チャイニーズ・ニューイヤー
今日、10日が旧正月です。
中国や、台湾、韓国も旧正月を祝います。
だいたい、日本もでしょ?と聞かれます。カナダ人には日本も旧正月を当然のごとく祝っていると思っている人が多いですね。
すれ違いざまに「A Happy new year」と言われることも。
台湾人の知り合いが昨日、旧正月を祝うために特別なお餅をごちそうしてくれました。
餅にブラウンシュガーが入っているもの、それを必ず食べないといけないと言われているらしいです。
彼女はそのお餅を自分で作る時間がなくて、店で買ってきたお餅に手を加えていました。
大きめなカップに入った茶色の餅を一口大に切り、てんぷらの衣をつけて、油で揚げていました。
ほんのり甘くて、おいしかったです。熱くて上あごをやけどしてしまいましたが。
彼女の家では、そのてんぷらに溶かしたチョコレートをかけたり、バナナと一緒に食べたりとデザートとして食べるそうです。他の家では、電子レンジで温めて、やわらかくした状態でそのまま食べたりするとも言ってました。
そのお餅を食べると一年間、スムーズに事が運ぶとか幸せに暮らせるとかの意味があるそうです。
日本でも縁起をかついで、黒豆とか数の子などを食べるのと同じです。
旧正月の前夜に家族がそろって食事をするのが普通なのだそう。
今日は、チャイナタウンで獅子舞があるとのことなので、大勢の人ごみが予想されます。
カナダ人もチャイニーズ・ニューイヤーだからと、楽しみにしている様子。
本当にカナダは多民族で、みんながお互いの国のお祭りを楽しんじゃうといういいところがあります。
チャイナタウンのレストランに婿にいった日本人から聞いた話ですが、獅子舞はレストランからのご祝儀次第で、その店の前で長い時間、踊るのだそうです。ご祝儀が少ないとみんなにわかってしまうから払うほうも大変だとつぶやいていました。
それに、レストランの入り口にぶら下げておくため、知る人ぞ、盗っていくこともありそう。
そんなわけで、その婿はご祝儀を盗られないように見張り役も努めなければならないとか。




