450/452
女子会 時を経て
「ほなら…かんぱーい!。」
桜子ちゃんの声が響く。仕事終わりにご飯を食べに行くのは久しぶり。いつもはあの人と食べるから。
「さぁさぁ食べてくださいよ!。今日のは経費で落とすんで。名目上はミーティングってことにしてます。」
葵ちゃんが嬉しいことを言ってくれる。やっぱり家庭の財布を預かる身になってから支出を気にするようになった。2人とも働いてるから結構余裕はあるんだけどね。でも…そのうち子供も欲しいし。
「葵さん?、私その話聞いてないですけど?。経理担当の私には言っておいてくださいよ。」
千冬ちゃんが葵ちゃんに文句を言っている。千冬ちゃんは大学で経済系に進みこの会社の経理を担当してくれている。とてもしっかりしているので頼もしい。
「まぁまぁええやん。大きい取引も成功したんやから。なぁマミちん。」
「はい、新しい商品が話題になってるので…」
今期既に3つ目の新商品はテレビでも取り上げられる人気商品になった。
「…もう仕事の話はやめましょう。うちはホワイト企業なんで。」
確かに料理が並び始めている。もう我慢できない。いただきます!。




