表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Dストアストーリー  作者: knight
72/452

燃える

「ん?。なんか焦げ臭くないか?。」

 何か燃えたような匂いがする。一緒に納品をしている都に聞いてみる。


「そうっすか?。俺はわかんないすけど。」

 そうか。…それじゃあ俺の気のせいかな。作業を続けるか。今日は納品が沢山あるからしんどいな。しばらくすると、


「てんちょー、なんか店焦げ臭いで。なんか燃えてんのとちゃう?。」

 桜子が言ってきた。こいつは店の逆側にいたはずだ。こいつも焦げ臭いと思うということは…。


「おいおいマジか。なんか燃えてるのか?。店の中か?。外か?。」

 てか都なんでわからないんだ。


「そういえば俺風邪で鼻詰まってるんすよね。」

 先に言えよ。ぶっ飛ばすぞ。


「すいません。店が煙臭いんですけど。」

 お客様からも報告が入る。


「申し訳ありません。只今原因を究明します。」

 とりあえず中か外かだな。


「都は外を見てこい。桜子は中だ。エアコンから煙が出てないか見てきてくれ。」

 室内の場合、エアコンが怪しいからな。というかマジで火事だったらどうしよう。


「店長。外は特に何もないっす。」

 いよいよ中か。お客様の避難誘導をしなければ。


「てんちょー。中もなんもなかったで。」

 ……??。


「じゃあなんでこんなに煙いんだよ。」

 原因は一体なんなんだ。


「すいません。お会計いいですか?。」

 なんだ。この匂いがわからないのか。お会計してる場合じゃないだろ。そう思いお客様を見ると


「…!!。」

 驚きで声が出ない。


「…!!。…お会計いたします。」

 都も気付いたようだがなんとか会計を済ませる。


「「「ありがとうございました。」」」

 なんとか会計を済ませた。…よし、店内放送するか。


「ご来店のお客様に報告いたします。先程から店内に焦げ臭い匂いが充満しておりましたが、原因を排除いたしましたのでご安心ください。」

 これでよし。…煙の原因だがそれは


「びっくりしたっすね。まさか腰に蚊取り線香を3つもぶら下げている人がいるなんて。」

 そう、蚊取り線香の煙だったのだ。


「そやな。初めて見たわ。」

 あんなの見たことあるやついないだろ。店に煙の匂いが染み付くだろ。


「あいつの顔は覚えたな。あいつは出禁だ。」

 二度と店に入れさせない。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ