暗雲 4
「店長さん、なんのお電話だったんですか?。」
マミさんが聞いてくる。
「あぁ近くに出来た店のオーナーが来るらしい。悪いけど仕事は任せることになるかもしれないよ。」
今からこの店は戦場になる。
「分かりました。あ!キングさんです。久しぶりに見ました。」
キングか…。確かに久しぶりに見たな。事業が失敗してどこかに行ったのかと思ってたよ。しかし今はそんな事はどうでもいい。今はオーナーだ。
「さてどうしようか…。」
「店長さん、店長さん。キングさんがお話しがあるそうです。」
なんだキング。今日は割引きはおわっているはずだ。
「お久しぶりです。この度、この近所に出店することになりました店のオーナーをしております。」
お前かよ。え、お前かよ。事業って同業かよ。
「………。」
混乱して言葉が出ない。
「お客様オーナーをやられているんですね。すごいです。」
マミさんガチャ話しかける。
「はいそうなんですよ。最近オープン致しました。こちらの店と仲良くやっていきたいと思っております。」
仲良くやりたいだと。同じドラックストアで仲良くできるわけないだろ。
「ドラックストアなんですか?。」
マミさんが聞く。この答えで確定するな。キングお前が敵だと。
「ん?違いますよ。スーパーです。」
何、なら何故うちの売り上げが落ちているんだ?。
「長々とお邪魔して申し訳ありません。それでは私はこれで。もしよろしければうちのスーパーをご利用ください。」
状況に頭が追いつかない。何故うちの売り上げが下がったんだ。パソコンを確認してみよう。
「…このせいか。」
都が見ていたのは別の店の売り上げデータだった。見間違い…。あいつが?。…わざとか。俺は電話を手に取る
「ガチャ。…夜道には気をつけろ。」
「えっ誰⁈なに⁈こわ。」
とりあえず今はこれでいいか。次きた時覚えてろよ。




