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Dストアストーリー  作者: knight
69/452

寝込む

「ゴホッゴホッ。」

 俺は今風邪をひいて寝込んでいる。仕事が休みの日に風邪を引くなんてついてない。やはり病気の人が来るから予防を怠ってはいけないな。


「…寂しいな。」

 ついつい漏れてしまう。一人暮らしはこう言う時不安になる。ていうか冷蔵庫の中に何もない。栄養が摂れない。


「コンコン。てんちょーおる?。」

 ノックをせずに口で『コンコン』言って桜子が訪ねて来た。


「風邪ひいたらしいっすね。いろいろ買って来たっすよ。」

 都もいるようだ。何か買ってきてくれたのは正直ありがたい。


「あぁ済まない。」

 ここはお礼を言っておく。


「てんちょー。1人で寂しかったやろ。」


「店長、店長、プリン買ってきたっすよ。」

 2人同時に話しかけるな。


「少し寂しかったよ。後プリンは冷蔵庫に入れといてくれ。あとで食べるよ。」


「店長、俺が自分の金で買ったんすよ。」

 恩着せがましいな。


「あぁわかったよ、ありがとう。」


「お腹空いたんでプリン食べますね。」

 なんでだよ。


「俺のありがとうを返せよ。」

 なんのために来たんだよ。からかいに来ただけなのか。


「ちゃんと店長のぶんもありますよ。」

 それなら良いんだよ。


「はい、寒天ゼリーと炭酸水。」

 チョイス!。


「俺は今風邪をひいて栄養を欲してるんだよ。カロリーゼロじゃないか。」

 食べてどうなるんだ。


「後、夜寝れない時用にトランプを持って来たっす。」

 普通漫画とか小説だろ。1人でトランプでどうしろというんだ。


「お前はもう帰れ。わざわざ電車で何しに来たんだよ。」


「俺の気持ちをないがしろにするんすか?。」


「その気持ちが信じられないんだよ。」

 からかいたいだけだろ。


「ん?。桜子はどうした。」

 さっきから桜子の姿が見えない。


「てんちょー。電車賃がわりにこのゲーム借りてくで。」

 強盗じゃねーか。


「お前はマジで何しに来たんだよ。」

 そのゲームは置いていけ。俺の生き甲斐だ。


「そやった、伝言な。マミちんと葵ちゃんあとで来るって。」

 何⁈。マミさんが来るのか。


「んじゃ店長俺ら帰るっすね」


「よう栄養とって寝ときや。」

 その栄養がないんだよ。後マジでゲーム持って行ったな。


「…ゲームは次会ったとき回収するか。」

 それよりマミさんが来るなら部屋を片付けるか。

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