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Dストアストーリー  作者: knight
38/452

都伊織 4

「店長聞いてくださいよ。」

 都が話しかけてくる。


「なんだ。」


「俺、欲しい自転車があるんすよ。」


「それで?。」


「欲しい自転車が2個あるんでどっちがいいと思うか聞いていいすか?。」

 別にそれぐらい構わんだろう。


「価格が2万違って高い方が300グラム軽いんですよ。」


「たった300グラム!?。」

 なんだそれ意味あるのか?。しかもそれで2万。謎な世界だな。


「自転車の世界では重要らしいです。多分。」

 しかし300グラムか…。


「それなら2万やすい方買ってお前が300グラム痩せれば良いんじゃないか?。」

 それならトータルの重さは一緒だろ。


「…!。店長天才じゃないすか。」

 そうだろ、そうだろ。


「その浮いた2万で飲みに行きましょう。」

 よしよし楽しくなってきた。


「みやこー。飲みに行ったら300グラム減らへんで〜。」

 チッ、余計なこと言いやがって。


「自転車自体が軽いことに意味があんねんで。高い方にしとき。」


「そうっすね。高い方にするっす。役立たずの店長はどいてください。」

 さっきまでの態度はどうした。


「後、飲みに行くのは無しっす。」

 俺のワクワクを返せ。


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