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都伊織 3
「てんちょー。プレゼント用意したん?」
プレゼント?何を言ってるんだ桜子。
「プレゼントって何だよ。なんかあったっけ?」
何も思い当たらないが…。
「都の誕生日やん。明日やで。」
都の誕生日?初めて知ったよ。
「ウチもマミちんももう用意してんでー。」
「マミさんも用意してるの?。」
いまだに下の名前で呼ぶ時に顔がにやけかける。
「はい。以前聞いていたので用意してますよ。」
桜子はわかるとしてマミさんもあんな奴のために用意してるのか。
「あいつの為に用意するのか。めんどくさいな。」
あいつには、迷惑ばかりかけられている。こっちが逆に何かもらいたいぐらいだ。
「そんなこと言わんと用意したってな。値段とかは別にいいから大事なんわ気持ちや。」
「しょうがない。明日の出勤までに何か買ってくるよ。」
痛い出費だが仕方ない。百倍にして返してもらおう。




