質問 2
店が終わった。
「そんで都話ってなんなん?。」
「いや話っていうか質問なんだけど。」
そうだな。都は質問したいだけなのに桜子が勘違いして話をすることになりかけていた。
「お二人なにかあったんですか?」
少し遅れてシフトに入ったマミさんが質問してくる。
「都が桜子に質問があるらしい。」
「そうなんですか。…その割に空気が張り詰めてますね。」
そうなんだよ。ただ質問するだけなのにな。
「桜子ちゃんに聞きたかったのは大学の友達から聞いたことなんだけど『大阪の人はお好み焼きとご飯を一緒に食べる』って聞いて本当なのか確かめたかっただけなんだよ。」
…思ってたよりだいぶしょうもない。しかもそれは都市伝説だろ。炭水化物と炭水化物を一緒に食うわけないだろ。
「そんなん食べるに決まってるやん。」
決まってんのかよ。えっマジで。
「桜子さん本当ですか?。」
マミさんも興奮している。
「ほんまやで。大阪のお好み焼き屋行ったら『お好み焼き定食』が普通にあんねんで!。お好み焼きとご飯と漬物と味噌汁のセットや。」
お好み焼きはおかず扱いか…。
「本当だったんすね。未だに信じられないっす。」
都も受け入れられないようだ。
「心配せんでもウチと結婚したら慣れてもらうから。大丈夫や。」
このやり取り前にも見たぞ。
「まず結婚しない。」
そろそろ楽になっちゃえよ。案外幸せかもしれないぞ。




