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七条葵 2
「葵さんは女の子でいいんですよね。」
そうだこの中でマミさんだけが知らなかったな。
「そうだ。こんな格好をしているがちゃんと女の子だよ。」
「私自分の服装とかに興味がなくて…。」
前の面接の時に言ってたな。
「そんな勿体無いですよ。ちゃんと女の子らしい服を着れば可愛くなりますよ。」
マミさんが熱弁する。
「ウチもそう思うけどな。自分なんで男もんの服着だしたん?。」
「私ずっと女子校でみんな可愛いから自然と。後コスプレで男装した時に似合うと言われたので。」
女子校でこのルックスか。女の子にモテただろうな。
「周りに勧められるまま男の格好してたわけすか。」
本人の希望で男装してるわけじゃないんだな。
「私としては男の格好も嫌いではありません。でも…。」
「でも女性らしい格好もしてみたいと思います。格好だけでなく女子力を身に付けたいです。」
「そこで豊田さん、私の師匠になってください。」
「え!。」
マミさんが驚いている。
「葵ちゃんがここ受けた理由マミちんに憧れたかららしいで。ええやん女子力教えたりや。」
女子力って教えるもんなのか?。
「…私に出来るか分からないけど精一杯頑張ります。」
なんかよく分からないけど店に師弟ができたようだ。




