと、ある意味調教と言えなくはない。


 ……普通はしつけって名称使うと思いますけれど、ねー……。



「私としては仕事もやり甲斐があって良いのですが、ソレはソレとしてこう、プライベートなパートナーの首をぎゅってしたいのです!」


「オゥ……」


「まあ、こういう性格の子なのよ」



 ステルスコートはコートなので表情というモノは無いが、その声は苦笑しているような声色だった。



「というワケで、良いパートナーを探すのを手伝う代わりに俺達に協力してもらっているんです。とはいっても見回り範囲を広げて一緒に移動するくらいですがね」


「中々居ないのが実に残念です」



 はぁ、とチェーンカラーは溜め息を吐く。



「……んー、でもソレって、パートナーが見つかったら兵士の仕事辞めるコトになるんじゃありませんの?パートナーが出来たなら、そのパートナーの首にずっと居座りそうですし」


「ええ、そのつもりですよ」


「ソレをわかった上で協力を要請していますからね、俺達も。短期間だろうがなんだろうが、協力してくれる魔物が居るのは頼もしいですし、ありがたいコトですから」


「成る程」



 まあ確かにバイト感覚で学園の生徒に手伝いを頼むコトも多いので、人手不足になったりはしないのだろう。

 ただ納得はしたが、相変わらず兄が天使っぽ過ぎるのが心配だ。


 ……戦闘系天使っぽく無いぽややんさですものねえ……。


 言っているコトは普通なのだが、戦闘系天使の息子と考えるとトゲが皆無過ぎるのだ。

 本当、色々警戒してくれたり気遣ってくれたりするステルスコートには恩しかない。



「ところで、ええと……」


「あ、ジョゼフィーヌ・エメラルドですわ」


「成る程、ジョゼフィーヌですね。ジョゼフィーヌは私のパートナーになれそうな方に心当たりはないでしょうか?」


「ああ、ジョゼなら交友関係が広いから、確かに聞くのに適していますね」



 ……人手に困っていないとはいえ、そうあっさり肯定して良いのでしょうか……。


 まあ同僚のような存在が幸せを掴もうとしているのだから、ソレを肯定して協力しようとするのは正しい姿勢なのだろう。

 寧ろ仕事辞めるんじゃという懸念からそういうの否定派な異世界の価値観の方がヤバい気がする。


 ……異世界のわたくし的にはソレが普通の感性っぽいですけれど……。


 羨ましいとか何故自分はまだなのかとか思うコトはあっても、別に妨害しようとは普通ならないだろうに、異世界はやはり変わっている。



「んー、と言っても……どういうのが好みなんですの?」


「私が必要そうな方が好みです!」


「……つまり?」


「つまり私が必要そうな方ですね!」


「うーん返答に変化無しで結局意味伝わってませんわソレ」


「ああ……多分、チェーンカラーが必要そうな感じに暴走しがちで、でもちゃんと大人しくなってくれそうな、ってコトじゃないかしら」


「そう言いましたよ?」


「言ってませんわ」


「アハハ……」



 ……お兄様もステルスコートも、大変そうですわねー……。


 補足してくれたステルスコートと苦笑する兄を見ていると、こういうタイプの兵士が多いんだろうな、と思う。

 まあ現代人が殆ど狂人だと考えるとちょっと変わった考えでゴーイングマイウェイなヒトが多いのは当然とも言えるので、仕方ないのかもしれないが。


 ……お兄様、まともですものね。



「でも暴走しがちで、大人しく……っていうのは多分叱るなりすれば大人しくなるような、ってコトですわよね」


「そうそう、そういう方居ませんか?」


「アルセーヌとか……ああでもアルセーヌは既にリストリクションフェアリーというパートナーが居るんですのよね」



 暴走しがちでパートナーが拘束系と考えると、拘束系魔物は暴走しがちなヒトを好む傾向にあるんだろうか。

 まあしつけというのは暴走しがちな相手に用いるモノなので、わからなくはない。



「あ、ダヴィドとか?空腹時と戦闘時に暴走しがちで、どうにかしたいって言ってましたわ」


「そちらの方はフリーなのですか?」


「そうですわね。さっき言ったアルセーヌは既に相手が居ますけれど、ダヴィドはフリーですわよ」


「では是非紹介を!」


「エ、まあ、急にダヴィドの首を拘束せずに話し合いから入ってくれるんならわたくしとしては構いませんけれど……お兄様とステルスコートと一緒に見回り中なのでは?」


「ああいえ、見回りついでに彼女のパートナー探しやってただけなので構いませんよ」


「元々彼女は別に見回りしなくても良いワケだしね。パートナー探しの為にわざわざ勤務外のコトまで一緒にやってくれてたワケだから、途中離脱しても問題ないわ」


「です!」



 兄とステルスコートの言葉に、チェーンカラーは首輪部分を縦に動かして頷くジェスチャーをした。

 特に兄達が問題無いのであれば、こちらとしても問題無しだ。





 コレはその後の話になるが、チェーンカラーはちゃんと約束を守り、話し合いから入った。



「な、なななななんと理想の野生的かつワイルドな見た目!」


「いきなり距離近ぇし野生的とワイルドで意味重複してねえか!?ちょ、おいジョゼフィーヌ!俺に紹介したいつって紹介してきた魔物の圧がナンか怖えんだけど!?」


「わたくしに責任はありませんわ。ただチェーンカラーが勝手に暴走しただけですの」


「さり気なく距離取って安全圏からコメントすんな!」


「もしもしもしもしそこのワイルドなオオカミ系の方!是非とも私をアクセサリーのように身に着けたりとかしてみてくれませんか!?ええ、ソレはもう是非首に!」


「首輪にしか見えねえのに首以外に選択肢あんのか!?」


「そうですね首輪ですから腕だの足だの腹だのに着ける選択肢などありませんとも!つまり首!ネック!

さあさあ今すぐ私を装備して良い感じの圧迫感を感じませんか!?」


「この魔物ナンか怖えよ!」



 まともな話し合いかと言われると口を噤むしかないが、少なくとも無理矢理装備させて圧迫したりしないだけまともな対応だった。

 エメラルド家の執事であるアッサールに呪いとして取り憑いているスマイルハーネスなど、強制的に取り憑いて笑顔以外の表情をしたらソッコで締め上げる鬼畜仕様だ。

 ソレを思うと圧が凄かろうがやたら距離を詰めてこようが会話がマシンガンだろうが、無理矢理装備させないだけ良心的と言えよう。


 ……まあアッサールはアッサールで、最近は凶悪な笑みが板についてきてますけれどね。


 無表情が多かったアッサールはすっかり凶悪な笑みで表情が固定されてしまっていて、見る度にちょっとビビる。

 まあお陰で防犯に一役買っているらしいし、本人もスマイルハーネスにいつか必ず勝つと燃えてるっぽいので多分良いんだろうが。

 さておき、ダヴィドとチェーンカラーだが、スタートがアレだったもののチェーンカラーが自分の能力をキチンと売り込んだ結果、自分の暴走をどうにかしたがっていたダヴィドは彼女を装備するコトにしたらしい。



「ぐ、ルルルルルルゥア!」



 食堂から香る食事の匂いに空きっ腹が耐えられなかったらしく、食堂までもうちょっとというトコロでダヴィドが暴走した。



「待て!」


「ガァ、ッウ!?」



 しかし周囲に被害が出る前に、そして周囲の同級生が静かにさせる前に、チェーンカラーがソッコで鎖を強く引っ張って止める。

 ソレはまるで散歩で前に行き過ぎる犬を止める飼い主のようだ。


 ……飼い主居なくて、あるのは宙に浮いてる鎖ですけれどね。


 飼い主役の誰かが居たら最高にしっくり来るのだろうが、止めているのは鎖付きの首輪本体という。



「グル、ルルル……」


「待て、ですよ。そう、そう、良い子ですね」


「グ、グゥ……」



 暴走しているダヴィドは時々隙を突いて食堂の方へ走り出そうとしているものの、元々対害魔要員として兵士と働いていたチェーンカラーにそんなフェイントは通用しない。

 その為しっかりと動きを止められているダヴィドは、段々大人しくなり始めた。



「確かに空腹なのはわかりますが、ソレはソレ。突然乱入して怯えさせるのはいけませんし、列を乱すのもいけません。

そもそも他の生徒も同じように空腹なのですから、ダヴィドもきちんと我慢です」


「…………我慢」


「そう、我慢ですよ。きちんと止まれて良い子ですね」


「良い子…………って!鎖部分で俺を撫でんな!」


「おや完全に覚醒しましたね。気分はいかがですか?」


「また暴走したのか俺って感じで恥ずかしい!」


「私としては暴走したダヴィドを止めるコトが出来たり、可愛らしい姿を見れたりで大満足です!ええ、是非また明日も暴走してくださいね!」


「確かにほぼ毎日暴走してっけど、俺は暴走しないようになりてえんだよ!暴走の応援止めろ!」


「私、暴走の応援止めろという言葉を聞いたのも言われたのも初めてです」


「そうかよ俺もそんな意味わかんねえ言葉発したのは初めてだ!」



 自分も初めて聞く言葉なので、この学園は本当に新しい言葉を聞く機会が多いな、と思う。

 まあ初めて聞くような言葉を発する状況を作る狂人が多いのが原因なのだろうが。


 ……でも、ダヴィドもチェーンカラーも良い感じに仲良くやってるのは良いコトですわね。


 スタートがスタートだったので心配だったが、安心した。

 コレなら兄達に報告しても、心配させるコトは無いだろう。




ダヴィド

見た目人狼だが大分まともな常識人。

ただし空腹時と戦闘時は理性を失って暴走しがち。


チェーンカラー

首輪としての本能なのか、拘束するのが好き。

ただし一時的な拘束では無く、永遠に自分に拘束されてくれるような素敵なパートナーを求めていた為、暴走しがちだが正気に戻るコトも出来るダヴィドは最高に理想。


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