嵐の夜に 2
現在電車が動いていない。非常にまずい状況だ。
「店長どんまいです。今日は店に一泊ですか?。」
いやいくら社畜でも店に一泊はヤバイだろ。
「意地でも一泊はしねーよ。寝なきゃ一泊とはいわないだろ。」
起きて明日を迎えてやる。
「いや普通にタクシー呼ぶとかしたらええやん。」
俺の懐事情なめんなよ。
「この前お前らに奢ったから金ねーんだよ。」
とてもじゃないがタクシーなんて呼べない。
「店長。社会人として恥ずかしいっす。」
うっさいな。
「まじで電車止まるとかついてねーよ。本当にどいしようかな。」
本気で店に一泊を考えた方がいいか。
「…店長さんうちに泊まりますか?。」
……?。幻聴か?。
「マミちゃん本気?。店長だよ。店長だよ。」
だからなんなんだよ。
「別に大丈夫です。」
まじで。いいの?。
「それじゃあお世話になろうかな。」
いいんだよね。問題ないよね。
「あかんに決まってるやろ。何乗り気になっとんねん。」
桜子が止めに入る。でもマミさんがいいって…。
「都あんたの家に泊めたり。」
いや俺はマミさんの家に泊まりたい。都反対しろ。
「……うす。」
なんで従順なんだよ。いつももっと抵抗するだろ。
「んなてんちょーは都の家な。お疲れ様。」
そういうと桜子はマミさんを考え連れて帰って行った。
「しゃーない。都の家に泊まるか。」
結局俺は都の家に泊まった。どうだったか?。普通に楽しかったよ。




