問題 3
「店長、問題出すんで答えてください。」
都が唐突に言ってきた。前にもあったぞこんなこと。
「今は暇だから答えてやる。」
前回は屈辱を味わったからな。
「それじゃあいきますよ。店長、あなたは今リンゴを6個持っています。俺が2つくださいと言いました。店長はいくつ持ってますか?。」
なんだこの問題は。小学生か。
「そんなの6個に決まってんだろ。」
一緒に居た七条さんが驚いた顔をしている。何に驚いているんだい?。
「流石店長。普通は4個です。6個ってことは渡さなかったってことですよね。」
「くださいと言われて渡してたらきりがないだろ。」
「自分、店長が怖くなってきました。」
おいおいなんでだよ。
「次の質問です。今まであの建物に入って帰ってきた者はいないと言われました。あなたは入りますか?。」
帰ってきた者はいない?。
「そんなの入るに決まってんだろ。」
「…なんでっすか?。」
「帰ってきた者がいないんだろ。めっちゃ楽しいんじゃないか?。」
「そっちに考えるんですね。普通は警戒して入らないですね。」
「ヤバイかヤバくないか二択だろ。誰も帰ってきてないなら中身の情報何も無いし。」
それなら入ってみるべきだ。
「自分、店長のこと仕事できないだけだと思ってましたけどこんなにぶっ飛んでたんですね。」
なぜか知らんが七条さんからの評価が下がった。…これからは問題に答えるのは控えよう。




