部長 2
「どうぞ座ってください。」
西田部長に言われる。
「はい。」
ここは大人しく従う方がいいだろう。
「どうして今日私がこの店に来たかお分かりですか?。」
俺が確か都の話では俺が『ぶっ飛ばすぞ。』って言ったのをお客様に聞かれた、感じだったな。
「自分に問題があったからでしょうか?。」
素直に認めつつ内容までは踏み込まない完璧な答えだろ。
「貴方は何も聞いていていないのですか?。」
ん?なんだ。事前に内容を伝えているのか?それなのに俺に伝わっていないということは……都のやつ、黙っていたな。これは西田部長の印象も悪くなったかもしれん。
「今日私がこの店に来た理由は……。」
なんだ。
「貴方の表彰に来たのです。」
……???。
「まだわかりませんか?」
まだ全くわからない。
「先月のキャンペーンでこの店の貢献度が高かったので表彰します。」
思い出した。栄養ドリンクの販促キャンペーンがあったな。
「あ…あのキャンペーンの。」
「そうです。これがその表彰状です。これからも頑張ってください。」
「わかりました。」
安心したせいか一気に体の力が抜ける。
「それでは失礼しますよ。」
、
、
、
、
「おい都。お前知ってただろ。」
西田部長が帰ってしばらく動けなかったがなんとか復活した。
「いや〜黙っていた方が面白いかと思って。」
何が面白いだよ。頭が白くなりそうだっだよ。
「店長さん無事で良かったです。」
豊田さん、天使すぎるだろ。可愛い。
「とにかくこれからはしっかり報告はするように。」
次やったらクビにしてやる。




