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Dストアストーリー  作者: knight
70/452

寝込む 2

 俺は今風邪をひいている。しかし懸命に部屋の片付けをしている。その理由はマミさんが来るからだ。


「よし、これくらいでいいか。」

 見られちゃいけないものも隠したしファブリーズもした。


「ピンポーン。店長さんいますか?。」

 キタキタ、マミさんと七条さんが来た。


「開いてるから入ってくれ。」

 部屋に入ってもらう。


「店長さん、風邪大丈夫ですか?。」

 マミさんの顔を見れただけで元気百倍だよ。


「店長、頭大丈夫ですか?。」

 七条さんが寒天ゼリーを見ながら聞いてくる。


「なんで風邪の時にゼロカロリーの食べ物チョイスしてるんですか?。」


「違う俺じゃない。都が買って来たんだ。あいつは嫌がらせをしに来たんだよ。俺だって栄養を摂りたい。でも冷蔵庫が空なんだ。」


「それなら丁度良かったです。私お粥の材料買って来たんで作りますね。」

 マミさんが台所に向かう。マミさんマジ天使。


「お願いするよ。」

 風邪を引くのも悪くないかもしれない。


「それじゃあ私も豊田さんの手伝いに行ってきますね。」

 女子大生2人の手料理を食べられるなんてここは天国か?。…何かを忘れている気がする。頭がボーっとして考えがまとまらない。まぁいい。大人しくしていよう。

 …

 ………

「出来ましたよ。」

 マミさんがお粥を持ってきてくれた。


「味付けは私がしたんですよ。」

 七条さんが胸を張っている。…なんだ頭がいたい。何か危険を知らせようとしているのか?。


「ありがとう頂くよ。」

 お粥を口に運ぶ。…寸前思い出した。このお粥の味付けをしたのは七条さん。この前話していた…。彼女は料理ができないと!!。気付いた時には口に入っていた。


「……ビクッ。…ビクッビクッ。」

 言葉がでず体が震える。


「店長さん大丈夫ですか?!。」

 大丈夫と答えたいが言葉が出ない。


「お腹に物が入ったから眠くなったんですよ。」

 そんなもんじゃない。


「風邪の時は寝るのが一番。邪魔にならないように私達は帰りましょう。」

 今寝たら二度と起きれないんじゃないか?。待ってくれ。

 言葉が出ない。


「ビクッビクッ。…ビクッ。」

 伝わってくれ。犯人は七条さんだ。


「そうですね。店長さん私達はこれで失礼しますね。」

 伝わらず2人は帰ってしまった。目の前が真っ暗になる。


「……ハ!。」

 俺が次に目を覚ました時は3時間後だった。もう二度と七条さんの料理は食べない。



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