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Legend von Ein DranChe Jadh Held 竜狩り英雄伝説  作者: 皇豐 鬼羅丸
序章 伝説の幕開け
1/2

プロローグ①とある伝説

 これは、まだドラゴンが天を翔ていた頃の時代。

 大きな巨体を誇り、大きな翼で空を飛び、口から火を吹き、世の大半を支配し栄華と繁栄の極みにあったドラゴン。そして、それに虐げられていた人類は、山奥に逃れて竜から隠れひっそりと暮らしていた頃の時代。

 これは、そんな竜と人が自らの生存圏を巡り血を流していた戦乱の時代の、激闘を描いた物語である。そして、そんな時代の中、戦い抜いた一人の英雄とその妻の恋を描いた英雄叙事詩でもある。


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