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偉い人
いよいよ始まりました。
これからは2時間に一話更新していきます。お楽しみに。
「ええ、はい、ほんとですか?。…わかりました。失礼します。」
俺は今電話をしている。かなり重大な内容だった。
「てんちょー、だれとでんわしとったん?。」
今日は桜子と一緒だ。あとで都も来る。今はそんなことどうでも良い。
「いや、地区担当の上司から電話がかかってきたんだ。何の用かと思ったら本部の偉いさんが来るらしい。」
いやー今日は暑いな。汗が止まらん。
「何しに来るん?。視察?。警告?。」
警告ってなんだよ。ホントに何しに来るんだよ。売り上げは問題ないはずだ。都からは何も報告を受けていない。
「理由はわからんがこの店に直接来るらしい。めっちゃ前だしするぞ。」
せめてもの足掻きだ。今できるのはそれしかない。
「今更やろ。…でもしゃあないからちゃんと働いたるわ。」
それが普通なんだよ。機嫌を悪くされたら困るからつっこまないけど。
「予定ではもうすぐ来るらしい。」
マジで何の用なんだよ。心臓が爆発しそうだ。できることならこの場でブレイクダンスをしたい。できないけど。
「…コンコン。」
ついに来たか!。俺の覚悟はまだできていないぞ。




