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火炎の中のルイ

作者: 犬飼 舎人
掲載日:2016/06/12

火炎の中のルイ-

  


私、すきじゃないわ こんな事 ほんとうよ  炎に追われて生きているの  


そうして  教えて


一度 階段を踏み外したら ずっと下まで落ちてしまうのかしら


そうよ 炎のような仕事だったわ   自分が惨めに思えたら 


泣きそうになったけどこらえたの


賞味期間があるって言うのよ だからもっといやらしい事をしろって 


炎に囲まれて生きているの 


どうか教えて


禍福は定めなのかしら そしたら必死に生きてる 私は馬鹿々々しいわ


そうなの 炎のような仕事なの  働くほど火傷するのよ  燃え尽きるまで


私を取り巻いて


私くらいの替わりなら 星の数だって  だからもっと汚い事をしろって  


炎が囲んでそう言うの


ねえ答えてね  神様なんて いないのかしら  不幸な出来事が一杯なのって?  


ここが地獄?


夜のそよ風が ささやくの  少しだけ  君の生き方は間違っているよって  


君が神様ならばどうしたい そう言うの

   

火炎の中から甦生する 鳥の話をしてあげよう   深い海のような哀しみも  


地の底のような苦しみさえも


すべてが 君の生きる糧   あなたがアーティストならば そうだよって

 

銀河の何処へでもいくわ  宇宙風にのって  たおれかけた命に向かって  


樹々を揺らし続けて  語りかけるわ


奇跡はあるのよって    私が神様だったら そうするの


                      2016-05-15sun





鬼の増殖-



落ちこぼれたら 不良になるしかないよね 彼がそう 言うんだ


考えてもごらん  誰にも母がいるように  だれもが天使のように 


うまれてくるよ



僕は思うんだ  誰かが作った舞台から落ちたって  狭い舞台だもの 


だれかを落とさなかっただけ ましってもんさ



君のいるところが劇場だよ  人生の   鬼や魔物の役者は過密状態   


だからね 内緒だよ  ギャラが安いんだ



天使や菩薩の役者は難しくて  演じ手がいない  ここだけの話  


ギャラが高いんだって



ひとには いろんな考え方があるからね  彼がそう 言うんだよ


でも 考えてもごらん  誤りは幾つもあるけれど  生みの母は


ひとりだけのように

 

僕は思うんだが   痛みを  誰かに押しつけるのか   私が持って逝くよ  


と言えるのか


大事な考えは   そんなには ないよね



意地汚い行いさえも 合法的ならOKさ! 進化した人達が 平然と言うんだよ


でも 考えてもごらん  白を黒とも強弁(詭弁)する姿  人を多く殺めて


英雄になる 争いに似てる


僕は思うんだが   贅沢はきっと人を狂わせて 傲慢にする  上から下まで 


もれなく



気の毒に 「そうか! こうすりゃ良いんだ!」 子供達は 手を打って学習したよ


2016-05-19




         I'll be watching you-



人の身には同生同名(天)と申す、二のつかひ(ふたりの使い)を、天生(うま)るる時より


(両肩に)つけさせ給いて、 影の身に・したがふ(随う)がごとく  


須臾(しゅゆ)(ひととき)も・はなれず、


大罪・小罪・大功徳・小功徳すこしも・おとさず(漏らさず)・  かはる・かはる(代わる代わる)


天にのぼ(上)って申し候


華厳、並びに法華・経典を出自として同生同名御書にいわく



これってちょーたのしい   独りぼっちじゃないって事じゃん  生まれつき


もっともさ   言いつけっぺらしいけどね   このふたり


もし わたしが悪い事したら  あっ ちょっと待って! 賄賂で買収  なんてね  


人間じゃあるまいしね!


だからかね    幸せに終わる人  悪い人  パンピーと天才  がいるのは


昔さ   おばあちゃん達が    お便所そうじをする子は    


綺麗になるんだよって   子供達を説得したそうな


じゃあ おばあちゃんは しなかったの?    


いや そうじゃなくって   こう言う事ね   人の厭がる仕事   


汚れ仕事にたずさわる人達の 未来のすがた?


するってーとこう言う事かな   命は 書き換えできない


記憶メディアのようなもの?   


自分は事実を知っているから  原因いこーる結果って事?


誰も見てないし 知らないから平気  てな事には ならないって事かな  


けど 自分さえ騙せるひと  いるみたいだけどね


うーん これは深いぞ そう そう だから言いつけっぺが いるんだ   


いーなーこーゆーの大好き 希望のもてる事は好き


だって  努力が報われるとは限らないなんて   言うより   


努力と 経験は 必ず生きる!  って 言ってあげたいものね

          

                          2011-09-05


                          reincarnation -



たとえば  小島の主が   重き荷を負う 行商の婦人を見ては  


我が身を上位 と我見するを増上慢という


では いずれが上位かと問われれば   多くの 衆生が差異などない 


と言いながら  まず婦人を侮る


人の真価は 心の奥底と その言行によって顕れ

 

一々を余人は知らず 如何にしてか 因を以て 果を織りなす


「生まれを問う事なかれ 行いを問え」とは万般に亘る人のみち


25-02-24sun  



                     

                    吝嗇(りんしょく)-



やりたくないのであれば   僕がやるからいいよ   そこで骨惜しみをして  


楽をして  得をしたと思っていればいいさ


冷たいだろ  それが僕の  基本姿勢  


僕は   人のために やらなければならない事が  沢山あるものだから   


怒り狂った相手なんて 構っちゃいられない


僕の生き方を 見ていてごらん  


誰でも  疲れる事や  苦しいこと  大変なことは譲りたい  


けど      それは 僕の 堕落


僕の敵は  自分のこころ  だから すぐには従わない   


もの惜しむ性根を隠すため  自分さえだます人が  むかし こう言ったもんだ  



私は 自分に 正直に生きたいから って       なので


正直に生きるのと   本能で生きるのとは ちがうよ    そう言ってあげた



この世では  正体を暴かれると  多くがそうなるように   


思い直す事もなく  彼女も  生涯  僕を憎み  境涯を落とした


                               28-05-21



         

                   セピア色の花-



少女の心を取り戻している時  陽の光が 君を包んでいた


花を紡ぐ時のように その輝くばかりの美しさに 


僕が目を細めた事を   君は知らない



宝石も磨き続けなければ いつしか くすんでしまうように 


心もおなじ


けれど 時を経る毎に 輝きを増すのも心


君を くすませる そぐわない全てを 


君は きっと怒るけれども 僕は否定する


僕が見ている 少女のような君の姿を  君自身は 花のように


何も気づかず  何も知らない

                     25-01-25fri pm10:15




                   Don't Get Me Wrong-



黒くなりたい 白くなりたい 男になりたい 女になりたい にんげんになりたい

  

何が いけないの  彼らが 何をしたの  だれかに 迷惑をかけたの  


ちがうよ 彼らは 自分を傷だらけにして 後世に続く 轍を創っていっただけだ



もし 彼らが 罪を犯したとしたら  それは  君たちが 


偏見という剣で 追い詰めたからさ

             

知らないんだね  例えば 君が 攻め取った国の民を奴隷にしても  つぎには   

                

君が 奴隷の子に生まれる という可能性を 今の 君の苦しみが その証だよ


たとえば 意味の無い と思うものを 探す旅は  自分のところへ辿り着く

                    

なにもかも 意味があると 知ったら   歓喜せずにはいられない

               

でも  僕なんか フツーに人間 嫌いでさ  おかげでね   さっぱりだよ  


             

          

                   Mothers Daughter-



アウトローが俺の生き方だぜ  想いを寄せる そんな彼に続いて  


君も危険な行為をして  悲しむ僕と 目が合った


君は  母になる身だから  本来ならば  善と悪の境界を知っているから  


照れるように僕を見たね  そうだよ


炎に巻かれていく 君の姿を哀しんだんだ


反発 暴力 抵抗 破壊 搾取 欺瞞 それらの対局の行為に 母性は憧れを抱き  


そうして  身を滅ぼす


時には  愛するものとともに  堕ちる事を選択するから 厄介なんだ


出会いの全てが 運命の岐路 だから御用心   負の連鎖っていうけれど  


きみが それを止められるんだ   ただし 


地獄の門前で ケルベロスが君を 見逃してくれる程の 


母性が必要 なんだけれども





きずな 絆


もの見えぬ我が子に、毛を抜かれ、すねを蹴られ


それでも父は幼子を忘れず、愛おしむ、ただ慈父のゆえなり


哀れなるかな、我が骨を溶かし身を作り、血肉を分けて子を宿す


五体を流れる血を乳に変え、痛みに耐える


我が子 長じては、日が昇り暮れるまで、その身を案じ時を失う


子は知らず・唯、ただ悲母の由縁なり


賢明な人は 賢明な母より生ずる


       賢明ならんとする者は    賢明な人より継承する


 過たぬ継承は 賢明な母を生ずる


                        





2011-04-23


何故 そんなに人が憎めるのか 僕には分からない


何故 動物達を 食べても良いと思うのか 僕には分からない



何故 自分の神が 正しいと思うのか 僕には分からない


何故 自分にとっての快楽だけが 正義だと思うのか


僕には 分からない


その言葉や 行いで その他が哀しむ事  喜ぶ事の違いが 


君に分からない事が、 僕には分からない




もしも君が 命を虐待して 快楽を得る対象に 君が生まれ変わったのなら、


振り上げた矛先に、哀しむ瞳を向けた子供のような 君がいる

 

それが 狂った今の君には分からない






            -めぐり会う光輪-


連れ添う伴侶は 険しき道行く 荷車の両輪

              僅かにも 径が異なれば 堂々を巡り

              

小径に合わせれば 鈍足の上に 負荷を重ねる

                 生涯の伴侶に出会う時


ある者は その周囲に光り輝くオーラを見る

                  天地が祝福しているからだ


如何なる苦海に 落とし込もうとも

             これを打ち壊す事は 容易にはできないよ





2011-04-11


生きている ただそれだけで


   誰もが 悪くないのに、  誰もが 傷つけ合う


立ち止まってしまえば、  ぶつかり合った 

       あの人の 泣いている心は みえない


あの人の 背を追って、 肩をたたいてみよう


   振り払われたって  君の煌めきが増すだけだよ


     一緒に 歩こうよ  荷物をささえてあげる


   勇気があるのなら そうするだけで  世界は変るはずなんだ













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