暗雲 2
「どうやって乗り込んでやろうかな?。」
俺は今近所に出来たという店に乗り込む算段をつけている。
「乗り込むって言ったって何もできるわけないでしょ。営業妨害で捕まりますよ。普通に買い物するだけでしょ。」
相棒は今意見を述べたのは都だ。
「うるさいな。こういうのは雰囲気が大事なんだよ。」
実は一回言ってみたかったんだよな。
「すいません。こちらの店の店長さんはいらっしゃいますか?。」
突然人が訪ねてきた。こういう時は、クレームの可能性が高い。めんどくせーな。
「はい、私が店長です。」
一応しっかり答えておく。ここで対応を間違うとクレームが悪化する可能性があるからだ。
「私、この度この近所に出店することになりました、店の店長でございます。本日は挨拶に参りました。」
なんと向こうからやって来た。
「そうですか。ご丁寧にどうも。」
ついついぶっきらぼうになってしまう。そこで都が切り出した。
「自分はアルバイトの都です。質問なんすけど、どうしてこの地域に出店をされたんですか?。」
いい質問だ。
「そうですね。オーナーが決定されたとしか言えませんね。ところであなたが都さんですか。オーナーから話は聞いております。」
どういうことだ。そのオーナーはうちのことを知ってるのか?。
「オーナーとはどんな方なんですか?。」
都が更に質問する。いいぞ。どんどん攻めろ。
「それは言えませんね。近々オーナーが参りますのでその時に確認ください。」
ますますオーナーについて気になってきたな。
「それでは私は失礼致します。」
そういうとその男は帰っていった。
「敵に先手を取られたっすね。それにオーナーとか言う人誰なんすかね。」
「誰かは知らんがそいつがきた時が勝負だな。」
絶対に店の売り上げを伸ばし戻してみせるぜ。




