ゲーム
「おい都、ゲームしようぜ。」
今日は俺から話しかける。
「なんすか店長。いつもはしゃべんな、ぶっ飛ばすぞ、しか言わないのに。」
いや、そんなことねーよ。
「たまにはいいだろ。」
今日の俺は一味違うぜ。
「いいっすよ。」
かかった。いつも煮え湯を飲まされているからな。
「交代で問題を出して答えられなかったら罰金だ。お前の罰金は500円俺の罰金はハンディとして2000円でいい。」
「わかったっす。」
「それじゃあ俺からいくぞ。漢数字の三の部首はなんでしょう?。」
このために用意した問題だ。答えられまい。罰金はいただくぜ。
「一ですよね。一画目の。」
なんで知ってんだよ。
「…正解だ。」
クソ、このために用意したのに。
「次は俺の番すね。頭が3個あって足が6本手が5本あるものはなんでしょう。」
気持ち悪。なんだそれ。え?。わかんない。
「……………。」
考えるんだ。
「わかんないっすか?。わかんないっすか?。」
マジでわかんない。頭が3個の段階でわからない。クソ、また負けるのか。
「…降参だ。2000円やる。答えを教えろ。」
そう言い財布から2000円を取り出し都に渡す。次は負けないぜ。
「わかんないです。はい500円。」
都から500円受け取る。⁇。ん?。何かがおかしい。
「…おまえ答えのない問題を出したな!。」
「ルールは守ってるっす。ちゃんとわかんなかったから500円払ったっす。だからこの2000円はもらうっす。」
。確かにルールは守っている。姑息なことを。次は負けない。




