面接 2人目
「それでは面接を始めます。」
2人目の面接が始まった。
「お名前からお願いします。」
ここで都を睨みつけておく。いらないことを言うんじゃないぞ。
「はい、名前は豊田マミ(とよだまみ)といいます。大学1回生です。今日はよろしくお願いします。」
うむ、まず挨拶はキチンと出来ているな。
「豊田さんがウチでバイトをしたいと思ったきっかけは?」
店長がカッコイイからって言ったらその場で合格にしてあげるぜ。
「まず第1に自宅から近いからです。徒歩で5分程なので」
うん。職場に近いことはいいことだな。ここで都が動く。
「俺も家この辺なんだよねー。小学校多分一緒だね。」
黙ってろって言ったはずだ。
「そうなんですか。ところでお名前をきいてもいいですか?」
クソ、都に場を支配された感じがするな。
「都伊織、気軽に伊織先輩と呼んでくれ。」
勝手に仲良くなるんじゃない。あとまだ採用も決まっていない。
「えー、面接に戻ります。志望した理由は家が近いからだけですか?」
ぶっちゃけ理由はどうでもいいからな。
「あ、あと・・・言わないとダメですか?」
答えにくいことなのか?俺がタイプだったとか。…それは無い。都狙いならあるかもな。
「答えにくいようでしたら大丈夫ですよ。最後に言いたいことはありますか?」
「え、えーと 初めてのバイトで分からないことばかりだと思いますが、頑張るつもりです。」
やる気は抜群だな。
「面接を終わります。」
合格でいいんじゃないか?




