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ヒトと魔物のキューピッド  作者:
五年生
142/300

熱少年とゴールデンクロス



 彼の話をしよう。

 熱の魔眼を有していて、機械に興味があって、ロマン溢れるタイプのメカが大好きな。

 これは、そんな彼の物語。





 ラザールパティシエにまた試作のお菓子を貰ったので、フェリシア機械教師の研究室へ来た。

 甘さ強めのお菓子なのでレンカに大半を処理してもらおうと思って来たのだが、中にはカイとハンヌしか居ない。



「あら、男二人だけですの?セリーナとレンカと、部屋の主であるフェリシア機械教師は?」


「先生はセリーナとレンカを連れて、掘り出し物のパーツなんかはないかって探しに行ったよ」



 金髪を揺らしてこちらにチラリと視線を向けそう言うのは、同級生であるハンヌだ。

 彼は一瞬だけこちらを見てからすぐに手元の鉄に視線を戻し、コントロールが出来ているからと普段から目隠しを付けていないその熱の魔眼を発動させた。

 熱の魔眼に魔法陣が浮かび上がると同時に、ソコから放たれる熱の光線が鉄を溶かし始める。


 ……この特性があるからって、セリーナとレンカにめちゃくちゃ声掛けられてたんですのよねー。


 ハンヌ本人はソレまで大浴場の湯沸かしバイトくらいにしかその魔眼を使っていなかったが、スカウトされて色々と布教された結果レンカが好むような男のロマン系に惚れ込んだらしい。

 結果、こうしてこの研究室の常連の一人になっている。



「そういえば今掘り出し物市やってましたわね」



 成る程、女性メンバーは機械のパーツになるモノを探しに行ったらしい。



「……エ、でも普通こういうのって男手連れて行くモンじゃありませんの?鉄系多い上にあのメンバーだと結構購入するから重量凄いコトになりそうですのに」


「僕もそう思ったんですが、新作を試したいと言われまして」


「俺達が買いたいのは頼んでおいたからそっちも問題無いしね。俺の場合、レンカと好みが似てるから大体察して買ってきてもらえるし」


「ソレはまあ、良いんですけれど……新作って?」


「自立歩行型のカゴです!」


「カゴ」


「自立歩行可能で、リモコンもあるから思い通りに動かすコトが可能なんだ!」


「しかも大きめに作ったので中に沢山入れられるし、バランスとかにも気を遣ってあるんですよ!」


「あー、つまり大量に購入しても問題は無い、ってコトですのね?」


「そう!」


「です!」



 圧が強い。

 いやしかし、ソレなら納得だ。


 ……パートナー達もパワータイプじゃないのに大丈夫かと思いましたけれど。


 発明品を試すという名目でもあるならわからなくもない。

 もし失敗した時はギヤリングの反転能力という保険を用意する、つまりはカイとギヤリングも出ているだろうに、ソレが無いというコトはかなり自信があるのだろう。


 ……まあ、セリーナが居るならその自立歩行型のカゴに無理はさせないでしょうしね。


 機械の声がわかるからこそ、その声を聞きながら上手くやっているだろう、多分。



「ところで、ジョゼフィーヌはナニか用があったの?」


「あ、そうでしたわ」



 ギヤリングの言葉に、ここへ来た理由を思い出してラザールパティシエに貰ったお菓子を広げる。



「他国のグラブジャムンという、甘さの暴力と言えるレベルで甘いお菓子ですの」


「いつもの試食かな?」


「その通り。こっちが本場風に作ったモノで、こっちが少し甘さ控えめにしたモノ。コレはかなーり甘さを控えめにしたモノ、だそうですわ」


「ソコまでするとか、本場のは相当な甘さというコトでは……」


「中までシロップでひたひたになってるんですのよね、コレ……。だからレンカに大半を任せようと思って持ってきたんですの」


「なら俺達は少し甘さ控えめにした方と、かなーり甘さ控えめにした方を試食させてもらうコトにしようかな」


「レンカ先輩なら大丈夫でしょうし……うん、そうですね、僕達はこっちの控えめ二つを食べ比べましょう」


「わたくしもいただいてよろしいかしら?」


「エ、ギヤリングって無機物系魔物ですわよね?食べれるタイプですの?」


「食べれませんわよ?」



 さらっと言われた。



「ですがわたくしの場合、「食べられない」から「食べられる」んです。つまり問題はありませんわ」


「あー……そういう……」



 本当にギヤリングの反転能力は凄まじいなと思いつつ、フェリシア機械教師達が帰ってくるまでは甘さ控えめのグラブジャムンを食べながら適当な会話をした。

 もっとも中々帰ってこなかったので、試食品だからヨロシクという伝言を預けて部屋を去ったが。





 翻訳するのに少し疲れたので気分転換に少し森の中を歩こうかと思っていたら、丁度森からハンヌが出てきた。

 しかも金のマントを羽織った姿で。



「……個性的な着こなしですわね」


「俺の趣味じゃないよ」



 即答された。



「趣味じゃないなら何故そんな金ぴかなマントを……」



 しかも金百パーセントに()える。

 そう思っていると、ふと気付く。



「あら、ソレ魔物ですの?」


「そうなんだ。ナンでか付き纏われちゃって……あの、離れてくれない?」


「イヤ!」



 金のマント、というよりも布っぽいその魔物は、より一層ハンヌを包み込んだ。



「キラキラキラキラ、ギラギラと。目なんて無くても目が眩みそうな、煙なんかよりもずっと目が痛くなるような世界。

その世界では皆皆、お金と立場しか考えていなかったわ。私、あんな世界は大嫌い」


「どの世界?」


「少なくとも森の中じゃ無さそうですわね」



 森の中にもヒエラルキーやら食物連鎖のアレコレやらはあるが、しかしお金に価値は無い。

 立場はわからなくもないが、お金は使用する店などが無いからただの金属でしかないのだ。


 ……金百パーセントで構築されてる感じからすると、人間の面倒臭いコトに巻き込まれてここに逃げ込んだ、とかかもしれませんわね。


 この森は学園の一部なので、部外者は立ち入るコトが出来ない。

 つまり魔物のみ顔パスで立ち入るコトが出来る為、魔物が逃げ込み先にしているコトも多いのだ。



「あの世界の人間達は、私を見て皆目をギラギラさせていたわ。私がキラキラキラキラしているって言って、ギラギラと」


「つまりどういうコトかな?」


「多分、金で出来た布に目が眩んだ人間が金目当てで言い寄ってきてうんざりしてる、ってコトだと思いますわ」


「私は私であって、金でありながらも私なんだもの。なのに私を飾りにしか思っていないような人間だなんて、ごめんだわ。

だってそんなの、私を道具として利用しているってコトじゃない」



 そう言ってから、いいえ、と魔物はその布の体を揺らす。

 その動きは、首を横に振るような動きに近いのだろう。



「いいえ、いいえ。私は道具だわ。だから間違っていないけれど、権威の象徴みたいに扱われるのは嫌いなの。飾りだったりドレスだったり、自慢だったり。

私は確かにキラキラしているけれど、それだけで、だからソレを誇ろうとするヒトが居るのはわかるけれど、ソレは私の嫌いな部分」


「キラキラが嫌い?」


「んーと、綺麗な黒髪だねって褒められたとしても、本人が金髪などに憧れていて自分の黒髪がコンプレックスでしかなかった場合は褒め言葉どころか、悪意ある言葉に聞こえる、みたいなコトかと……」


「だから」



 ぎゅう、と魔物はまたハンヌを強く抱き締めるように布ボディを密着させた。



「だから、アナタが良いわ。アナタと一緒が良い」


「いや、うん、ナンで?」


「だって、アナタは私を見ても反応しなかった。今まで私を見たヒトは、ギラギラした目をしていたわ。買おうとしたり、奪おうとしたり、切り取ろうとしたり。

でもアナタは、無反応だった。無反応のまま、金色だとしか言わなかった。ソレがとっても嬉しいの」



 ……あー、ハンヌの好みってゴツイ系だから反応が悪かったんでしょうね……。


 具体的にはロボットっぽいのが好み、という感じだ。

 スチームパンクのような男のロマン系に矢印が向かっているので、金の布にはときめかなかったらしい。



「私はただの布でしかない。金であるコト以外に特徴が無い自分が嫌いよ。

だからソコを褒める人間も嫌い。でもアナタは私を金色と認識して終わったから、安心するの」


「安心されても困るというか……」


「だからアナタについて行くコトにしたのよ」


「どうしようジョゼフィーヌ!この金の布、まったく俺の話を聞いてくれない!」


「私の種族名はゴールデンクロスだから大体合ってるけれど、出来れば正式な名称で読んで欲しいわ。

今まではそう呼ばれるのは大嫌いだったけれど、アナタは私に興味が無いみたいだから多分平気ね」


「んんー……とりあえず、フェリシア機械教師の研究室に行って一旦落ち着きましょうか」



 こういう時はホームに行って場の力を借りる方が良いだろう。

 ハンヌのホームは自室とあの部屋だろうから、とりあえずはあの部屋の油と鉄の臭いでバフを掛けるのを優先しよう。





 フェリシア機械教師の研究室には、部屋の主であるフェリシア機械教師が居た。

 どうやら他のメンバーは来ていないらしい。



「……ナンすか、その魔物」



 左耳の上に挿してある、かんざしのような飾りをしゃらんと鳴らしながらフェリシア機械教師は首を傾げた。



「いや、ナンか、懐かれたというか……」


「まあ私としてはこの部屋荒らしたりとかしなけりゃ良いんで、見知らぬ野生の魔物が居ても別に良いんすけどね。自由にしてて良いっすけど、好き勝手したら追い出すんで」


「……ええ、わかったわ」


「あれ、素直」



 あれだけヒトの話を聞かなかったゴールデンクロスだというのに、思ったよりあっさりとそう言った。



「……まあ、素直なのは良いコトですわよね」


「確かにそうなんだけど……ゴールデンクロス、俺から離れる気ってある?」


「無いわよ?」


「俺にはこうなんだもんな」


「ドンマイですわ」


「やっぱ先生特有のオーラ的なのでもあったりするのかなー」



 溜め息を吐きながら、ハンヌは箱を開けた。

 あの箱はハンヌの箱であり、中にはハンヌが作ったモノや作りたいと思っているモノ、作りかけのモノやパーツ、工具が仕舞われている。



「腕が動かせるだけ良いコトではあるけど、っと……今日はネジ巻きロボットの改造でも」


「ソレ、なあに?」


「しようかなーって……エ、ナニ?」


「ソレ。その硬そうでゴツゴツしているモノ」


「ネジ巻きロボットだよ。コレはこうやってネジを回すと、ホイ」


「動いた!」



 ネジを巻かれて動き出したロボットに、ゴールデンクロスははしゃぐ子供のような声色でその布ボディをバタバタさせた。



「ちょ、埃立つ埃立つ」


「凄い!凄いわ!この子はよくある鉄の塊にしか見えないのに、動いたりが出来るのね!?」


「…………こっちのロボットは、ここのボタンを押すと腕が飛ぶんだ」


「凄い!飛んだ!飛んだわ!」


「腕は回収しないとだけどね。で、こっちのロボットは胸のこの丸い部分を光らせたりが出来る」


「キャー!格好良い!」



 バタバタして喜ぶゴールデンクロスに、先程まで少し不満気味だったハンヌの気分が大分向上しているらしい。

 好みが一致しているのは良いコトだ。



「…………」



 こちらの様子を窺っていたフェリシア機械教師は、棒付きキャンディを咥えながら言う。



「……金色の布だから、もう少しキラキラしてる……そう、普通の女の子が好きそうなのが好みかと思ってたんすけど、そういうのが好きなんすか?」


「そういうの?」


「そういう、男が好きそうなヤツっすよ。油と鉄臭いようなこの部屋にゃ合わないんじゃと思ってたんすけど、意外と楽しんでるみてえっすね」


「あら、アナタは女性じゃない」


「確かにそうだし、他にも常連の女子生徒とかも居ますけど、アンタ見た目からするとそういうタイプっぽくねえんで」


「だからこそよ?」



 ゴールデンクロスは当然のように、フェリシア機械教師に答える。



「私はずっと、キラキラギラギラした世界に居たわ。私を必要とするのはそういうタイプの人間ばかりだから、そういう人間にばかり捕まえられて、売られたりするの。

そして見せびらかされたりしたから、そういうのは大嫌い。乙女チックにキラキラふわふわしたのも嫌い。チャラチャラギラギラしてるのも嫌い。飾りだけなんて大嫌い」



 その声色は、心の底からの嫌悪に満ちていた。



「でも、このロボットっていうのは好きよ。見た目に華美さを求めていなくて、ゴツゴツしていて、色合いもとてもシンプルで。なのに動いたり光ったりするなんて素敵だわ!

私はずっと飾りとしての私を求められてきたから、飾りとかは大嫌い。でもこの子達はとってもシンプルで、遊び心に満ちていて、ロマンがあって、そして実用的な部分へと繋がりそうなトコロがとっても素敵!」


「成る程」



 フェリシア機械教師はヘラリと笑う。



「正直理解も無く適当に私らの趣味に口出しするようなタイプなんじゃと思って警戒してたんすけど、趣味がどうも私らと似てるみたいっすね。

ソレなら私もアンタを歓迎するっすよ、ゴールデンクロス。モノ壊したりぐっちゃぐちゃにしなけりゃ好きに棚とか物色して構わねえんで」


「既に結構散らかっているように見えるけど?」


「今日のは大分綺麗っすよ。私や生徒がそれぞれ機械弄りに夢中になって他が手につかねえ時なんか、足の踏み場もねえっすからね」


「散らばってるのは一つ残らず大事なパーツだから踏んづけたり足で退けたり出来ないしね」



 ケラケラと笑いながらそう言っているが、実際とんでもない散らかりっぷりになる。

 数人がそれぞれ集中しているせいで文字通りに足の踏み場が無いのだ。

 あの光景を知っている身からすると笑うに笑えんなと思いながら、苦笑を零した。





 コレはその後の話になるが、ゴールデンクロスは当然のようにハンヌのパートナーになった。

 最初は戸惑いまくりだったハンヌも、ゴールデンクロスと趣味が合うとわかった辺りから完全に心を許していたので、まあそうなるだろうなという感じだ。



「いやあ、ゴールデンクロスのお陰で金を加工するコトが出来るようになったっていうのは強いわね!」


「ハンヌが居れば熱での加工もすぐ出来るし、本当にありがたいよ」


「うふふ、うふふ。そんなにも褒められると照れちゃうわ」



 レンカとセリーナに褒められたゴールデンクロスは照れているからなのか、くねくねとよくわからない動きをした。



「ですが、僕達にソレを教えても良かったんですか?」


「だってアナタ達、私を金としては見ていないでしょう?あくまでこの格好良くて素敵なモノを作る為の材料の持ち主、としか見ていない。ああでも、ソレ以前にハンヌのパートナーとして見られているのかしら?」


「だろうけど……凄い秘密だよね」



 ふぅ、とハンヌが溜め息を吐く。



「ゴールデンクロスは金塊を出せるなんて」



 そう、図鑑などに書かれてはいなかったが、そんな秘密があったらしい。

 ゴールデンクロスが布でありながらも金であるからか、その姿を自在に変えるコトが出来るコトはしっていた。

 あくまで布なのでドレスや飾りくらいではあるが、ドレスになった後にまた布に戻り、違うドレスになったりも出来る、と。


 ……多分、本魔的にはそういうのをやらされ過ぎてドレスみたいなキラキラしたモノが大嫌いになったんでしょうけれどね。


 そして大きさも変化させるコトが出来る。

 どうしてそんなコトが出来るのかと不思議だったが、ソレは単純明快、観測出来ない量の金が内包されているからだった。

 要するに密度が凄い、という感じらしい。


 ……時空がちょっと歪んでるようにも()えますけれど、まあ次元をずらすコトで収納可能に、とかは不可能じゃありませんものね。


 青い未来の猫タイプなロボットのポケットみたいなモノだ。

 平面に見えるがそうでは無いという感じらしく、その中から内包されている一部を固めて金塊として外に出すコトが可能、というのがゴールデンクロスの秘密だった。


 ……だから布の一部を切り取られても再生する、みたいな記述があったんですのね。


 まあその話では、欲を出してソレを繰り返した結果再生しなくなり、ソレでも切り続けて切れ端になったゴールデンクロスは窓の隙間からするりと逃げてその身を再生させドコかへ飛んで行った、というオチだったが。



「あ、ジョゼ。一応言っておくけど」


「ナンですの、セリーナ?」


「フランカ先生にこのコトを伝えたりしないようにね」


「確かに、ジョゼ結構そういうの伝えたりするものね」


「ちょっと、レンカまで酷くありません?流石のわたくしでも公表して良い情報とアウトな情報くらいわかってますわよ」


「でもゴールドセイレーンについての時、公表しましたよね。アレってゴールドセイレーンが無理矢理歌わされたりする可能性があるのでは?」


「アレは黄金になっちゃったヒトが戻れるように、っていう情報の為に公表したんですのよ。あとマイクやヘッドフォンみたいに、機械か魔道具を介さないと普通に金になるだけですわ。

耳栓じゃ防げないから、そういう悪は自業自得で愚か者自身の金の像がお手軽に出来上がってジ・エンドですの」


「ソレってバッドエンドって言うんじゃないかな」


「違うわハンヌ、そういうのはデッドエンドって言うのよ」


「つまり総合的に」



 フェリシア機械教師は、椅子の背もたれに体重を掛けながらこちらを見た。



「バカをやらかせばその愚か者はトゥルーエンドに到達する、ってワケっすね」



 その言葉に、セリーナとレンカが続く。



「ジョゼ、悪に容赦が無いっていう……そういうトコがあるよね」


「被害者は助かり、加害者は終わる感じの策が練られているってコトだとすると……悪に対して本当に容赦が無いわ」


「自動的にそうなっただけだから風評被害にも程がありますのよー?」



 あと愚か者に関してはこの場合完全なる自業自得なので、自分に容赦が無いとかは関係ないハズだ、多分。




ハンヌ

熱の光線を発するコトが出来る熱の魔眼を有していて、めちゃくちゃスカウトされた結果ロボットなどのロマン溢れる機械に惚れた。

キラキラよりもゴツゴツしたメカに心が踊る少年心。


ゴールデンクロス

金で出来た大きな布の魔物であり、幾らでも回復するからというコトで見せびらかすのが好きなタイプの金持ちにより自慢されまくり辟易していた。

なのでキラキラしているモノなどが大嫌いであり、そういうのと縁遠いメカ系を知った時の衝撃は凄かった。


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