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質問
「ねぇねぇ。桜子ちゃん、聞きたいことがあるんだけど。」
珍しく都から桜子に話しかけている。普段都から話しかけてることはあまりないから貴重な光景だな。
「どうしたん都。突然。…あ!わかった。欲しい子供の数とか?。うちは出来れば3人は欲しいかな。都が薬剤師になるから収入的には問題ないやろし。男の子と女の子どっちがいいかな。私的には…」
桜子の口が喋りすぎて閉じてない。都も開いた口が塞がらない。
「ちょちょちょちょっと待って。俺まだなにも質問してないよ。なんで自己完結した上にさらに提案してくるつもりなの。」
こんなに慌てる都も珍しい。まぁ都からすれば全く意味がわからないだろう。
「ごめんごめん。ウチ舞い上がってもうたわ。それでなんなん?。」
舞い上がり方がとんでもなかったな。
「…やっぱりいいっす。」
都の心が折れたようだ。
「そんなん気になるやん。なんなん?。」
心なしか桜子の機嫌が悪くなったようだ。さっきまで死ぬほど機嫌良かったのに。
「わかったっす。店が終わってから話すっす。」
都の喋り方が若干敬語になっている。ここは助け舟を出してやるか。
「桜子ちょっとこっち手伝ってくれ。」
桜子を呼び出す。
「ほな都、店終わってからな。」
都は何が聞きたかったんだろな?。




