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正道日陰の日常  作者: ウドン9191
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日陰見惚れる

 「日陰♪」

出ると扉の脇に立ってた美紅がニパっと笑い

「行くか」

俺は声をかけ普通の通路を歩き出す

「おう♪」

右手を上げ美紅は続く


 歩けば直ぐエレベーター此れも普通


 チンと音が鳴り扉が開き


 俺と美紅が乗り込む

「ごー♪」

美紅がにぱっと笑い

右手を掲げる


 音も無く扉が閉まる


 そしてチンと扉が開けば

新緑万来最寄りの

休憩所のエレベーターに到着


 「しかし同時にエレベーター」

「利用者がいたらどうなるんだ」

俺の疑問に

「事象がずれて問題解決だよ♪」

美紅がにぱっと笑い答える


 「ああ防御方法と一緒か」

俺も出来る

「常に其れを」

ただ常に完全には無理

「凄いよね♪」

美紅がにぱっと笑い歩き出す

「行こ!」

「おう」

俺も歩き出す


 休憩所其れは

大きいリゾート施設の待合そして


 隅にデデンと大きい物理スクリーンが置かれ

各休憩施設が映し出されている


 一枚一枚大きく映し出され

休憩がしたければ通常デバイスを使い

仮想スクリーンから休憩施設を選び

エレベータに乗り込めばいい


 俺はもっぱら移動手段として使っている


 美紅はデバイスを用いずに生活している


 其れはどれだけ美紅が優れた存在かを表している


 「日陰ー?」

俺は何時の間にか立ち止まり

美紅の後ろ姿を見つめていた


 美紅は後姿も美しく

たまに魅せるあれは本当に魅せられる


 短いスカートと麗しい赤髪を靡かせて

振り向きは本当に我を忘れさせ


 俺は・・・・・・


 「何でもない」

俺を見つめ美紅はにぱっと笑い

顔を突き出し

「日陰何食べよう♪」


 そのしぐさ艶やかな仕草輝く笑顔


 そう美しい非常に

ただ憂いは全くないこれっぽっちも無いが!!!


 「そうだな」

「悩みどころだねぇー♪」


 俺達は休憩所を後にし・・・・・

お読み頂き有難う御座います。

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