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ヒトと魔物のキューピッド  作者:
五年生
136/300

シンクロ少年とコンフェッションラット



 彼の話をしよう。

 他人の視覚にシンクロ可能な目を持っていて、魔眼ではなくて、他人との価値観の相違にストレスを抱きがちな。

 これは、そんな彼の物語。





 中庭のベンチの上で、オットーに背中合わせでもたれ掛かられながら極東の漫画を読む。

 漫画というと同人誌しかないイメージだったが、最近は漫画本というジャンルも出てきたらしく、ソレらも図書室へ入荷するようになったそうだ。


 ……というか、こういうのもあったんですのね。


 漫画は同人誌でしか見れないと思っていたが、普通に存在していたらしい。

 異世界の自分も大勝利の舞を踊っていてやかましいくらいだ。



「……ジョゼフィーヌ」


「ハァイ?」



 背中合わせでこちらにもたれ掛かったままなオットーは、体育座りの体勢で小さく呟くように言う。



「ジョゼフィーヌはどうやってその目との折り合いをつけているんだい?」


「特に折り合いとかつけた覚えはありませんし、普通にもう開き直ってるだけですけれど……どういう意味ですの?」


「……俺の目は魔眼じゃないだろう?」


「ですわね」



 オットーの目は、他人の視覚にシンクロさせ、相手の視界を共有して見るコトが可能なのである。

 発動時に魔法陣が浮かんではいないので魔眼では無いらしいが、死後は視覚共有の魔眼になるだろうと言われているレベルで中々の目だ。

 ちなみに受信オンリーであり、相手の視界をジャックして操ったりこちらの視界を見せたり相手の視力を一時的に使用不可能にしたり、というコトは出来ないらしい。



「まあわたくしの目も透視やら遠視やらが出来るとはいえ、魔眼ではありませんけれど」


「だがまともだ」



 急にナンの話をし始めたのだろうかと思いつつ、漫画のページを捲りながらオットーの話を聞く。

 風でオットーの茶色みのある金髪が揺れた。



「俺の目で他人の視界を()ると、相手の価値観まで()えてしまう。

特定の相手だけキラキラしていたり、特定の小物だけが宝物のようだったり、自分以外の生き物全てが路傍の石ころくらいの価値しかなかったりが、だ」


「まあ、価値観はヒトそれぞれですものね」



 そんなコトを言ったら神視点などどうなるコトやら。

 お気に入りの相手とかならともかく、人間とアリの違いもわからなそうだ。


 ……アリと人間で種族が違うのはわかるけれど、興味が無ければ知らないようなインド象とアフリカ象の違いを見抜けるか、みたいな……。


 神は生き物を大体同じ命として見てるからこそ、その辺りの差があまりわからないらしいと父が言っていた。

 要するに外人なのはわかってもどこの国のヒトかは不明、みたいなアレだろう。



「正直ヒトとの価値観の差に、コントロールが上手く出来ていなかった幼少期は本気で他人嫌いになりかけたくらいだよ」


「そういうのって年齢を重ねるごとに頑なになったりしがちだと思うんですけれど、幼少期にその辺の嫌悪を払拭してくれるようなコトでもあったんですの?」


「ああ、学園入学がね」


「学園入学」


「この学園の生徒や教師の頭は異常で、価値観も異常だった。しかし彼らはソレを隠していない。だからこそ、異常であるコトを隠して常識人であるかのような相手だけを嫌悪すれば良いとわかったんだ」


「ん、んん……その言い方だと一部の常識的な生徒まで狂人扱いですわよね」


「ジョゼフィーヌは自分が常識寄りと狂人寄り、どっちだと思うんだい?」


「そりゃ常識寄りの狂人だと思ってますわよ?」



 イージーレベルな狂人を自称しているのだから当然だろう。

 あと個人的には狂人寄りな常識人よりも、常識寄りの狂人の方がダメージも少ない気がする。


 ……狂人寄りな常識人とか、ただのヤベェヤツでしかありませんものね。


 常識寄りの狂人ならまだ会話出来そう感があるのでそっちの方がマシだ。



「そういう風に自分がおかしいと自覚しているから、この学園のヒト達は接しやすいんだ」


「はあ」


「……今のは自己中心的では無く、自分を含めた全てを客観的に見るコトが出来ているっていう俺なりの褒め言葉だよ」


「正直わたくし、悪に対しては客観的云々すっぽ抜けて「排するべき対象」となってしまうのでソコに関しては自己中心的なのではと思いますけれど」


「でもソレは神がそう作った部分なワケで、神の意思なワケだろう?そうなると自己中心的というのとは違うんじゃないかな」


「うーん」



 そう言われるとそんな気もするが、ナンだか話がややこしくなってきた。



「ああ、結局ナニが言いたいのかがよくわからなくなってしまったが……要するに、ジョゼフィーヌはとんでもない視界を有していて、見たくも無いモノすら()えてしまうのにまともな価値観を有していて凄い、と言いたかったんだ」


「エ、そういう話でしたの?」


「そういう話だった」



 そういう話だったのか。



「ソレにジョゼフィーヌはその視界でありながらも、使いこなしているだろう?」


「オットーからすると、使いこなしてるように見えるんですのね」



 自分からすると使いこなせているとは思えないのだが。

 ナンとなく理解出来る能力を自分で扱える範囲で扱っている、が正しい。



「まあ確かに、翻訳とかに利用させてはもらってますけれど」


「他にも路地裏での闇なやり取りを目撃して会話を覚えていたり」


「アレは油断すると()えちゃうんですのよねー……」


「内臓が少し具合悪そうだったりという異常を見つけるとすぐソレを知らせたり」


「内臓系は異常のサインがわかりにくいから()えた以上はソッコで知らせないと手遅れになる可能性ありますもの」


「悪の見分けがつくから本能的に悪を攻撃しそうになりながらも、向こうから関わって来たり目の前で犯罪を実行しない限りは触れないようにするコトで見逃したり」


「悪全てに「汝は悪」って攻撃してるのを客観的に見たらわたくしがただの難癖付けてる子みたいになるんですのよ。

あとそういうのって結局は兵士の仕事だからわざわざ関わりたくないというか、面倒を避けたいというか」


「そしてヒトは結構見た目で他人の価値を決めている場合が多いが、ジョゼフィーヌを含めたこの学園の関係者はソレがほぼ皆無」


「だって見た目って結局面の皮剥がせば皆おんなじ真っ赤な筋繊維があるだけでしょう?」


「そういうトコが安心なんだよ、キミ達は」


「どういうトコ?」



 我ながら今の自分の言動はまったくもって安心感を抱けるとは思えない発言だったのだが。



「……悪人の視界は、気持ち悪いんだ。全てに値札をつけていたり、価値がおかしかったり。

家柄で価値を決めていたり相手の弱点が書かれた付箋でも貼っ付けてるかのように見えていたり、価値が無いと判断した相手はただのヒト型にしか見えていなかったりと、さ」


「ソレもう、脳の視覚的な回路がイカれてんじゃないのかって心配になるレベルですわね」


「多分アレで正常なんだと思うけど……ああいうヤツは滅ぶと相場が決まっていても、滅ぶまでに食い物にされるヒトが可哀想でね」


「なら兵士に協力したらどうですの?」


「俺のコレじゃ役に立てなくないかな?せいぜい相手の視界を共有しておくコトで逃走しようとしてないかを見張るくらいしか出来ない」


「いやもっとあるでしょう出来るコト」


「そうよ、もっとあるハズよ」


「ん?」



 自分でもオットーでも無い声がした。



「例えばそうね、相手が余裕ぶっている時の視界を共有して、どういうトコを見ているかで色々把握するっていうのはどうかしら?

そういう時、ヒトは大事な証拠品があるトコロに視線を移動させる時があったりするんでしょう?」


「いや、うん、話の内容は成る程と納得出来るんだけど、どちら様かな?」



 周囲をキョロキョロ確認するオットーに、視界内なので普通に()えている自分はベンチの下を指差した。



「下」


「下?」


「そう、ここよ……って、きゃっ!?」


「あぶなっ!?」



 サイズ的にベンチの下辺りに居たネズミの魔物はえっへんと胸を張って後ろに転びかけ、咄嗟に手を伸ばしたオットーによって拾い上げられた。



「えーと、キミは?」



 背中合わせ状態だった体勢から普通に座る体勢になり、オットーはネズミの魔物にそう問いかける。



「助けてくれてありがとう。私はコンフェッションラット。アナタのような能力の持ち主を探してたのよ」


「コンフェッションラット」



 オットーは真顔で頷き、こちらに視線を向けた。



「つまりどういう魔物なのかな?」



 本魔に聞け。



「……ハァ。コンフェッションラットというのは、自白させるコトが出来るネズミの魔物ですわ」


「自白?」


「コンフェッションラットの前歯には毒があって、ソレは相手を噛むコトで相手にペラペラ本音を自白させるという代物ですの。

まあ大体は心が読める兵士が居るので自白系を用いるコトはありませんけれど、心が読めないようなタイプの犯罪者相手には重宝する自白剤を提供してくれる魔物、という感じですわね」



 ちなみに見た目はクマネズミなので大きめである。

 もっともこの世界の動物系魔物はサイズが可変だったり小さかったり大きかったりと多種多様なので、ネズミ系魔物の全体で見るとそうでもないかもしれないが。



「そうなのかい?」


「ええ、そっちの女の子の言う通り。そして私は他と違って鼻が良い個体みたいなのよね」


「鼻が、って……どういう感じに?」


「そうね、大体……ああもう説明が面倒臭い!」


「!?」



 急に叫んだコンフェッションラットに、オットーはビクンと肩を跳ねさせる。



「長い説明が苦手なので簡潔に言いますが、私は悪に鼻が利くの。

ソレはもう、悪人はドブか肥溜めから生まれてきたんじゃないのって思うくらいの臭いに感じるせいで、遠く離れていてもわかっちゃうわ!」


「あー、ソレはキッツイですわね……」


「ドブや肥溜めから生まれたんじゃ級ってコトは、染みついて年季が入ってる超ド級に臭いタイプだろうしね……」


「その通りよ!」



 コンフェッションラットはその臭いを思い出しているのか、全身の毛を逆立てながら全力で頷いた。



「だから一人でも多く悪人を逮捕してもらいたいのだけど、私に出来るコトは自白だけ。自白させても証拠が隠されてたりするし、そもそも自白のタイミングが難しいし」


「確かに自白させたとしても、ソレを聞く側が相手を疑ってる兵士でも無かったら虚言扱いになりそうですわよね」


「でしょう!?しかも私の嗅覚は私独特のモノであってコンフェッションラットの特徴とは違うから言っても信じてもらえるかわからないのです!」


「ア、わたくしは普通に信じますわ。嘘吐いてないように()えますし」


「俺もジョゼフィーヌに同じく。ジョゼフィーヌの視界借りたら嘘吐いてないって一目でわかるしね」


「でもわたくし達の場合は目が特殊だから理解出来ただけで、そうじゃないヒトが多いと考えると話してわかってもらえるかの部分がアレですわよね」


「そうなのよ!ネズミが構って欲しくて嘘吐いたとか思われたくないの!」



 確かにそんなオオカミ少年のようなコトにはなりたくないだろう。

 まあアレはオオカミでもネズミでも無く、羊飼いの話だが。



「そのせいで、やたらと臭う悪人共に対して私が出来るのはせいぜい食料を一口ずつつまみ食いして不愉快な気分にさせる程度……!」


「凄く悪質ですわねソレ」


「農家が一部の虫系魔物にやられて相手の種族を害魔認定してくれって申請出したヤツ」


「私からすれば罪人も外道も等しく悪臭、けれどその程度しか私一匹では出来ないのです!」


「充分じゃないかな」


「自白させるこの毒を活かすコトが出来ればきっと人々の役に立ち、平然とその辺に蔓延る悪も一網打尽にするコトが可能でしょうに!」


「まあ悪人から搾り取れるだけ情報を搾り取れば共犯者が芋蔓式に発覚するだろうコトを考えると一網打尽もあながち間違いじゃないとは思いますけれど」


「ですが活かす為には証拠が足りない!」


「証拠不十分で逃げきった前例が結構あるのは事実だしね」


「ああ、昨日のモイセス歴史教師の授業ですわね。死後に館を解体した結果、壁やらに埋め込まれた無数の死体が見つかったんでしたっけ」


「ちょっと私が真剣に話してる時にどういう会話してんのよアンタ達は」



 ツッコまれてしまった。

 こちらとしては単純に昨日の授業についてだと主張したいが、会話の内容が内容なのでそういう反応をされるのは仕方がない。


 ……わたくしも聞く側だったら「どういう会話してんですの?」って言うでしょうしね。


 ちなみに今話した事件については数百年程前にあった本当の話らしいのだが、数百年前なので安心だ。

 その館はキチンと解体され、骨になっている死体達は丁重に供養されたそうだし。

 まあその館があった場所を墓地にしたそうなので、亡者が心安らかにあの世に逝けたかは知らないが。



「んん、えっと……つまりナニが言いたいんだ?」


「つまり、アナタの目を借りたいってコトよ」


「目」


「まあ結局のトコロ借りるのは他人の視界ってコトになるんでしょうけれどね」



 上手い。



「確かに視界を共有するコトは出来るが、ソレでどうしろと?」


「さっきも言ったじゃない。証拠がある場所の特定よ」


「ソレを自白させたりすれば良いんじゃないか?」


「特定の動作で証拠品が隠滅するような仕掛けがあったら自白させた瞬間に隠滅されるでしょう?

だから先にそういうのを把握しておくのよ。もしそういうのが仕掛けられてないようなら安心して自白させるコトが出来るしね」



 要するに!とコンフェッションラットは言う。



「要するに!私とコンビを組んで悪人をこの世から消し去りましょう!ってコトよ!」


「消去ってちょっと思想がハードじゃないかい?」


「あら、悪をのさばらせて利点なんてありますの?」


「おっとこっちも過激派だった」



 どういう意味だ。





 コレはその後の話になるが、オットーとコンフェッションラットは兵士に協力するコトになった。

 要するにバイトだ。

 現代では未成年だろうが混血だろうが魔物だろうが、使えるモノは使う!という感じなのである。


 ……まあ兵士に比べればお安めですけれど、お金入りますしね。


 そして兵士側としては所属だの外部に頼るなどプライドが云々、というような前時代の遺物的思考が無いので、頼れるモノには頼る。

 外部に頼って情けない云々よりも、今その辺に居る犯罪者を牢屋にシュートして市民の安全を確保する方が大事だとよくわかっているのだ。


 ……下手にのさばらせて被害者増えたら加害者の頭パァンするしかなくなって、最終的には死人が無駄に多くなった、という結果にしかなりませんものね。


 被害者は最低限に抑え、加害者は生かして罰を与える。

 そして兵士達の悪人への容赦の無さを周知させるコトで、ゲーム感覚で悪の道に逸れるような愚か者が出ないようにという考え。

 ゲーム感覚だろうと罪は罪なので、ゲームのつもりでもやらかせば最悪頭パァンされるのがわかっていれば愚か者には成り下がらないだろう、というコトだ。



「ん、あら?オットーにコンフェッションラットじゃありませんの」


「やあ、ジョゼフィーヌ」



 休日なので適当にブラブラと王都を歩いていたら、オットーとその肩に乗ったコンフェッションラットに出会った。



「ジョゼフィーヌは買い物かしら?ソレとも私達と同じように仕事?」


「わたくしは良いのがあったら買いたいなと思いつつ適当に歩いていただけですけれど……そちらは仕事なんですのね」


「うん、ちょっと張り込み」



 オットーはヘラリと微笑む。



「自白させても良いんだけど、そっちが錯乱するような毒を盛ったんだろとか言われると厄介だからね。

証拠となる情報がゲット出来るかもってコトで俺がすぐ近くのカフェでお茶しながら視界を共有する、っていう張り込み」


「オットーの目って結構範囲広めですわよね」


「あくまで肉眼で相手を捉えられるような位置に居ないと駄目だけど」



 苦笑するオットーに、ソレでも充分だろうと自分は溜め息を吐く。



「「肉眼で捉えられるような位置」であって、肉眼で捉えなくても良いっていうのは強みですわよ。相手だと特定さえ出来るのであればどんだけ距離あってもイケるって相当なんですから」


「そうよね、私もそう思います」



 コンフェッションラットと一緒にうんうんと頷いた。



「俺としてはあまり自覚が無いからナンとも言えないけど……っと、そろそろ行かないと」


「ああ、仕事ですものね」


「うん、それじゃ!」



 そう言って行こうとしたオットーは、あ、と思い出したようにこちらに振り返った。



「あ、ジョゼフィーヌ!」


「ナンですの?」


「バイトとして紹介してくれてありがとう!」



 ナンのコトかと思えば、バイトとしてオススメだと一人と一匹を兵士に売り込んだコトへのお礼らしい。

 自分はただ兄が兵士、かつ面倒事に巻き込まれたりやたら目撃する為他の兵士とも仲良しで、バイトとして良さそうな友人が居たら紹介するよう言われていたから丁度良いと思っての行動だったのだが。



「どういたしまして!」



 しかしこちらとしては礼を言われるような行動だと思ってなかったとはいえ、お礼を言われるのは嬉しいコトだ。

 そう思い、笑顔で手を振りながらそう返した。




オットー

自分の視覚をシンクロさせるコトで他人の視界を受信可能であり、相手に気付かれたりもしないという高性能。

ただし相手が見ている価値観などもわかってしまう為、それによるストレスは少々ある。


コンフェッションラット

見た目クマネズミな自白ネズミであり、悪人が悪臭に感じる特殊な嗅覚の個体。

悪人イコール悪臭を振りまく汚物でしかない為、悪絶対許さない天使であるジョゼフィーヌと話が合う。


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