七条葵
七条さんには早速バイトのみんながいる日に入ってもらった。みんないる方が自己紹介が一回で済むからな。
「今日から入ってもらうことにした七条葵さんだ。よろしくしてやってくれ。」
「今日からこの店で働くことになりました、七条葵です。どうぞ皆さん葵と呼んでください。」
七条さんが挨拶をする。服装は相変わらずボーイッシュだ。
「改めまして都伊織です。多分店長より仕事できると思うから分からないことがあったら聞いてね。」
…反論できない。こいつにはパソコンを使った業務を全てやってもらってるからな。…いや同じくらいは出来るはずだ。
「この間ぶりやね。大神桜子です。都より仕事できるから分からんことがあったらなんでも聞いてね。後都はウチのやから。」
そうなんだよな。こんな感じなのに桜子は仕事が出来る。
「初めまして。豊田マミです。私もここ最近入ったばかりだけど一緒に頑張っていこう。」
マミさん健気だな。時給あげようかな。
「この店では店長は何もできないんですか?。」
都と桜子のせいで勘違いしてるだろ。
「いやそうなことないよ。当然俺が一番しご…」
「店の売り上げの管理誰がしてるんすかね〜。」
「てんちょーこの前発注ミスっとたで。ウチが直したったけどな。」
「店長さん。値札付け間違いしてましたよ。」
……。
「俺が一番仕事に熱意をもっているぞ。」
涙が出そうだ。
「…大体わかりました。それではこれからお願いします。」
ちょっと待ってくれ。弁解するチャンスを。




