表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/100

日本人というと・・・何を連想するか

 娘がまだ、小学校2年生の頃、私に打ち明けてきたことがある。


「校庭で遊んでいたら、男の子がいやなことを言ったの」


息子もそこにいて、ちょっと緊張の瞬間だった。一体なんて言われたんだろう・・・。


子供が子供を傷つける言葉って、いろいろある。無神経にも口走ってしまう言葉とか。


娘は続けた。


「ジャパニーズ?って聞くから、イエスと答えたら、大声でスシと叫ばれた」


思わず吹き出すところだった。息子も目が笑っている。だめだ、笑ったら。


娘は傷ついているのだ。しかし、やはり笑ってしまった。


「いいじゃん、すしって言われたってさ。 その子、日本人って他に浮かばなかったんだね」


「でも、いい気はしなかった」と娘。まあ、小学校二年生ではこんな反応だろう。


この辺りの小中高校では、ランチの注文メニューの中に、お寿司が入っているところがある。カリフォルニアロールがほとんどだが。それだけ、カナダ人でもお寿司を食べているのだ。


その子、もし、娘が中国人だと答えたら、「チャ―メンとかフライドライス」って叫ぶのだろうか。

もしも、韓国人だったら?「チャプチェ?」興味あるぞ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ