呪いの電話番号
「店長。呪いの電話番号って知ってます?。」
都が聞いてきた。
「なんだよ呪いの電話番号って。」
そんなの都市伝説だろ。
「0120444444って番号があるんすよ。それにかけるとお金が無くなるらしいですよ。」
呪いが微妙だな。命には関わらないのか。
「まずそんな番号存在しないだろ。公衆トイレとかに書いてありそうな番号だし。」
「確かめてみましょうよ。店長の電話で。
「え、嫌だよ。なんでそんなことしなきゃいけないんだよ。」
「怖いんすか?。怖いんですよね。分かります。」
都が煽ってくる。ここで断っては男がすたる。
「いいだろう。その番号にかけてやる。」
そういい携帯を取り出す。
「ちゃんとかけてくださいよ。」
わかってるよ。
「0120444444…これでいいのか?。」
ついにかけてしまった。…大丈夫こんな番号存在しない。只今使われていないってアナウンスが流れるだけだ。
「プルプルプル…。」
え!。繋がりそうなんだけど。マジで⁈。どうしよう。今からでも切ろうかな。
「お電話ありがとうございます。」
繋がっちゃったー。ヤバイ。
「再春館製薬でございます。」
ん?。再春館製薬?。聞いたことあるな。
「ドモホルンリンクル♪。」
都が歌っている。…分かった!。ドモホルンリンクルの通販じゃん。クソ嵌められた。確かにお金は無くなるだろう。だって買ってんだもん。
「商品の注文で宜しかったですか?。」
ヤバイ断らないと。俺はそんなの使わない。
「マミちゃんドモホルンリンクルのCMめっちゃ見てたなー。」
「はい。ドモホルンリンクルのセットを一つください。」
俺に迷いはなかった。
「かしこまりました。それでは手続きに移らしていただきます。」
…こうして俺は呪いの番号に電話し、お金を無くした。




