日本語を聞かれて(HとItch)
一緒に仕事をしているカナダ人の若い男の子が、突然、私に聞いてきました。
「エッチって日本語でなんて言う?」(そう私には聞こえた)
私は答えました。「エッチは日本語だよ。変態をローマ字にしてHentaiのかしら文字のこと」(私はこういう役に立たないようなことを知っている)
その男の子はきょとんとして、また同じことを尋ねてきました。
「エッチってなんていう?」
「エッチでしょ、だから、日本語で・・・・・」
私はここで、今現在若者たちが言っているエッチという意味を知りたいのか(普通そうだろう)と思いました。
今度は、彼ははっきり言いました。
「itchだよ」
「ああ、なんだイッチか(つまらん)、かゆいっていうの」
と教えました。
すると彼はさっそくそれを使い始めます。
「私の顔はかゆい」と。
それを聞いた私たち日本人、顔を見合わせました。なんか変だと。
英語だとMy face is itch.となるから、私の顔はかゆいと直訳するけど、私たちは誰もいいませんよね。
「かゆい」は本人しか感じないことだし、あなたの顔はかゆいとはいわないけど、あなたの顔はかゆいみたいだとはいえるかな。
顔がかゆいって言えばいいよと言いましたが。
この後、エッチで別の話になりました。
バンクーバーに、韓国系の店があり、「Hマート」と言います。
最初、日本語のガイドマップで見た時、「なんだ、この店は」と思ったのは私だけではないと思います。
「エイチマート」であって、決して「エッチマート」ではありません。
ここは韓国系のスーパーマーケットで、よくクリームパンを買いました。日本のクリームパンよりも甘味が少ないけど、ものすごくたっぷりとカスタードクリームが入っています。
キムチも、辛いイカの塩辛も好きです。他、黒豆豆乳もお気に入りの店です。




