1/1
プロローグ あの日の夢
ーー
体が溶けそうなほどの暑い日だった。気を抜けばなにをしていたのかさえ忘れてしまいそうな暑さにふと違和感を覚える。
(なんだか異常に暑く感じるな…)
そう思っているとより暑さは増していく。いや、これは夏だからじゃない!それを自覚した瞬間身体は急激に温度を上げたような感覚になった。
(こ、れは、いった…い…)
意識が朦朧とする中誰かの自分を呼ぶ声がする。
何を言ってるかは聞き取れない。
ただ、何かを叫んでいる。大きな音が自分の体を通り抜けていくような感覚。そして、意識は闇に落ちて……




