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ミスト

最近、ずっと霧が発生しています。朝から真っ白でそのまま晴れず、曇りのまま、夕方また、霧が発生という天気を繰り返しています。

先日の満月の夜も霧で、月はよく見えなかったけど、その霧のおかげでいつもの風景が幻想的な美しさに変わりました。


私は晴れている天気よりも、雨とか風、こうした霧の日が好きです。


スティーブン・キングの話になりますが、彼の原作映画「ミスト」を思い出しました。

ある小さな町で、ものすごい霧が発生します。その霧の中には化け物が潜んでいて、人間が半分、食べられてしまったりと人々の恐怖をあおります。

スーパーマーケットにはいり、その濃霧に囲まれてしまった主人公。その閉鎖的な店内で、人々の狂気的な世界をも体験。(こっちの方が怖い)

この映画の結末は、「ええッ」と声を上げてしまったほど悲惨なもの。


家に帰って、うちの本棚を探るとありました、この原作本。それほど長い作品ではなかったのですぐに読んでしまいました。原作と映画が全く違う結末になっていると知りました。


映画の監督は、「絶望」を表現したかったそうです。スティーブン・キングは、「希望」です。


それを知って、この監督はすごいなと思いました。本当に絶望があらわされていました。得体のしれない化け物よりも、人間の方がよほど怖い、冷たい、自分勝手だと。


連日の霧で(視界が悪いほどのすごい霧ではありません)このミストを思い出しました。

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